ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

歩いて飲んでしゃべって

2015年05月05日 | 散歩・旅行

 昨日、京都から帰ってきました。
 5月2日の午前10時25分、新幹線の京都駅に降り立つと、従兄夫婦と、博多で1人暮らしをしている伯母が出迎えてくれました。
 伯母は数日早く京都入りしたのです。
 ホームまで迎えに来てくれるとはありがたいことです。

 京都駅近くに停めてある従兄のアコード・ハイブリッドに乗り込むと、一路大原三千院を目指しました。

 ゴールデン・ウィークで混雑する洛中は避け、三千院に向かうという粋な計らいです。
 たしかにそれほど人は多くありませんでした。

 三千院では中庭を眺めながらお抹茶と羊羹をいただきました。




 結構歩いたので、良い休憩になりました。

 とくに伯母は80歳ですので、いくら健脚とは言ってもきつかろうと思いましたので。

 三千院近くの蕎麦屋でとろろ飯とつめたい蕎麦のセットを食しました。
 普段セットなんて食わないのですが、腹が減ったようです。

 その後従兄のマンションに向かいました。
 従兄のマンションはバリバリの新築で、しかもエントランスが広く、豪勢でしたねぇ。
 寺田屋のすぐ近くということで、幕末ファンの観光客が引きもきらず、そう広くない道が混雑していました。

 マンションで一服し、疲れを癒してから近所の城南宮と御香宮という神社に向かいました。
 京都には何度も行っていますが、この二つの神社はその存在すら知りませんでしたねぇ。
 行ってみたらたいそう立派な神社で、城南宮では毎年4月の終りに優雅な曲水の宴を行うそうです。


 
 宴がもう一週間遅ければ見られたものを。

 城南宮は曲水の宴で有名で、御香宮は名水が湧き出ることで有名だそうで、多くの人がペットボトル片手に水を汲みに来ていました。



 私も飲んでみましたが、名水かどうかは分かりません。

 夜は近所にある町家を改築した店で懐石です。
 しこたま酒を飲み、マンションに帰ってからも日本酒を飲みなおし、ずいぶん酔いましたが、翌朝まったく残っていなかったところをみると、良い酒だったんでしょうねぇ。

 翌日はドライブがてら奈良に向かいました。
 私が唐招提寺に行ったことがない、と話したからでしょうねぇ。

 唐招提寺・薬師寺・法隆寺と、京都ではありえないくらい広い寺を歩き回り、疲労しましたが、伯母は元気に歩き回っていました。

 その日の夜は大衆的なたたずまいの割烹でしたが、ここは抜群に料理が旨かったですねぇ。

 岩牡蠣、ホタルイカの天婦羅、刺身、野菜、どれも旨くて、わけても最後に食った鯖寿司は、今まで食ったどんな鯖寿司よりも美味しくいただけました。
 まるで違う料理みたいです。


 で、その日の夜も痛飲。

 昨日は滋賀県で信楽焼きの市を開いているというので、出かけました。

 これでもか、というほど3メートルはあろうかという巨大なものから、豆粒みたいに小さなものまで、タヌキの置き物が売っており、果たして蕎麦屋以外に誰が買うんだろうと不思議でした。

 私はなぜか青いフクロウが一目で気に入り、1,600円で購入。



 家についてからもフクロウをなで続け、同居人から気味悪がられたりしています。

 信楽から京都駅に向かい、15時29分の新幹線で帰宅の途につきました。

 よく歩き、飲み、しゃべった、楽しい3日を過ごせたこと、従兄夫婦と伯母に深く感謝しています。


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