なんなんだよ、台湾有事って?
中国が台湾に武力侵攻する?
それ、軍事の専門家の間じゃ、可能性極レアって評価がもっぱらだし、
仮に台湾に攻めて来たからって、なんで日本があたふたせにゃならんの?
台湾から南西諸島、さらには沖縄って攻め上って来るってか?
それ、もはや、無理ゲーレベルってえか、荒唐無稽のおとぎ話も超えてるよ。
リアルで見ろよ。そんなことして、中国になんのメリットあんの?
中国と日本って、貿易とか経済のやり取りで、緊密な関係にあるんだぜ。
沖縄や南の島々占領したとして、そこをどうするの?
植民してくるの?領土にしてリゾート観光地にしたいってこと?
もしかして、さらに北上、日本本土も完全占領?
妄想、寝言、戯言の部類だぜ。
その前に、台湾を占領し、統治し、さらに侵略を進めるって、めちゃめちゃ高難度だって思わねえか?
領土を破壊し尽くすてのは武力ありゃ超簡単だけど、そこを継続的に支配、統治していくって難しいのさ、最近の紛争ではっきりしてるんじゃないの。
ガザだって、きれいさっぱり更地にするほど爆撃したけど、パレスチナの人たち追い出せないし、そこをイスラエルの思い通りにするなんて、ムリだよなぁ。抵抗運動は、地下に潜って激しくなるに決まってる。
南西諸島、沖縄攻撃で、納得できる動機としちゃ、米軍の基地やミサイルの存在だろうな。これは、中国、喉元匕首!で、めっちゃ嫌だろうから、できれば取り除きたい、とは考えるかもしれん。
ってことは、米軍の基地があるから、攻撃される危険があるってことなんしじゃないの。危ねぇ、危ねぇ!
しかも、もっとヤバイのは、台湾有事勃発したら、先頭切って戦うのは日本?ってお約束になっちまってることだぜ。アメリカは兵器の補充のみ、やれやれ日本、頑張れ日本、武器弾薬はどんどん送るからな、って、そう、ウクライナじゃないか、代理戦争!
なに、意気ってんだよ、そんなに戦争したいのかよ。アメリカの盾になって、戦勲立てたいのかよ。褒めてもらいたいのかよ、アメリカに。
中国相手に全面戦争?そんなの無理に決まってる、軍事力からしても、先端技術からしても、兵力=人口からしても、あり得ないからな。
だからさぁ、冷静に、リアルに考えろってのよ。
中国にきっかけ与えちゃなんねえんだって。刺激して、喧嘩始めちゃダメなんだって。台湾有事の際には、我々も戦う!なんて自民党のジジイたちを黙らさなきゃなんないだって。君子危うきに近寄らず!
それにゃまず、南西諸島の自衛隊基地増強を止めることさ。沖縄の基地を縮小して行くことさ。

出来っこねえ島民の避難計画なんてお絵描きしてないでよ。
「中国が攻めて来る」と煽るのは、米国の武器産業に日本人の血税をドバドバ流すための口実がひとつ。そして、国民のルサンチマンのはけ口として利用するため。
でもこのまま煽っていると、本当に戦争になっちゃいますよ。民意の盛り上がりを抑えきれなくて。そして米国は本当にそれを望んでいるのだと思います。代理戦争は儲かるから。ガタガタなアメリカ経済の救済になるから。本質的にアメポチな自民党、というか日本の自称保守の政治家は、その手先となって日本人を破滅に追いやろうとしています。
世の中、この台湾有事を前提として、動いてるのがとても心配です。防衛予算も南西諸島の自衛隊配備もでたらめな避難計画の策定も。
せっかくトランプが日米安保の見直しを言ってきているのですから、この際、その発言を利用して、対米従属からの離脱を積極的に模索していくべきでしょう。さもないと、徴兵制の復活だってあり得ると思います。まずは、リアル!理性的に物事を判断できる識者を増やすことからですね。明後日の日曜討論、伊勢崎賢治さんが登場します。彼の発言がNHKの電波を通して全国に流れることはとても大切だと思います。