来週の日曜日は都議選の投票が予定されていますね。
千葉県民の私には対岸の火事ですが、そのすぐ後に予定されている参議院議員選挙の行方を占う重要な選挙です。
自民党は何が何でも第一党の座を民主党から奪還し、勢いをもって参議院議員選挙に臨みたいでしょうし、劣勢隠しようもない民主党も、善戦して参議院議員選挙につなげたいでしょう。
そこにみんなの党やら維新の会やらが絡んで、誠に面白いことになっています。
第一次安倍政権が倒れるきっかけになったのが参議院議員選挙での敗北にあるため、安倍総理は参議院議員選挙を親の仇と呼び、必勝を期す覚悟のようです。
果たしてどうなりますことやら。
当初安倍総理は憲法改正、わけても改正手続きを緩和するため、96条の改正を争点にする構えでしたが、世論調査の結果、96条改正への賛同が思ったほど伸びないことから、専ら経済政策を掲げ、国民所得の増加を訴えるようです。
しかし国民は馬鹿ではありません。
そんな小手先の技で、支持率が延びるはずもありません。
ここは議席を伸ばすことよりも、自らの信念を、真実の言葉で訴えるべきでしょう。
そのほうが人の心を打つし、結果的に勝利への近道になろうかと思います。
近年の総理大臣を見まわして、安倍総理ほど高い志と政治的信念に忠実である人はいなかったように思います。
それがゆえに、現在、自民党は高い支持率を保っているのだろうと思います。
そうであるならば、安倍総理には、堂々と自らの信じる政策を訴え、長期政権を維持して失われた20年を取り戻すとともに、日本国民が限りない誇りをもって愛国心を涵養できるように導いてほしいと思っています。
自国を愛せないような者に、他国を尊重することなどできようはずもありませんから。
ここ10年ばかり、児童ポルノに対する規制は厳しくなるばかり。
ロリコンの皆さまには、さぞかし肩身の狭い思いをしておられるでしょう。
SMにしろ同性愛にしろ、大人同士が合意の基に行うプレイであれば、大抵のことは許されます。
しかし年端のゆかぬ幼女を食い物にするのは許されないことですから、規制強化は当然でしょう。
私が疑問に思っていることは、18歳未満が児童ポルノの対象とされていること。
16歳になれば民法上女性は結婚できるはずだったと記憶しています。
16歳の少女が合意の基に20歳の男と関係を持ったら、20歳の男は逮捕されてしまうというのはなんとなく解せません。
線引きが難しいところですねぇ。
最近、漫画家などが、表現の自由の観点から、児童ポルノの過度な規制に異を唱えているようです。
そこで話題になるのが、「ドラえもん」のしずかちゃんが入浴しているシーンは規制の対象になるのか、ということ。
漫画やアニメなど、実際の幼女や少女が被害にあっているわけではない場合、大目に見るのが大岡裁きというものではないでしょうか。
現実には幼女や少女を快楽のために殺害してしまう残忍な事件が起きており、それに取材したノンフィクションまでもが規制の対象になっては、人間というものが本来的に持つ愚かさや獣性を隠ぺいすることになりかねません。
写真や動画など、明らかに生きている幼女や少女を撮影した児童ポルノは厳しく規制すべきだと思いますが、小説や漫画などには、表現の自由に限界を設けるべきではないと私は考えています。
なぜなら、人間が行うことはすべて、それが犯罪であろうと、残虐な行為であろうと、いやだからこそ、人間の弱さを描くことが使命の一つである、文学や物語の重要なテーマになるであろうと考えるからです。
したがって、私は表現の自由に制限は無いものと確信している次第です。