ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

暴論て言ゃぁ暴論なんだけどさ

2016-11-16 09:04:14 | 世の中へ

 トランプさん勝って、暴論の力見せつけられたから、ってわけじゃないんだけどさ、頭の中のわだかまり、吐き出したくなった。なんか間尺に合わないって感じてんだよ、健康保険料のこと。ほとんど医者にも掛からず、薬も飲まず、おおむね健康に生きてきた人間としちゃぁ、ちっとは保険料安くしてくれたっていいんじゃないの、って不満。だって、明らかに支払い超過だもの。それも、かなりの程度に。

 そりゃぁ、丈夫に生まれて来たお礼の気持ちで素直に払おうよ、みんなで出し合って助け合うのが健康保険の精神だ、ってわかっちゃいる。でもね、たかが鼻風邪ごときで、やれ医者だ、注射だ、服薬だって騒ぎ回る近頃の風潮見てると、そんなもん、寝てりゃ直る!って一喝したくなっちまうんだ。

 まして、その人間が、ジャンクフード生活で不摂生で運動皆無ときたら、そんな奴まで面倒見る謂われあんのか?ってつい、啖呵の一つも切りたくなっちまうんだよ。医療費の上昇、そんなもん、食生活見直して運動すれば、ドーンと下がるさ!

 で、暴論だ。運動しない人間からは、保険料高く取れ!ってこと。逆でもでもいい。運動してる人間の保険料負担は低くしろ!だって、運動すりゃ健康増進間違いなし、なんだから。みんなが体動かして医療にお世話になる機会が減れば、医療費も減って行くってことよ。暴論だ、間違いなく非難ごうごうだ。運動できるゆとりがない、とかその環境が整っていない、とか、って反論もあるだろうし、それ以前に、なんで運動を強要されなきゃいけないの!自由の侵害だろう!って食ってかかる人だっているだろうね。

 健康作りキャンペーン、大いに結構。運動環境を整える、とっても大事。でも、最終的には当人の意欲だ。真っ当な考え方としちゃ、運動すりゃ調子よくなるって実感してもらうってことだろうけど、この最初の一歩がなかなかに重たい。だったら、金銭的な損得で動機付けしちまえよ、ってことなんだ。例えば、毎日1万歩ウォーキングしてる人は、保険料1000円引きとかね。マラソン走ったら、1レースにつき500円マイナスとか。面白いんじゃないか。金銭的メリットで初めの一歩を後押ししてやるんだよ。ていうか、鞭入れてやるってことかな。肥満防止の砂糖税だって国によっちゃ実現してるんだ、運動しない税、あるいは、運動の税控除の導入だってありじゃないか。

 高齢者のスポーツジム通いに補助金を!って提案が新聞の投書欄に載った。金の力で運動する人を増やそうって考え方で、同じ根っこだなぁ。ジムの交流施設としての役割にも触れてて、これもいいとこ目をつけてる。でも、運動はジムだけじゃないだろ、とか、近くにジムがない人はどうすんだ?とか、まっ、けちつけりゃいろいろ出てくる。でも、揚げ足取るより、手を上げ足上げ、体を動かそうじゃないか。健康な年寄り増やそうじゃないか。

 ただ、健康格差も気になるんだよ。運動してない人って経済的困窮者に多いらしいし、こんな施策実施したら、経済格差が健康格差、長寿格差、にまで広がってしまいそうで、それが心配だなぁ。

 

 

 

コメント (4)
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