ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

うちの子にかぎって?

2013年12月03日 | 仕事

 定時で仕事を終え、18時前には帰宅して熱いシャワーを浴び、今、軽いつまみで最近お気に入りのウィスキー、アーリータイムズのロックをちびりちびりやっています。

 つまらぬ平日を支えているのは、晩酌しかありません。

 今日はなんだか暇でした。

 勤め人というのは、忙しかろうと暇だろうと決まった時間は職場にいなければなりません。
 あまりにも当たり前ですが、これがけっこうしんどいのですよねぇ。
 特に暇な日は。

 忙しければあっという間に一日が終わりますが、暇な日はなかなか時間が過ぎてくれません。
 勢い、休暇を取りたい気持ちになるのです。

 パパの肩 会社で既に コリがとれ

 と言うサラリーマン川柳がありました。
 
 元々の意味は家庭で居場所が無いお父さんの嘆きなのでしょうが、事実上家庭を持ったとは言えず、それぞれ勝手に生き、互いに干渉し合わない、単なる同居人と暮らしている私には、暇な日のほのぼのした川柳に感じられます。

 今日がそんな感じでした。
 職場で休んでいた、と言うのが実感です。

 一般的な夫婦とは言い難い私と同居人は、浮気しようが何しようが、互いに嫉妬もしません。
 どうぞご自由に、と言う感じです。

 少なくとも私はそうです。

 たかが夫や妻が浮気したくらいで関係性がぐらつくようでは、真なる信頼関係を築けていない証拠のように思います。

 人間なんて、きっかけさえあればそのくらいのことは平気で行うように出来ているはずで、それをとやかく言うのは馬鹿げています。

 ただ、ある初老の二枚目俳優は、「妻が浮気したら妻を殺す」と物騒なことを言って、不思議なことに世の女性たちから支持されていました。

 嫉妬も恋情を現す形の1つだとすれば、私はそもそも同居人に恋情を感じていないはずですが、実はそうでもないのです。
 
 惚れた異性だからと言って、人間普遍の心情を持たないはずがない、と冷静に思っているだけです。

 うちの子に限ってとか、うちの親に限って、とかいう物言いが間違いであるごとく、うちの連れ合いに限って、と言う物言いもまた、嘘なのだと、冷酷な私は思ってしまいます。

 親だろうが子だろうが兄弟だろうが配偶者だろうが、所詮は人間。

 馬鹿なことをするものです。

 その冷厳な事実を認めた上でなければ、信頼関係など築けないはずだと、思うのです。

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