強欲でありながら大金を稼ぐ術を知らない私は、切ない野望をもって、初めてLOTO7を購入しました。
とりあえず同じ数字で5回分。
5週間は、当たったらどうしようなんて、それこそ涙なしには語れない切ない欲望の対象として楽しむことができます。
しかし、カードなどの暗証番号は普通4桁。
ということは4桁の数字が偶然一致することはまずあり得ないということで、7つの数字を当てるなど、気が遠くなるような確率です。
それでも、当たったら最高で8億円。
その日のうちに退職するでしょうねぇ。
年間一千万円つかっても、80年かかるわけですから、死ぬまでに使い切ることは不可能でしょう。
妻夫木聡と柳葉敏郎が出ているCMを見てLOTO7の存在を知りました。
CMでは、部下の妻夫木聡がLOTO7の話をし、上司の柳葉敏郎が一言、「お前の夢は、金で買えるのか」と厳しい顔で言い放ち、妻夫木聡は憧れの目で柳葉敏郎を見ますが、翌日、宝くじ売り場でせっせとLOTO7のマークシートを塗る柳葉敏郎と目が合い、互いに気まずい思いをする、というコント風のCMです。
世の中にお金が欲しくない人はいないでしょう。
いくらあっても邪魔になることはありませんし。
私もまた強欲で、大金が欲しくて仕方ありません。
そして遊んで暮らすことを切望しながら、22年も涙金を得るために働いてしまいました。
労働は健康に悪いし精神にも悪いし、良いことは何もありません。
それでも、せめて人並み以上の給料がもらえれば多少はやる気も湧きましょうが、22年も働いてこの給料かと、情けなくなります。
そうはいっても、転職すればもっと給料が下がることは間違いありません。
今の仕事にしがみつくしか、生きる術はありません。
定年まで16年と9か月。
気が遠くなるような年月です。
しかも、60歳で定年を迎えても、5年間も年金がもらえないことから、現在の職場に再雇用を希望するか、あるいは定年退職者向けの仕事を探さなければなりません。
ボロボロになるまで働いて、とっとと死ねということでしょうか。
あぁ、奇跡が起きて大金をせしめ、遊び人として暮らしたいものですねぇ。
長寿世界一で、史上最も長生きした男性と認定された木村次郎右衛門(きむら・じろうえもん)さんが12日午前2時8分、老衰のため亡くなられたそうです。
116歳。
あやかりたいですねぇ。
なんでも理想的な環境で生きられれば、人間は120年くらい生きられるんだそうですね。
健康であれば、いくらでも長生きしたいものです。
そうかと思うと、他人を殺害する者、自ら命を絶つ者、色々です。
驚異的な長寿を達成すれば、凡人には見えない地平が見えるのかもしれませんねぇ。