ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

トーナメント

2018年10月19日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 昨夜はDVDを鑑賞しました。

 大晦日の深夜から元日にかけて行われた新年のカウントダウン・パーティーからの帰り道、車をとばしていた夫婦が森の中の寂しい道で人をはねてしまったことから起こる悲劇を描いた作品で、ソリッド・シチュエーション・スリラーの亜種と言うべきものです。

 タイトルは「トーナメント」

トーナメント [DVD]
アレックス・エッソー,パーラ・ヘイニー=ジャーディン,ウォード・ホートン,ディラン・マクティー,アンドリュー・ローゼンバーグ
アメイジングD.C.



 この映画、じつにテンポが良く、飽きさせません。

 夫婦は当初携帯で救急車を呼ぼうとしますが、圏外のため、自分たちの車で、なぜか被害者を自宅に運びます。

 車中、被害者が死んだと思い込んだ二人は、鹿をはねたことにして、罪から逃れようとします。

 夫婦と同居する妻の妹で、不良少女が帰ってきて、息を吹き返した被害者を侵入者と勘違いして殺害。

 翌日には妹の恋人にして詐欺師がやってきます。
 妹に託した大金を手に入れようというのです。
 しかも轢いたのは、この男の仲間。
 なぜか何もかもを知っています。

 ここから、夫婦、妹、妹の恋人が三つ巴の暗闘を繰り広げる、というお話。

 夫婦愛が大金を前にして金銭欲に負けてしまったり、詐欺師の男がひどいサディストだったり、普通の人に見えた夫婦がとてつもなく残虐になったり、不良少女が恋人には信頼を寄せていながら裏切られたり。

 物語は二転三転します。

 まさしく色と欲がうずまくいやぁな映画です。
 

 少々安っぽい感じがしますが、逆にそれが味だったりします。

 私は十分楽しめました。

 怖くはないですけれど。
 


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