ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

これ見よがし、解禁!

2019-02-01 09:55:29 | ランニング

 雪降って、ランニングはジム専門、ってもうとっくの昔に外ランとはおさばらしてんだけどな。2日に1度はハツカネズミのマシーン走りを欠かさぬよう心掛けてる。そう、この季節、いくら暖冬とは言っても、吹雪だってないわけじゃない。降りしきる雪の中ジムに出かけるのは、ちょっとばっかし決断と勇気が必要だ。雪降りひどいから、明日にするか?とか、土手上の道路ホワイトアウトするんじゃねえか?とか、腰痛いしぃぃぃ、なんて、さぼる理由はいくらでも浮かんでくる。

 だが、ほぼ休まない。週一夜のZUMBAも欠かさない。走り通した後の、体動かした後のすっきり感!がたまらないからだ。ずるけた時の落ち込みがやり切れないからだ。

 ジムで走る時、何を着るか?これは結構問題だ。見栄も外聞もない、健康維持に何の気づかいがいるかい、ってジジイ、あるいはオッサンたち、そんな人らの定番は、黒、紺、グレー。目立たぬウェアでマシーン上を腹突き出して闊歩する。それはそれでいい。目的は、どぉんと張り出した腹をちょっとでもへこませることなんだから。気取ったとろこで意味はない。

 だが待てよ。その他人の視線なんて気にしない、って無頓着と開き直りが減量効果を著しく妨げてんじゃねえか?女性は見られて美しくなる!男だって同じだろう。いや、美しくなりゃしねえだろうが、少なくとも醜くはなくなる。ぶよぶよでぶでぶ、かっこ悪いぃぃぃ、って負い目があるから、トレーニングにだって励めるってもんじゃないのかい。自分を甘やかしちゃだめだぜ。他人のさらには女たちの視線から外されたらお終いだぜ。

 見かけは大事だ。見栄えは大切にしなけりゃ。で、何着て走る?まず派手なもの、人目を惹くもの、ってのが選択の優先事項だ。ショッキングピンクのランシャツに蛍光イエローのランパンなんて恰好も敢えてする。なに、あのジイサン!?なんて顰蹙も気にしない。ひたすら目立つことを心がける。そうすりゃサボれんだろうが。精一杯走るだろうが。ど派手だけど、あのジジイよく走ってるよね、ここまで行くのが狙いだ。

 もう一つ、目立ちたがりのアイテムは、大会記念Tシャツだ。走り終えたフルやハーフの後には、必ずそのシャツを着て登場する。そうだ、見せびらかしさ。どうだ、走り切ったぜぇぇぇ!見てくれよ。って、たわいない、って言うか、はしたないって言うか、恥知らずと言うか。なぁに、そんなもん、誰も見ちゃいねえさ。あるいはちらっと見て、自慢しやがってって舌打ちしてっかもしれない。でも、いいの、いいの!悔しかったら走ってみろよ、ちんたら歩いてないで大会出てみろよ、って挑発なんだから。嫌な奴だねぇ、性格悪いねぇ。

 以前なら、とても恥ずかしくって内心自慢はしたくても、ぐっと身内に閉じ込めちまってところだろうが、ここまで年取るとそんな謙虚の美徳や気兼ねは無用だって気付くようになった。これが歳をとるってことの一つの効用だな。爺臭いとか、分相応の、なんてクソくらえ、って年寄り増えてるだろ。それが元気にシニア!の秘密だぜ。

 で、今、一番のお気に入りTシャツがこれ。

 一昨年の湘南国際マラソンの記念Tシャツだ。無論、デザインがいい。色使いも贅沢だ。表にも裏にも大会名のプリントがあるってのも、これ見よがしには持って来いだ。そして、極めつけは、湘南って地名だ湘南乃風の湘南だぜ。遠いだろ、東京より先だぜ!これまでのところ、通ってるジムでここより遠方の大会Tシャツ来たランナーは見かけていない。どうだい、まいったか?

 って、一人自惚れてたって、誰も気にしちゃいないんだけどな。

コメント
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