嘆きの週頭を終えて、自宅で芋焼酎のロックをちびちびやっています。
よくも毎週毎週、嘆きの月曜日を乗り越え、週中の水曜日を超えて、金曜日まで5日間も働いているものです。
これほどつまらないことが世の中にありましょうや。
しかしお金をもらうということは、面倒くさいことやつまらないことをなすからできること。
楽しいことをやってお金をもらえるはずもありません。
そう考えると、つちまらぬ事の繰り返しに耐えることこそが、生活を成り立たせる道だと言えるでしょう。
人が生きる以上、面白おかしく生きたいと思うのが本性だと思いますが、大人になって生活の糧を得るとなると、途端につまらぬことに耐えなければならないとは、世の中というもの、おそろしくつまらぬように出来ています。
それを嘆いてみたところで、意味はありますまい。
私はただ、40代半ばに達しながら、密かな野望を忘れずに、日々のつまらぬ仕事に耐えるほかありますまい。
今日はアイスランドの独立記念日だそうですね。
歴史は驚くほど浅く、長くデンマーク領だったところ、デンマークがナチス・ドイツに占領されたのを機に米英両軍がアイスランドに駐留。
第二次大戦中の1944年6月17日に独立したそうです。
独立戦争を戦ったわけでもなく、一種のタナボタみたいなものですねぇ。
アイスランドは世界一汚職が少ないクリーンなイメージで売っており、北欧の中では金融に頼った経済運営を行っていることから、金融危機などが発生するとかなりダメージを受ける印象がありますが、どういうわけかその都度甦る強靭な国民性を持っているようです。
私たち日本人からは遠く離れた寒い国というイメージしかありませんが、火山が多く、そのために温泉も多いため、国民は温泉好きだそうで、そこはわが国と似ていますね。
ただし、温泉といっても温水プールのように水着を着用して男女一緒に入るんだそうで、そこで体を清めたり、といった風情は無いようです。
世界は飛行機時代の今なお広く、風土や気候、国民性も様々です。
体力と金が有り余っていれば、世界のあらゆる所に出かけて行って、見聞を広めたいと思いますが、日々の暮らしに汲々としている今の私には、夢のまた夢です。
完全引退したならば、豪華客船で世界一周の旅にでも出たいものです。