ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

またまた餅!

2019-02-06 09:22:58 | 食べ物

 間違ってモチ米いっぱい作っちまったから、餅食わにゃいかん。なに、勘違いしたんだか、必要度から言って、うるち米作るべきところを、モチ米作付けしちまったんだ。バカだ。明らかにアホだ。2a弱の田んぼだから、稲杭は10本立って、脱穀して収穫はほぼ90キロ。大きいよ、これ。他にもモチ米作ってるのに、さらに90キロ余分って!その分、うるち米が大幅に不足。家族やら親戚、知人に送ると、自分の食べる分がどうしても足りない。秋から冬場にかけての消費動向から見通すと、夏前まで持つかどうか。だったら、モチ米食うしかないだろ。

 歳末に1回目の餅つき。これは餅つき機の能力目いっぱいついて、お歳暮に配り、残りは自家用正月餅。1月の半ばには早くも食いきって、2度目、米の研ぐ量を間違って2回に分けるほどついちまったんで、大慌ててで訪ねて来た人たちに無理やり押っ付けたり、冷凍保存したりしたが、これもまた食い尽くした。ともかく、ごはんを炊くのは週に2日、残りは餅で食い繋いでるわけだから、減るペースも格段なんだぜ。

 餅中心の食事を始めてみると、これが意外と効率がよい。何より調理時間が節約できるのがいい。そろそろ飯時かな、って感じたら、冷蔵庫から切り餅を取り出して焼けばいい。ガンガン燃え盛ってるストーブの上に置いておくだけで済む。米研ぎも浸漬もはじめぱっばのあとちょろちょろ、あっ、土鍋炊きだから、も要らぬ。食い終わったあとの鍋洗いも不要だ。食べる量を簡単に調節できるのもいい。今日、ちょっとカロリーオーバー?!って思えば、餅の枚数を減らしたり、小さめのものを選んだりすりゃいい。ダイエットにはもってこいかもしれんなぁ。

 ただ、問題もないわけじゃない。ほら、餅ってぎゅっと詰まってるだろ養分が。だから1個でもけっこうカロリー高い。ごはん1杯、餅2個って換算レートかな。で、餅1個を何口で食うか?ってえと、せいぜい5口で食べ終わるのさ。これ、もの足りんだろ。1個で5口、2個で10口、それで食事終了!簡単な分、味気ない。宇宙ステーションでだって、もう少し楽しんでるぞ、食事。

 それと、料理との相性にも辛いものがある。主菜が固形物、例えばハンバーグとか炒め物とか、であればまあ、越えられる違和感だ。が、これがシチューとかカレーのように液状のものだと、うーん、一口スープを掬っちゃ、餅をがぶり、どうもなぁ・・・・あっ、でも、雑煮だったら中にぶち込んでるわけだから、シチューだって突っ込みゃいいんだ!薄く切って焼いたものいれりゃラザニアみたいになんじゃないか、よしっ、今度やってみよう。

 と、いろいろ工夫をし、我慢を重ねつつも、ともかく食うしかないのだ、餅を!と、いうことで、この冬3回目の餅つき。

 もう、貰てくれる人もいないから、自分だけの必要最小量。これでも、たっぷり2週間分はある。やれやれ、なぁんて嘆いちゃいられないぜ。餅頼りの食事、いいじゃないか!簡単にして豊か!言うことないな。

コメント
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