野田どじょう総理、昨日の大阪W選挙での大阪維新の会の大勝利を受けて、大阪都構想について、「具体的な中身について、われわれも検討していかなければいけない」、と発言したそうです。
昨日まで大阪維新の会と対決していたのに、変わり身が早いですねぇ。
飛ぶ鳥落とす勢いの大阪維新の会をみれば、勝ち馬に乗りたくなる気持ちも分かりますが、かつての日本新党とか、二年半前の民主党とか、郵政解散の時の小泉自民党とか、いつの時代にも威勢の良い勢力はあるものです。
しかし、「平家物語」には有名な、
祇園精舎の鐘声諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらわす。
おごれる人も久しからずただ春の世の夢のごとし。
たけき者も遂には滅びぬ。
偏に風の前の塵に同じ 。
という冒頭の文章があります。
本当にそうですねぇ。
平家物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス) | |
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古くはローマ帝国、元、最近では大英帝国を始めとする欧米列強諸国。
みな、栄華は長くはありませんでした。
そうであれば、今ちょっと勢いがあるチンピラのような政治ごっこを楽しんでいる集団の寿命など、高が知れています。
一国の総理がそんなチンピラ集団に秋波を送るなど、あまりにも格好悪いではありませんか。
大阪維新の会が近畿圏を中心に大量の国会議員候補者を立てるくらいのことで、何をびびっているのですか。
堂々と返り打ちにすればよろしい。
ほんとに大丈夫ですか?
どじょう総理!
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