ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

倉敷てくてくさんぽ7

2021年02月24日 | てくてくさんぽ・取材紀行
倉敷川沿いを戻り、美観地区の北寄りから倉敷中央通りへ。阿知南交差点を入ると、旧街道沿いに商家の町家が続いてます。1796(寛政8)年築の大橋家住宅は、倉敷の代表的な町家建築。江戸時代に塩田や新田開発と金融業で財を成した大橋家は、倉敷では大原家と並ぶ豪商でした。大橋家住宅は主屋・長屋門・米蔵・内蔵の4棟からなり、倉敷窓や倉敷格子など当地独特の建築様式も見られます。通りに面した長屋門を抜け、庭の奥に主屋が。長屋門寄りの大座敷ほか、奥の新座敷は内蔵に繋がってました

たい焼き屋とカジュアル衣料の店など、一般の商店の向かいは、日用品を扱う商家の店舗。昔からの生活感が漂います。木枠に木の格子の「倉敷窓」や、漆喰の虫籠窓も。小河原呉服店の、奥行きある商家建築に沿って歩くと、倉敷用水の手前に、倉敷一番街のアーチがかかってます。幅はわずか3mほど、かつてはアーケードの飲食店街で、路地に入ると、ビルが丸ごとスナックの建物が。駅に近い飲み屋街。一番街はかつては川西遊廓へ至ってました。

間口の狭い酒場が並ぶ中を進んでいくと、倉敷駅前のロータリーに到着。美観地区からの帰りは、ちょっとディープなさんぽで締めくくりです。

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