広島の宿は、3度目となるヴィアイン広島。駅構内で窓からはトレインビュー、朝は列車の通過音で目覚めるほど。宿泊費に込みの朝食は、駅ビル内の居酒屋「駅膳」にて焼きサバ定食をチョイス。
今日はローカルな広島さんぽから、行ってみましょう。
今日はローカルな広島さんぽから、行ってみましょう。
松江道の各インターには必ずと言っていいほど道の駅があり、「道の駅たかの」もそのひとつ。庄原市の北端、島根県境の高野町にあり、庄原産の農産品を手ごろな価格で販売しており、買い出しドライブの客も多い道の駅である。建物に隣接して目に入る巨大な倉庫は「ゆきむろ」で、冬季に建屋の半分ほどのスペースに雪を詰めておき、お酒やリンゴなど農産品を保管する冷蔵庫として使うという、エコな取り組みをしている。
売り場はとにかく、県内一の生産量とされる野菜が豊富で、高野ダイコン、トマト、シイタケなどのほかほうれん草に菜の花など、季節にあった品のオンパレード。高野町は標高550メートルほど、青森や信州に近い冷涼な気候のため産品も似ており、高野リンゴはシードルにも加工されている。農産加工品はほか塩蔵ワラビなどの山菜、おばあちゃんつけものなど、手作り感が味はもちろん、安全安心につながるようだ。
農産品の中でも、地元産の米も品質が高いことで知られる。高野米は水の良さ、昼夜の寒暖差、冷涼な空気といった環境で栽培された、販売所でも人気の品。さらに堆肥に竹粉を使ったブランド米「さとやまのゆめ」は、大阪府民のいっちゃんうまい米コンテストで1位となった、こちらも評判が高い品だ。生産量が少なく販売先も限られており、見かけたらラッキーとも。
ではお待ちかねの昼食、くだんの銘柄牛でいってみましょう。