ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

いい苗作るぞ!

2022-09-14 11:41:14 | 畑仕事
なんだって作物は苗次第!いじけた苗から豊作は望めない。
まぁここいら、人間とは違うところだな。幼児期恵まれてたからって、その後の人生、成功するとは限らない。そりゃそうだ、生育期間が長いからな、タマネギや多くの作物の1年勝負とは違うさ、これ当然、これでいい。
中でタマネギは、苗でその後が決まる!ってくらいに苗の仕上がりが大切だ。10月初旬の植え付け時までに、鉛筆の太さになってないとまぁ、良くてピンポン玉かゴルフボール、丸ごとシチュー、の材料にしか育たない。
いや、生育不良のちび苗だと、雪に埋もれている間に消えてしまう。だからさ、苗作りは大事なんだよ。
今年はさぁ、苗床も、害虫でないように、堆肥が土に馴染むように、早い時期から準備したし、種まきも几帳面に一粒一粒、祈りを込めて播いた。
ネコが入り込んでうんち場にしないように防虫ネットも掛けた。
もちろん、天気予報もブレインに引き込んだからさ、雨降りも数日続き、おぉ、いいぞ、きれいに発芽だぜぇ。
タマネギも元気に育ってるんだが、雑草だって負けちゃいない。俺たちの住処に入り込んで来やがって、と、大いにのさばり始めている。

スベリヒユたち、このまんまやりたい放題させたら、タマネギ萎縮するに決まってる。ここは、早目にタマネギ救助と行こう。
いやぁ、細かい仕事だぜぇ!雑草の芽、1本1本抜くんだからな。苗の合い間が狭いから、中に入って作業するってわけにいかないのさ。苗圃場の横から、体乗り出し、腕を伸ばしてむしる。真ん中あたりだとぎりぎり腕の長さ、その時は、片手を苗列の間について、身を乗り出す、まぁ、ほんと厄介な仕事だぜ。
でも、こんな根気大事の作業でも、ええい、やってられっか!って投げ出さなくなったのは、年取ったせいかもしれないな。人生、のんびり行こうぜ!
片側から取り終えて、反対側も済ませ、ふー、まるまる1時間!大したことないか。きれいになった苗床見ると報われるねぇ。
いつまでも防虫ネットじゃ暑苦しいから、取り去って、キラキラテープで動物除けだ。
周囲の草むしられて、タマネギの根も傷んでるだろうから、たっぷり水をやって、除草終了だ。
この先、間引きもさんなねし、草取りも多分あと1、2回は必要だ。天気もずっと晴れ続きってことだから、朝夕は水やりもしてやっかな。
何としても、今年はいい苗育てたいからさ。
コメント
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