道玄坂上に近い「土濱笑店」にて、緋岸桜×タナガの素揚げ。奄美の話題を肴に島テイストに浸って飲むなら、島の方が営むのどかな店のカウンターの隅にて、このコンビが似合う。
大島に与論に喜界島と、島ごとの焼酎があふれんばかりの品書きに、迷いながらの一杯目は桜を冠した銘柄に。ロックになじむ軽やかなキレが、早咲きの桜の清々しさを思わせる。迎える素揚げは川エビらしく、殻と足とヒゲがパリッと軽やか。焼酎を含めばホクホクの身に、じわりまろやかに染みること。箸がのびグラスに手がのび、南方の幸の組み合わせに酔いが深まりゆく。寒い東京をひと時忘れ、早咲きの桜を愛でるがごとくの一期一会。
馴染みの客の席の間を、パタパタと駆け回る小さな看板娘。杯を傾ける合間にちょっかい出され、それが妙に和む。凪の波間に揺られるような、島じかんにゆるり取り込まれたひと時が、都会に身を置いていると愛おしいことといったら。一献一品の小さな酒宴、てげてげ(適当に)天下泰平なり。
大島に与論に喜界島と、島ごとの焼酎があふれんばかりの品書きに、迷いながらの一杯目は桜を冠した銘柄に。ロックになじむ軽やかなキレが、早咲きの桜の清々しさを思わせる。迎える素揚げは川エビらしく、殻と足とヒゲがパリッと軽やか。焼酎を含めばホクホクの身に、じわりまろやかに染みること。箸がのびグラスに手がのび、南方の幸の組み合わせに酔いが深まりゆく。寒い東京をひと時忘れ、早咲きの桜を愛でるがごとくの一期一会。
馴染みの客の席の間を、パタパタと駆け回る小さな看板娘。杯を傾ける合間にちょっかい出され、それが妙に和む。凪の波間に揺られるような、島じかんにゆるり取り込まれたひと時が、都会に身を置いていると愛おしいことといったら。一献一品の小さな酒宴、てげてげ(適当に)天下泰平なり。
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