ステージおきたま

無農薬百姓33年
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がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

俄かウィスキー党(ただし、安酒)党員この頃。こんな呑み方邪道だろうか?

2019-02-10 10:07:44 | 食べ物

 昨日も買いに出掛けちまったぜ。酒の買い出しは月1度!って決めてたはずなのに、3週間に1回になりついに隔週になっちまった。いかん、いかんぞこれは!一時に飲む量が増えたわけじゃないから、厳密な意味でアル中予備軍ってわけじゃないが、酒のやまやがちょくちょく頭に飛来するてのは、これもある意味アル中かもしれん。いや、ウィスキー中毒か?

 どうなんだろ?酒のみって言ったら、一つの酒をじっくり味わい尽くすてのが本道なんじゃないか?少なくとも、その日一夜は浮気などせず、単品に付き合い通す、段々と変わりゆく飲み心地をこそ楽しむ、うーん、いかにも大人の時間て感じじゃないか。それに引き換え、最近の飲み方はどうだ!まったく幼児の遊びのような飽きっぽさなんだぜ。酒の棚にも、こんなに種類が並んじまった。どんな飲み方してるって言うのよ。

 夕食後のひと時、待ってたぜ、この時。まずは、ジントニックで喉を潤す。トニックウォーターと炭酸水多めにして清涼飲料水風に。ジンは、安酒の中ではまあまあ満足できるタンカレー、ゴードン、ビィーフィータから選ぶが、こんながぼかぼ薄めちまってたら、なんだって同じだろ、なんて突っ込みはピント外れだ。薄めたところで、それぞれの持ち味はしっかりと残っている。

 ジントニックを爽やかに飲み干したら、その飲み終わりのグラスにウィスキーを注ぎ足して水割り。ここは、安酒スコッチの出番だ。ティーチャーズとかいいねぇ。おっと、ティーチャーズの名誉のために言っておく、この最安酒スコッチ、モルトのフレーバーたっぷりでストレートで飲んだって十分行けるんだ、念のため。これもまた薄めにしてゆっくりじっくり時間をかけて楽しむ。ここらまで、酔っぱらうわけにゃいかんのだ。ほろ酔い加減、頭脳ちょっぴり元気になってるくらいにとどめる。なんせ、本読んだり、台本書いたりとお仕事モード帯なんでね。

 ああ、もう飽きた!頭、固まり出した!細かい字に目がしょぼつきだしたぜ!と、なりゃいよいよ、ウィスキーの時間到来だ。ここはもう、スコッチストレートで行く。始めはなんにするかなぁ?やはり安いものからってことで、やっぱりティーチャーズ。度数が40度とやや低めなので、生で飲んでも口当たりが柔らかい。優しい飲み心地で疲れた頭を軽くノックだ。ストレート2杯目は、ニッカのディープブレンドとか、ジャックダニエル、スコッチじゃないが、とか、ちょっとクセの強いものだな。そろそろ、酔いに向けてギアを上げなくちゃならんからな。原酒だから、度数も高い。飲み過ぎに要注意!ってことで、シングルのショットグラスも買っちまったからねぇ。ちびりちびりと舐めて2杯目が終われば、いよいよ、シングルモルトのお出ましだ。

 と言って、モルトスコッチの最安値酒だ。現在のストックは、グレンフィディック12年とグレンモーレイだ。安酒党員がシングルモルトなんて飲んでいいのか!?って非難の声は心の中から聞こえて来る。が、せめて、一日の終わり、ああ、美味いなぁ!いい酒飲んで終われたなぁ、って閉じたいじゃないか。ここはご容赦、勘弁だ。

 と、こんな支離滅裂な、わざわざJR乗って私鉄乗り換えてバスも利用してぐるぐる回るみたいなほろ酔いタイム、邪道なんだろうな。酒を知らん奴のお子ちゃま遊びなんだろう。でもまあ、これも安酒党員の楽しみ方の一つってことでお目こぼしいただきたい。

 棚に並んだ酒の数々、これが幸せの源泉なんだぜ。

 

 

 

 

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