(白木蓮と桑)
エントランスの生け花が新しく活けかえられた。
木蓮の花が咲くと豪華だろうなー。
萩の産院で生まれた女の初孫を見入っていて、
ふと窓から見えた白木蓮のようになれと願ったことを思い出した。
初孫を見入りいた日や白木蓮
年2回の防火訓練に参加。
9階から厨房のある5階まで階段でおりて、そのあとをエレベーターで1階まで行くといった企画。
ただし老人ホームだから、入居者の参加は数名といったところ。
(前日の続き)
まず、序章「四つの成熟」の冒頭の「心のからくり」で、一般に、
「人から必要とされる人でありたい」ー--この思いは後半になると、さらに強まってくるものではないでしょうか。
しかし、一方で、「自分は必要とされているとカン違いしているのではないか」という恐れと常に向き合っている。
その後、何年かたってから、「人の心のからくりが、ようやく理解出来たような気がしました。
それは、「人から必要とされる」のではなく、「人を幸せにしたい」、あるいは「人のために何か役に立ちたい」と能動的に考えればいい。
そして、その上で、本当に役に立っているのか、人を幸せにできているのか、繊細に気を配り続けることが出来る人。
まったく簡単ではないけれど、それはまさに成熟した人の姿と重なると思っています。
これを第一章「人間関係の心得」と標題を付けて、その中で著者が感知したスイッチが、いくつか記述されている。
その他にも、成熟の理想型はあると述べている。
そして、人間の成熟を四つに区分し、次に第二章「世間を渡る作法」として、「人のいたみがわかる人でありたい」、また、「物事の判断が公正かつ的確に出来る人になりたい」と述べている。
とりわけ大切なこととして、「常に相手の気持ちに立って考えることだ」と述べている。
そして、第三章「面白がって生きる」として、「好奇心はずっと失わずにいたい」と述べ、読書は自分と違う人生を見るための格好の材料なので、だから読書は必ず人生を面白く豊かにしてくれるとつないでいる。
そして何より、老いを恐れずにいたいー--正確には、老いへの恐れを乗り越えた境地に到達したい、ということかもしれませんと述べている。
そして、最後に第四章「人生を俯瞰する」として、現在の自分を見極めること、すなはち、「俯瞰力」は成熟に大切なことで、つらい時や悲しい時に自分を慰めてくれたり、笑いに変えたりしてくれるものですから、人生の味方につけておくと心強いものですと記述されている。
現在の僕の生活の中では、スタッフや入居者とのコミュニケーションの中にいろんなスイッチを見つけている。
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