今日は少し涼しいようです。
これなら職場に冷房は入らないでしょう。
じつはこの2~3日、冷房が効いて難儀しています。
冷房が入っていると、くしゃみが止まらなくなり、たまらず常備している鼻炎カプセルを飲むのですが、今度は眠くてたまらなくなるのです。
冷房していないときは、長袖のシャツだけで勤務していますが、冷房が入るとジャケットを羽織らずにはいられません。
しかし世の中には暑がりの人も多く、冷房を入れても半袖で平気な人も少なくありません。
うまくいかないものですねぇ。
東日本大震災直後の夏は節電とかでほとんど冷房が入らず、しかもその時、私は今より体重が20キロ以上重かったので、ひどい暑がりでした。
あの夏は難儀しました。
すぐに冷房を入れてくれるようになると、今度は激ヤセして寒がりになっているとは皮肉なものです。
わが国の建築は、概ね夏を快適に過ごせるように作られていますね。
それだけ高温多湿のわが国の夏が過酷だということでしょうが、今はエアコンが普及して、建物に入れば寒いくらいです。
私も真夏、家ではずうっと冷房をかけています。
夜も一晩中。
思えば子供の頃は自室にエアコンがなくて、寝苦しい夜を過ごしました。
短夜(みじかよ)や おもひがけなき 夢の告
与謝蕪村の夏の句です。
どんな夢を見たのでしょうね。
良い驚きだったら良いのですが。
私はうつ状態に苦しんでいたころ、よく悪夢を見ました。
毛虫やミミズで一杯のプールで溺れたり、蛇に絡みつかれたりする極めてグロテスクな夢です。
金縛りのような状態で大きな声でうなされ、よく同居人に起こされたものです。
ために眠るのが怖くなってしまいました。
うつ状態では不眠に陥る人が多いですが、過眠になる人もおり、私は過眠でした。
酷い時には1日に20時間以上眠っていましたっけ。
脳が休息を求めていたのでしょうが、悪夢ばかりであまり休まりませんでした。
それも今は昔で、すっかり治まりました。
真夏の夢を楽しみたいものです。