中山＆京都金杯08（予想）

さあ、2008年最初の予想でございます。
今年からＪＲＡプレミアムという払い戻しに売り上げの５％が上乗せされるサービスが開始されるそうで。
で、今回の東西金杯が、その対象レースの最初になります。
当然、この５％の恩恵は、馬券が当たった人だけですので、的中させないことには、プレミアムも何もあったもんじゃありませんよ。

ということで、今年最初の重賞予想、なんとか１つは当てたいね。
そんな中、今年期待するＰＯ馬２頭が、東西金杯に分かれて出走となりましたが、２頭とも両極端な枠順に入りましたな。

土曜の中山メインレース、中山金杯の予想
芝　２０００Ｍ　Ｇ３　ハンデ　１６頭

◎ブラックタイド

前走は８ヶ月ぶりの出走で、今回への試走と見ていい。
昨年の３着馬で、中山コースは３歳時にスプリングＳを勝った思い出深い舞台。
今回、鞍上には有馬記念を勝ってしまったＫＹ蛯名で、中山はお手の物。
更に今回は２走前に付けて結果を出しているブリンカーを再度付けるということで、その効果も期待出来そう。
昨年秋から再び重賞で、その存在感をアピールしているサンデー産駒だけに、今年最初の重賞制覇もまたサンデーで。

○フサイチホウオー

この馬の復活はありえるのか。
ＰＯ馬としては、一番復活を願ってやまない１頭であるが、少し休ませてあげたい気も。
鞍上もアンカツに見捨てられ、今回は松国所属の鮫島ですか。。不安・・
いや、鮫島は昨年末、メイン、最終レースで続けて人気薄を２着に持ってきただけに、その流れなら調子はいいはず。
馬自身も「今回はやる気が出てきている」という厩舎のコメントを信じたい。
今回は一番強い競馬をした皐月賞と同じ舞台、更に皐月賞と同じ１枠１番というのも、何か復活のお膳立てが揃った感もありで、また期待しちゃっていいかな。
　
▲メイショウレガーロ

３ヶ月半ぶりの出走となるが、５４キロのハンデは魅力。
更に中山２０００といえば、京成杯２着、弥生賞４着、皐月賞５着と堅実に走っているだけに、この条件なら面白い存在に。
あと、今回鞍上には金杯男、勝春というのも頼もしいね。

△アドマイヤフジ

前走は３ヶ月ぶりの出走ながらハナ、クビ差の３着と好走。
約２年近く勝っていないとはいえ、宝塚記念で４着と走っているだけに、Ｇ３のここなら勝ち負け。
前走は後ろからの競馬となったが、前にも行ける自在性があるだけに、中山コースでも問題なしでしょう。

△エアシェイディ

すぐにでも重賞を勝つだろうと思っていたら、２着続きで、ついに７歳になってしまいましたか。
毎度毎度、ここが重賞制覇のチャンスって感じになっているが、今回もそんな感じで、また２着なんでしょうか。
中山コースはＡＪＣ杯、中山記念で２着と実績があり、今回も崩れないね。

△サイレントプライド

前走はオープン特別とはいえ、３馬身半差の圧勝劇。
その勢いに加えて、国枝厩舎も有馬記念を勝ったダブルな勢いがあるだけに、人気でも押さえます。
中山コースで２勝しているし、切る要素ないもんねえ。

馬券はブラックタイドを軸に３連複と馬連で勝負！！


続いて京都のメインレース、京都金杯の予想
芝　１６００Ｍ　Ｇ３　ハンデ　１６頭

金杯といえば、毎年荒れるイメージがあるが、京都は堅く収まると思いますな。

◎アドマイヤオーラ

前走は骨折明けで６ヶ月半ぶりの出走に加えて、直前に熱発もあり万全の体勢ではなかったのに、ハナ、クビ差の３着と健闘。
今回は、叩いた上積みも見込めるし、あのダイワスカーレットを差しきったシンザン記念と同じ舞台とあらば、負けられない１戦。
年男アンカツが、今年もいきなり重賞勝ちで、決めてくれるでしょう。

○エイシンドーバー

昨年の２着馬。
京都コースは[２-２-０-２]で、着外の２戦もタイム差なしの４着入線も降着になった２年前の金杯に、休み明けだったＧ１マイルＣＳだけに、京都は確実に走る。
今回は５８キロのハンデと藤岡への乗り替わりが、不安材料ではあるが、前走のように前で競馬が出来れば、大崩れはないね。
　
▲サクラメガワンダー

昨年の３着馬。
先行脚質のこの馬は、ここでは外せないな。
今回福永が、エイシンドーバーでもアドマイヤフジでもなく、この馬に乗ってるというのが、なかなか気になりますな。

△リキッドノーツ

中山の金杯で狙いたかった１頭だが、京都でもやれそうか。
実際京都でも勝っているし、マイル戦は[２-４-１-２]と得意としております。
重賞初挑戦で５５キロのハンデは多少見込まれた感もあるが、ここまで２７戦して３着内率７割を超える超堅実馬だけに、ここも３着までなら。

△エイシンデピュティ

このレース、２年連続逃げ馬が勝っているだけに、前走逃げて２着したこの馬は、今回も期待出来そう。
京都コースでも２勝しているし、久々のマイル戦に対応出来れば、３年連続逃げ切りもありか。

△キンシャサノキセキ

昨年は掛かりまくって６着と敗退したが、鞍上が藤田に替わってからは、２勝３着１回と、しっかり折り合いもつき、結果を出しているだけに、今年は人気に応えるか。
今回、ここで連に絡めないようなら、この馬の行末は、関東のオープン大将ですな。

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