ウマさ特盛り!まぜまぜごはん~おいしい日本 食紀行~

ライター&編集者&散歩の案内人・上村一真(カミムラカズマ)がいざなう、食をテーマに旅をする「食紀行」を綴るブログです。

熱海てくてくさんぽ3

2013年12月07日 | てくてくさんぽ・取材紀行
いったん熱海梅園まで登ってしまえば、サンビーチまでは下りっぱなし。来宮駅までは、海に向かって落ちていくような気分いいジョグでスタートした。

西寄りの斜面に沿った水口町や清水町は、史跡や邸宅が点在する閑静なエリア。双柿舎や坪内逍遥の墓がある海蔵寺あたりは、竹垣や石垣の小道が続いている。赤いトタン屋根の木造の建物が目立ち、どこか信州の宿場町を思わせるような。

また市街には初川や糸川などの小川が流れていて、紅葉が愛でられたり遊歩道が整備されたりと、水路の町の一面も見られる。小川に面したベーカリーカフェやテラスレストランほか、検番の前は水路上の舞台で「熱海おどり」の演舞もされるそう。

斜面のせいで早足で歩け、サンビーチまでは1時間かからず到着。6200歩はまだ歩き足りず、もう少し市街を攻めるか?

熱海てくてくさんぽ2

2013年12月07日 | てくてくさんぽ・取材紀行
熱海屈指の紅葉の名所・熱海梅園。梅まつりならぬモミジまつりで賑わっていた。燃えるような山腹は、初めて来たが普通に素敵なモミジ園に思える。

花も葉もない梅の木のバックに盛りの紅葉、と思いきや、もう小さなピンクのつぼみが結ばれている。まだ師走入りしたばかりなのに、すでに2014年が動き出しているかのようだ。

熱海てくてくさんぽ1

2013年12月07日 | てくてくさんぽ・取材紀行
箱根ほどのロングトレイルはないが、熱海も歩き手のある街。今日は1日、街中をぐるりと歩きまくる。

先に最高所まで登って海へと下る作戦にして、目指すは熱海梅園。熱海は海側の旅館街や繁華街しか歩いたことなかったが、斜面の市街に迷い込むと坂の街、路地の街風情が結構ある。尾道に匹敵する情緒があり、登りなのに気分よく歩けた。

登りのご褒美、お約束の俯瞰は温泉街の向こうに浮かぶ初島。もう少し登るけど、ちょっとここで一息したい眺めだ。

山洋水産のアジかま@熱海

2013年12月07日 | 旅で出会った食メモ
「旅先グルメをリフト撮り」昨夜は熱海銀座商店街の山洋水産にて、アジかまとアジ刺身のダブルリフト。市街にあり地魚も扱う海鮮料理屋で、地元客御用達の小ぢんまりした店だ。

アジかまは名の通り、すり身にアジを混ぜ込んだカマボコ。黄味を帯びたクリーム色をしており、脂の甘みが普通のカマボコより強い。ワサビ漬けをのせるのが静岡流で、酒かすのコクにワサビのピリ辛さが赤身の魚味を引き出す。

アジ刺身は厚めの身で、時期的に脂ののりが強烈。こってり濃厚に甘く、シャクシャクした歯ごたえにプリプリの舌触りも楽しめ、たたき以上にアジの醍醐味を満期できる。

横浜市民が意外に泊まりで来ない熱海。思わぬ魚どころでもあり、これまた再発見の旅だ。