今日は若葉に誘われて、市川市の本八幡周辺のお屋敷街を散歩しました。
ご大層な豪邸ばかりでした。
永井荷風が毎日のように通い、熱燗を一合とお新香、それにカツ丼を必ず食していた、という大黒屋を覗きました。
ただし、揚げ物は好まないので、偶然見つけた九州ラーメンの店でラーメンを食いました。思いがけず美味で、体重増を気にしがら、「ダイエットは明日から」と口ずさみ、替え玉を頼みました。満腹。
その後さらに散歩を続け、住宅街のなかで、一般住宅のリビングを喫茶店にしたと思しき店でコーヒーを飲みました。
写真がそれです。
気持ちよく、11,000歩歩きました。
ゴールデンウィークですね。
私の休みはカレンダーどおりですが、それでも心浮き立ちます。
休みの日に上がる朝日は、平日のそれに倍して輝いて見えます。
今日は、昭和の日。昭和天皇崩御の報に接したのは、大学生のときでした。友人と一緒に、野次馬気分で皇居に記帳に出かけたことを、懐かしく思い出します。寒い日でした。
時代は平成へとうつり、バブルが浮かんで弾け、失われた十年を過ぎて、今は100年に一度の大不況だとか。
それでも、私は毎日ご馳走を食べ、暖かい布団で眠ることができます。これに過ぎる喜びはありません。
職場の兼業農家のおじさんは、ゴールデンウィークは毎年田植えだ、と言っていました。ゴールデンウィークには、そういう意味もあるのですね。いかにも農耕民族らしいです。