パキスタンで6人の男が1人の女を集団レイプした事件で、1人のみ終身刑、残り5人は無罪との判決が出ました。
新聞を読むと、私たち日本人には理解不能な事態が出来していたことがわかります。
その女を集団レイプすることを決めたのは、村議会。
実行犯は議会の命令に従ったとのこと。
レイプ後、女は裸で村を歩かされたそうです。
その理由は、彼女の弟が敵対する部族の女と恋仲になったからだとか。
目には目を、というイスラム教の教えでしょうか。
それにしても村民の利益を守るべき村議会が村民の女を辱めるなんて、ありえない話です。
男女差別とかいう以前の問題です。
文化や歴史が違えば価値観も違い、価値観の多様性を認めようというのは、人類が到達した叡智ですが、価値観の違いで許してはいけない行為もあると思います。
名誉殺人とか、今回のレイプ事件がそれにあたるでしょう。
そういえば数年前、インドでカーストが違う少女を誘惑したとかで、少年が殺害されるという事件が起きました。
そういう世界に住んでいれば当然なのかもしれませんが、何も殺すことはありますまい。
私たちの世界はまだ闇の中に在るようです。
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