T.NのDIARY

写真付きで、日記や趣味をひとり問答で書いたり、小説の粗筋を纏めたブログ

1139話 [ 父の70回忌に当たっての回想 -1/2- ] 7/29・水曜(晴・曇)

2015-07-28 16:17:09 | 日記・エッセイ・コラム

 父の70回忌(1945/7/8、戦死)に当たり、法要はできなかったが、墓参した月命日の後、亡母が残した父の資料や手紙やそれを元にしてインターネットで調べたものと私の少ない記憶から、数日かけて亡父への回想を「経歴」「家族」「手紙」に分けて紡いでみた。

 (写真上段、両親の新婚旅行?写真、下段、父が乗船していた駆潜特務艇)

                                                                                           

                                                                                                  

「父の経歴」

〇 父は、専業農家の五男として、明治35年(1902)1月9日、出生。

〇 大正4年(1915)3月、高等小学校高等科(1ヶ年)卒業、家業に従事。

〇 大正11年(1922)6月、徴兵令で満20歳で、佐世保海兵団へ入団。

〇 大正11年11月~大正13年4月(1年8ヶ月)、 軍艦比叡(戦艦)に乗艦。

〇 大正13年5月~大正13年11月(7ヶ月)、

                 海軍砲術学校普通科練習生として砲術学習。

〇 大正13年12月~大正14年10月(11ヶ月)、 軍艦比叡(戦艦)に乗艦。

〇 大正14年11月~大正15年2月(4ヶ月)、軍艦常盤(装甲巡洋艦)に乗艦。

〇 大正15年3月~大正15年10月(8ヶ月)、軍艦対馬(防護巡洋艦)に乗艦。

〇 大正15年11月~昭和2年9月(11ヶ月)、軍艦比良(河川砲艦)に乗艦。

〇 昭和2年(1927)10月~昭和2年11月(2ヶ月)、上海海軍陸戦隊に勤務。

〇 昭和2年11月、下士官に任官(海軍三等兵曹)。

〇 昭和2年12月~昭和3年4月(5ヶ月)、軍艦比叡に乗艦。

〇 昭和3年5月~昭和4年4月(1ヶ年)、

        海軍砲術学校高等科練習生として砲術学習。

〇 昭和4年5月、海軍二等兵曹に任じられる。

〇 昭和4年5月~昭和5年4月(1ヶ年)、軍艦比叡に乗艦。

〇 昭和5年5月~昭和8年10月(3年6ヶ月)、佐世保海兵団で教員勤務。

     ※ 満州事変……昭和6年9月~昭和7年3月?

     ※ 上海事変……昭和7年1月~3月。

〇 昭和6年11月、海軍一等兵曹に任じられる。

〇 昭和8年11月~昭和9年10月(1ヶ年)、軍艦霧島(戦艦)に乗艦。

〇 昭和9年11月~昭和11年3月(1年5ヶ月)、軍艦金剛(戦艦)に乗艦。

〇 昭和11年4月、現役満期(予備役編入)。

                        →[以上、本人記載履歴書から転記]

〇 昭和12年6月、現役復帰。

        ※日中戦争……昭和12年7月~昭和20年8月  

〇 期間等の年月不詳、

     中華人民共和国の厦門近郊にて海軍陸戦隊隊員として勤務。

〇 期間等の年月不詳、

     中華人民共和国の海南島にて海軍陸戦隊隊員として勤務。

〇 年月不詳(上記期間)、海軍兵曹長(准尉)に任官。

〇 昭和16年11月~昭和19年1月(2年3ヶ月)、

      特設監視艇・第六朝洋丸(横須賀海軍鎮守府所属)に艇長として乗船。

   ※ 太平洋戦争……昭和16年12月~昭和20年8月

   ※ 特設監視艇とは。

      太平洋戦争中、洋上紹介をする監視船が大量に必要になった海軍は、

     外洋航海が可能な漁船等の船舶を「特設監視艇」に指定して徴用。

      北洋から赤道までの日本の東方海上を、

     強力な無線を装備して哨戒していた。

      後期は、敵航空機や潜水艦に対する重武装化したが、

     まともに戦うことができるはずがなく、多くの特設監視艇が、

     敵発見の無電を発しながら撃沈されていった。

〇 昭和19年1月、海軍少尉に任官。

〇 昭和19年3月~昭和20年7月8日(1年5ヶ月)、

     第1号型、第85号駆潜特務艇(朝鮮鎮海警備府所属)に艇長として乗艇。

       (昭和19年3月、舞鶴で竣工)

    ※ 駆潜特務艇とは。

       木造船で建造。全長30m、兵装13mm機銃・機雷、乗員32名。

       戦争末期、敵の磁気機雷により沿岸が封鎖されたので、

      連絡船等の安全を図るため、掃海に活躍。

〇 昭和20年(1945)7月8日、時刻不詳、

       韓国・済州海峡沖(麗水~済州島間)で米国潜水艦の魚雷に撃沈され、

       43歳で戦死。

        (白木の箱には、遺骨はもちろん遺品も何も入っていなかった)

                              -- (次話に続く) --

 

 

 

  

            

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1138話 [ 文庫本「不祥事」の購入 ] 7/28・火曜(晴・曇)

2015-07-28 11:01:20 | 日記・エッセイ・コラム

                                               

 「花咲舞が黙っていない」の連続ドラマ化がなされているが、

 今回は午後10から1時間といったドラマなので、

 これを見ていると睡眠不足になる。

 そんなところから、中身は同一かどうか不明だが、購入してみた。

 池井戸潤の小説は、当たり外れがなく面白く読める、

 そのことが購入した理由としては大きいかも。

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