ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

いよいよ明日本番!ミュージカル『泣いた赤おに』

2019-02-02 19:08:15 | 地域文化

 さあさ、明日ですよ、子供たちの会心の歌舞台、見ものです。

 前日の今日は、照明の仕込みと装置の手直し、と意気込んでいたら、ピアノの調律が優先でした。そうか、そうなんだよなぁ、合唱だからなぁ。菜の花座みたいに、バックにカラオケ流して、・・なんてわけにゃいかんよね。ジャンルを超えて交流すると、思いもよらぬ新発見にぶち当たる。他にも、反響板の上げ下げ、なんてのもある。教えられことの多いが、こっちも少しは役たったんじゃないかな。

 装置とか衣装とか。それと、足元マイク・バウンダリーマイク、これなんか、歌はばっちりでも、セリフにゃ声量不足の合唱少年少女にずいぶん役立ったようで嬉しい。どうせなら、歌の時も、聞きにくいパートだったら、マイクでそっと拾ってもいいんじゃない?なんて、考えるのは、演劇外道の世迷言、合唱については、あくまで地声で勝負、これが音楽人の矜持ってもんなんだろう。まっ、個々人の声量の違いが大きいから、一部だけマイク、ってのも難しい話しなんだがね。

 照明についても、菜の花座の担当者がプランを出したものの、第一部合唱との兼ね合いもあって、思うような明かりにはなっていなかった。歌う子たちの顔を明るくはっきり照らしたい、って優しい心が強いからなんだろうな。演劇だと、思い切ってメリハリつけて、主役をライトアップ、その他は薄暗くたってお構いなし、なんて明かりを作りたいところだが、それも合唱団にはなじまぬようだ。特に、少年少女合唱団だからね、詰めかける親や親戚のためにも、はっきりくっきり見せてあげた方がいいんだろう。それはそれでありだな。ただ、どうにも明かりの足らないところについては、急遽ピンスポットで対応することにした。青おにさんとても喜んでたな。

 さて、今日の作業で頑張ったのは、吊りもののバランスとりと、下ろした際の固定方法だった。照明がほぼお任せになったので、その空き時間を利用して、念入りに手直しした。吊りワイヤー4本すべて、テンションを保って、グッと安全性が増したはずだ。固定についても、見栄えよりも使い勝手。下ろしたパネルが動かぬよう、台に固定枠を打ち付けた。

 この舞台を使った稽古があまりできていない子供たち、動きがまだまだぎこちないが、明日最後のゲネプロで、しっかり身に付くことだろう。子供たちのミュージカル、ここまで本格的に作りあげられているのはそうはないはずだ。もちろん、作曲も初演だし。見ものの定期公演、ぜひぜひ、お出かけを!

 2月3日(日)会場13時、開演13時30分。高畠町文化ホールまほらだから。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする