颯爽とデビュー、新規購入(ただし中古)稲刈り機の実力やいかん?
ついに刀折れ矢尽きリタイヤとなった20年もののバインダーに代っての登場だ。うーん、運転音からして違うぞ!軽やかで自信満々だぜ。
今日のノルマは、堰沿いの田んぼ4枚。って言っても小さいんだけどな。ただ、そのうち1枚は1/3ほどべたぁっと倒れちまってる。事情があって、堆肥が入り過ぎた田んぼ、てき面だな、登熟とともにお寝んねしちまった。
しかも昨日までの雨だろ、もう辛うじて地面に倒れ伏すのを持ちこたえてるって有様だ。はてさて、非力なバインダーごときで起こしつつ刈れるんだろうか?
難敵は、新加入の機械の具合を見てからな、ってことで、きれいに実った2畝のコシヒカリで試運転だ。
おお、良い良い!これぞ稲刈り機ってもんだぜ。刈り取りもスムーズなら、結束も失敗なし!きれいに束ねられたイネが次々と放り出される心地よさ!ちゃっちゃか刈り進んで、わずか1時間ちょいで杭掛けまで終わった。
刈り倒した後で結束不良を結わく、なんてうんざり労働から解放された。やるなぁ、新戦力!
さて、問題の倒伏地帯だ。倒れるくらいだから、イネも立派、いや立派過ぎるぜ。手で掻き上げてみても、雨の水分もしこたま纏って、いや、重いぜこりゃ!さすがのリニューアル機も喘いでるじゃないか。このまんま続けたら、ギブアップ間違いなし。
そうか、倒れてるイネの横から掬うように刈って行けば、無駄な力が要らないぞ。一定の方向に刈り取りで走り、終わればバックしてまたその隣を刈って行く、面倒でもこれしかないな、いいよ、いいよ、力が足りないんだろ、仕方ないぜ、小型2条刈り機だ。折り合って行こうぜ。
よぉーし、難所を通過できたぞ、って思った瞬間、今度は結束機がダウン。あらら、紐絡まってるじゃないか。何度も行っては戻りで辛かったのかな、がっちがちの雁字搦めに絡まってる。
昼ちょい過ぎには終わるって思ったのにぃぃぃ。噛みつかれた紐と格闘すること30分!完全にきれいに戻せなかったが、ええーい、行くぜ、なんとかしろ、機械自身で。
やっぱ、手入れ済み中古機だなぁ、見切り発車にもよく耐えてくれた。
その後は黒米2枚もなんなく刈り終えて、稲刈り2回戦、ダメージはあったものの、どうにか、終了したぜ。
明日はいよいよファイナル!コシヒカリ1反部だぁぁぁぁ!