広島での最終ミッションは、広電の車庫の訪問。さながら路面電車博物館で、全国で走っていた車両が未だ現役なのはすごい。嵐山や鞍馬などの愛称がつく京都市電、ピンク色の西鉄の連接車、車体が社内最古といわれる神戸市電などなど。こりゃ男子はたまらない眺めである。
広電には「被爆電車」という、原爆を受けた車両が二両、現役で運行している。651型は市役所前、652型は宇品で被爆し、652は8月末には運行を再開している。車内は壁も床も木造なのも、懐かしいたたずまいである。電車以外にも、車庫裏の赤レンガの発電所と変電所も被爆。社員も176名が亡くなっており、車庫入口右手に慰霊碑がある。
本社ビル前に被爆敷石の碑があり、被爆した相生橋の花崗岩の敷石188枚に、平和を願う婦人像を彫ったもののひとつ。線路を模したオブジェに、菩薩のような婦人像が刻まれた石がはめ込まれ、前を通る電車の運行を見つめている。
広電には「被爆電車」という、原爆を受けた車両が二両、現役で運行している。651型は市役所前、652型は宇品で被爆し、652は8月末には運行を再開している。車内は壁も床も木造なのも、懐かしいたたずまいである。電車以外にも、車庫裏の赤レンガの発電所と変電所も被爆。社員も176名が亡くなっており、車庫入口右手に慰霊碑がある。
本社ビル前に被爆敷石の碑があり、被爆した相生橋の花崗岩の敷石188枚に、平和を願う婦人像を彫ったもののひとつ。線路を模したオブジェに、菩薩のような婦人像が刻まれた石がはめ込まれ、前を通る電車の運行を見つめている。