ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

正月雑煮の準備始めます!

2016-11-07 10:19:27 | 暮らし

 えっ!?なんだって?雑煮の準備だぁぁぁぁ?

 そうさ、あと1か月半で新年じゃないか、て気が早すぎだろ。そういう見方もある。その前にもっとやることあるだろ。そんな考え方もある。が、しかし、だ。今やっておかにゃならんことだってあるんだ。もうすぐ雪だって降って来るし、早ければ、12月はじめには一面雪に覆われる。その前に、・・・・

 ところで、雑煮だ。どんな雑煮を食べるか、それは地域、地域、家庭、家庭で伝統ってやつがある。餅が丸かったり、味噌仕立てだったり、中には餡を入れる!?なんてところもあるらしい。ちょっとつまみ食いしてみたいところだが、やはり、王道は、慣れ親しんだ雑煮ってことだろう。

 僕の場合、出身は関東だから、澄まし出汁に、大根、ニンジン、里芋、などの根菜類、そこに鶏肉、お目出度のなると、なんかのたんぱく質系、サッと柚子の千切りを天盛して、と来る。おっと、そこで忘れちゃいけないのが、青菜!なんだよ。さっと湯がいた小松菜なんかが、添えられる。餅の白、なるとの紅白、柚子の黄色、そこに鮮やかな菜っ葉!彩り的にも、栄養的にも、これが完成形!だ。

 雑煮の具材は、餅から野菜からどれも好物なんだが、中でも、この青菜には魅せられてきた。彩りなんて域をはるかに超えて、てんこ盛り状態でも、ここいらの言葉で言えば、さしつけえねえ!時には、青菜だけ追加でトッピングしたりすることだってある、って惹かれ方なのだ。こりゃどうしたって、青菜の供給源はしっかり確保しておかねばならない。

 ところが、畑は全面雪の下だ。まさか、大晦日、雪をかき分け菜っ葉掘り出すなんてしちゃいられない。いや、実はやったこともあった、凍える手で凍りかけた株を探しては収穫した。軽い積雪ならね、それも可能ちゃ可能だ。だが、大雪にならんって保証はまるでない。いくら目がないって言っても、50センチもの雪掘り進むのは願い下げだ。

 で、この方法!冷凍保存だよ。

 小松菜、今、立派におがってるからね、根元から刈り取り、よおーく水洗いしたら、熱湯をくぐらせる。ブランチングってやつだ。こうすることで、新鮮さが保たれる。大なべに湯を沸かし、次々に突っ込み湯通ししていく。

 この時大切なことは、一度に株すべて湯に押し込まず、株元の逞しい茎だけ熱湯につけ、ある程度柔らかくなったら、葉の方も押し込む、まっ、こんなことは日ごろ料理をしてる人にゃ、いろはのいの字、釈迦に説法、だけどね。

 湯をくぐらせたら、笊にあげて冷水で冷ます。必要以上に柔らかくしない気配りだ。冷めた小松菜の株は2株ごとビニール袋に入れて、

 冷凍庫に保存。小分けにしておけば、使うたびに解凍して利用できる。これで、正月1か月分の雑煮青菜は確保できた。ちょっと、幸せな気分。人参とか大根はまだ畑で成長途上、ぎりぎり雪が降る直前に収穫しよう。餅は、もち!なんて駄洒落飛ばして、もち米収穫終わってるし、いやいや、去年の米がまだある。それを年末に搗けばいい。鶏肉は、残念ながら、購入だ。これにて雑煮支度は万端、あっ、いかん!里芋の収穫まだだったぁぁぁ。もう何度か霜降ったちゅうのに、ああ、もう、怠け者め!急げ、畑に!

 

コメント
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