ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ジジイよ体を鍛えておけ!

2016-11-13 09:04:50 | 暮らし

 一冬分の薪作り、ようやく!終わった。ずいぶん長くかかったなぁ。たしか始めたのが9月だったからほぼ2か月、農作業の合間見ての作業とはいえ、だらだらとやたら時間がかかった。理由は簡単、一時に頑張れなくなったから。給油したチェーンソーのガソリンが切れたら、それで1日の切り方は終わり、後は、それ割って1回のノルマが終了。こんなゆったりペースだもの、遅々として進まないわけさ。

 でも、昨日ばかりは頑張ってしまった。残る原木は40本余り、雪も降ったことだし、晴天の予報も少なくなってきた、ええぃ!一気に終わらせちまおうぜ!冬ごもりへ一歩前進だぁぁぁ!と10時過ぎから作業にかかった。

 混合ガソリンを入れ、潤滑由のチェーンソーオイルをたっぷりと注ぎ込み、いざ、始動。重たい原木を裁断箇所に運ぶ、これがなかなかの力仕事。この間なんか、あまりの重さと足に絡んだつる草の所為で、原木を抱えたまま転倒。横たわっていた別の原木に見事頬骨を強打、骨折はしなかったものの、瘤取り爺さんよろしく盛大に腫れあがった。まるで殴り合いの喧嘩したみたいで、見っとも無いことこの上なし。お見せできなかったのが残念です。どうして顔から突っ込むんだよ!手出して防御しろよ!それができんのが年寄りってもんなんじゃい。

 ともかく、足腰が心もとないんだ。それと体のバランス感覚、これが驚くほどすり減ってるから、ちょっと躓いても転ぶ、体勢が崩れても踏ん張れない。倒れても咄嗟に手をつけない。やれやれ、情けない。老化、老化、老化の話しはあのねのね、ってギャグやってる場合か。力足りないから、持って運べないような太いものは転がしたり、片側ずつ動かしたりして移動する。そんな状態だから、どうしたって時間がかかる。途中、遅い昼食をあたふたと済ませ、すぐに作業再開。原木すべて切り終わり、それを斧で割って、積み上げて、完全終了が4時過ぎ!正味6時間ぶっ通し、頑張った。

 部屋に帰れば、もう、ぐったり、夕飯作って食べるのが精いっぱい。何もする気になれず、ぼーっとサッカー川崎、浦和戦をダラ見してしまった。今も、腰は張ったまま、手は強張って握りしめられない。たかが半日程度の作業でこうだもの、まったくだらしない、これから先さらなる高齢化が思いやられるよ。果たして、こんな薪作り、いつまで続けられるもんだかねぇ。毎日の薪運びも、一束数本がやたら重く感じるようになってきてるし、

 これはもう、日ごろから筋トレもたっぷりやって備えるしかないな。ジジイ、今の暮らし、少しでも長く続けたかったら、体を鍛えておけよ、それしかない。それしかない!んだぞ。

コメント
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