おっ、スマホに山本太郎が出て来たぞ。
来たか、参議院選東京選挙区の候補者発表!
待ってだぜ、ずいぶんと気揉ませやがって。
あの人か、この人は違うなぁ、だったらあっちか?
楽しむ、って言うよりやきもきしっぱなしのここ数週間だった。
そりゃ、首都東京、選挙の超目玉だからな、絶対に勝たなきゃならん、が、
前回山本太郎でさえ最下位当選だったこととか、去年の衆議院選、東京の得票伸び悩んだこととか思い浮かべると、仲間うち程度の知名度じゃ通用しないだろうし、
かと言って、他党のようなタレントや有名人で勝負てわけにゃいかんよな。専門家とか学識有り、程度じゃれいわの議員にゃとてもとても務まらない。
ここまで発表を待ったってことは、余程人選に手こずってるか、短期間で浸透させられる自信ありありの候補なのか?うーん、思わせぶりするな!
って、やきもきしていたが、
事前予測は、見事に裏切られたぜ。
いや、短気決戦で勝算ありの強力候補だったのは、たしかだ。が、
投げ込まれた球種が、まさに、れいわ新選組ならでは決め球!?真っ向勝負でありながら、曲がって落ちて浮き上がる超々の癖玉だったぜ。
山本ジョウジ(譲司)

人生山あり谷あり七曲りの癖玉人生。
若くして東京都議に立川からトップ当選、以降、都議を2期、衆議院議員も2期、いずれもトップ当選の人気政治家。それが、秘書給与の流用で逮捕、民主党除名と一気に暗転どん底暮らし、いや、底はまだその先にあって、有罪1年半の実刑の一審判決につべこべ言わず従って、刑務所暮らし。つまり、ムショ帰りの筋金入り?!だ。
社会の隅、と言うより隔離空間で知ったのは、受刑者の多くが、高齢者、障碍者、親ガチャ弱者、いずれも強面のお兄いさん方じゃなかったという事実だった。
出所後、彼の贖罪の人生は、それら虐げられた人たちの再起を手助けすることにささげられて10数年。その間、刑務所での体験をつづった『獄窓記』で新潮ドキュメンタリー、

他にも著書多数をものしつつ障害者、出獄者等の寄り添い事業で活動した、って、どうだいこの癖玉ぶりは。
さらに、癌で死の崖っぷちから這いずり上がり、ついに政治の力で、れいわの一員として社会を変える場にたつことを決意した。
何だよ、この七転び八起きは!

これって、まさにれいわのが目指す当事者性あり!ってことだろ。
しかも、真っただ中でもがきつつも作家として現実を見つめ、社会活動家として様々な具体策の実現にも力を発揮して来たって専門性も併せ持つ実践家だ。
なんて楽しみな候補者なんだろ!
山本太郎、いつもながら、とんでもない球をど真ん中に投げ込んで来るよなぁ。
同じく脛に傷持つ元議員でも、候補者に担ぎ上げた途端に炎上して、不様に引きずり下ろした国民民主の破廉恥玉木なんかとは大違いだ。
若さや見た目に頼らず、知名度にも目もくれず、喫緊の課題弱者、切り捨て、に対して戦ってくれる即戦力を見出してくる、人を見る目の確かさ!しかも都議選の山場に、都議候補3人と課題を共有する候補者発表をぶつけてくる政治的したたかさ、
やっぱり、山本太郎だよ。これで、参議院選挙、方向性がしっかり定まったな。
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