ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

台本書けた!テーマはフェイク!

2022-09-11 10:39:58 | 菜の花座
遅れに遅れ、もがきにもがいた11月菜の花座公演の台本、やっとこさ、書けた。と言っても、2本のうちの1本のみ。
かなり苦しませてもらった。
中編2本で1公演、なんて生意気な真似するから、この苦しみだ。まっ、何事も経験だ、挑戦だと割り切って、あと1本を頑張ろう。
中途半端なんだよなぁ、中編って。50分を一応の目安にして書いたけど、あるいは1時間超えたかもしれない。それはいいとして、出演者がわずかに5人、しかも主力がシニア役者ってのはかなりの負担だった。
プロなら出ずっぱり、なんて気にもしないだろうが、素人、それも前期高齢者となるとそういかない。休憩ってわけじゃないが、出番のない時間、クールダウンタイムも作らなけりゃならない。せりふの量だって、配慮が必要だ。
こんな配役、何でしたんだ!老若、取り交ぜて2チームにすれば良かったのに、なんて後悔は無意味なこと、だってさぁ、完成した1本はケアハウスの話しなんだから。
若手を婆さん役に抜擢、なんてことも考えなかったわけじゃないが、それやると、ドタバタ喜劇の味わいが濃くなっちまう。いくら笑いが欲しいって言ったって、それは今回の芝居の本筋から脱線、ついには終点行き止まりになる。やはり、シニア役者で固めるしかなかった。
タイトルは『年寄りに告ぐ』。何を告げるのか?フェイクニュース!どんな?それは見てもらってのお楽しみだ。告げる媒体はスマホ、人生初めてスマホを
もった年寄りがいつの間にか、偽情報にはまって行く、って、ありそうで怖いだろ。
そう、今回公演のテーマはフェイクニュース。

1本は、引っ掛かり絡めとられて行く側の人たちの話し。もう1本は、そんな偽情報を生み出しているヤバイ連中の裏事情だ。つまり、フェイクニュースの裏表、どうだい、如何にも今に相応しいテーマだろ。
フェイクニュース、これ事によると、社会を世界を大きく狂わせかねない重大な課題だと思うぜ。だってそうだろ、ロシア国民の多くが、プーチンのデマ、ネオナチから同胞を救い出す戦いだって信じてるし、アメリカじゃ、共和党支持者のほとんど?が、トランプに煽られて大統領選挙に不正があって、バイデンの当選はインチキだって思い込んでる。これが世界の2大強国の実態なんだから、世界の破滅はフェイクから、って危機感は、みんなもっともっと持たなきゃいけないって思うんだよ。
とは言っても菜の花座、そんな主張を正面切ってぶつけるような野暮はしない。笑いの連打で大いに楽しんでもらう趣向だ。
と、これくらい書いておけば、宣伝には十分だろう。さて、2本目に掛かるとするか。
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