ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

晴れたぞ、今日も稲刈りだぁぁぁ!

2022-09-26 20:20:41 | 米つくり
この時期の農作業で難題は、朝霧と朝露!昼間と夜の温度差大きいとたちまち発生なんだよ。刈り取り前の稲穂なんてびっしょりだからね。日が差してこの水滴飛ばしてくれないと稲刈りなんてできない。
さぁて、今朝はどうかなぁぁぁ?
おっ、おぅ!ほとんど露下りてない。明け方曇り空だったことと、風が吹いてくれたお陰だな。助かった!これなら朝から刈り取りに入れるぜ。
問題は稲刈り機=バインダーの調子だな。昨日は後半、結束紐が絡まるトラブルで泣かされたが、最後の最後まで紐を取り除くことなく見切り発車して、どうにか終わらせた。
結束部位、どうなってるんだ?見てみたいけど、怖い!また雁字搦めだったりしたらどうしよう?ともかく動いてたんだ、その調子で行けるとこまで行ってやる。いよいよ結束しなくなったら、その時は田んぼにどっかと腰を下ろして紐ほどきに取っ組もう。
恐る恐る運転開始のバインダー、超低速!かつ、イネ束が吐き出されるたびに機械停止して束が機械に引き込まれないように引き離す。周囲160mの田んぼの一番外側の列を20分も掛けて、慎重に刈り終えた。この間、結束不良は一つもなし。よしっ!この調子で頑張れ。
何としても午前中に刈り終えてしまいたいんだ。借りてる穴あけ機械を午後から使うからと念押しされているんでね。刈り取り作業の途中で杭穴をあけることもできないわけじゃないが、全体見通して適切な場所に杭を並べて立てたい、って、ことで、一心不乱で頑張った。
って言っても、刈るのは機械。さすがに整備済、中古とは言っても安定性は抜群だ。機械扱いの下手な俺でも、かなり速い速度で勝手に刈り取ってくれた。11時30分、刈り取り作業終了、よしっ!
穴あけ作業完了、12時15分、よしっ、よしっ!
珍しくゆったりの昼食後、まずは杭打ち込み、そして、稲束運び、杭掛け。実はこっちの方がはるかに重労働だ。コシヒカリは茎も長いし太いから束もずしりと重い。これを8束一気に担いで田んぼを横断、杭傍に置き、また、散らばる稲束に・・・。今日は結束不良がほとんどなかったので、神さんたちが刈るそばから4束ずつまとめてくれてたので、この山を二つ一組にまとめて担ぎ上げればいい。これはずいぶん楽だ。新規参入のバインダー様のお陰だな。
集め終わって3時半。杭36本分あるから、なんとか5時までには掛けられるだろう。途中冷や冷やの梅ジュースで水分休憩5分。ひたすら頑張って5時10分、すべて掛け終えた。

いやぁ、頑張ったね、ジイサン、バアサン!
残るはヒトメボレ水口と満月モチだけ。いよいよ、終わりが見えて来た!






コメント
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