中国の人権活動家、李旺陽氏が不審な死を遂げているのがみつかり、中国政府は自殺と発表しました。
すると次々と人権活動家らが、自分は絶対に自殺しない、と宣言し始めています。
自分が不審な死を遂げたらそれは政府による暗殺だ、というメッセージなんでしょうね。
で、昨日、今度は中国在住のナイジェリア人がタクシーの中国人運転手と喧嘩になって逮捕され、取調べ中に突然死した、と中国警察が発表したからさぁ大変。
中国は近年、アフリカ諸国の天然資源をねらってそれらの国々に札びらを切って友好関係を作り上げ、それがためにアフリカ人の中国在留者が激増していたため、ナイジェリア人の死が不自然だとして、中国在住のアフリカ諸国の人々が広州で大規模なデモを行ったそうです。
在中国ナイジェリア大使館も、死亡したナイジェリア人の検死にナイジェリアの専門家を立ち合わせるよう中国政府に要求しているとか。
さすがの中国政府も、外国人、それも貴重な資源を豊富にかかえたアフリカ人たちのデモとあっては暴力で鎮圧することはできなかったようです。
それにしてもなんだって取調べ中に急死しちゃったんでしょうね。
李旺陽氏の自殺にしてもタイミングが良すぎるというか悪すぎるというか。
なんだか都合がよすぎるように感じます。
現在のところ死因は不明ですが、官憲による暴力を邪推したくなるような装置が調っていますね。
どうか拷問などではなく、心筋梗塞などの突然死であってほしいものだと思います。
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