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blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

言葉が足らない、か?

2010-12-16 21:59:13 | 日記
わずか二十数名の職場にもいろいろな人がいて、不思議な経験をすることが多い。
表現は悪いが「よくそれで世の中を渡ってこれたな」と思うこともままある。

主に入荷を担当するTR氏は、夕方近くになると「五時過ぎ、第一、十枚」とだけ言い残して帰っていく。
工場からのあがりで時間帯の遅いものについては外部倉庫がらみの業者さんに運んでもらっているのだが、TR氏の言葉を詳しく表現すると「五時過ぎに第一工場からパレット十枚分の商品の入荷があるから受け入れを頼む」ということだ。(TR氏はいつも定時上がり)
夕方に工場からの入荷があるのはほぼ毎日のことで、もちろん単語を並べられるだけでも意味は分かるのだが、これでは「フロ、メシ、ネル」の関白亭主と何ら変わりなく、聞いているこちらは正直言って不快である。
もうベテランなので言って変わるものでもないとは思うが、もう少し何とかならないか。

一方、中間職であるK氏だが、かつて私が派遣で今の職場に来ていたときの指導担当者である。
あるいは演じているのかとも思うくらいの善人キャラなのだが、とにかく物事を遠まわしに言い過ぎるきらいがあり、接していて疲れることが多い。
今日は日中、唐突に「筋トレやるか?」と聞いてきた。
「折りコンを二階に上げてくれ」という意味で言っているのだが、あえて「何のことですか?」と振ってみたらやはりそうであった。
ほかにも「もう帰るの?」と言われればそれは「もう少し手伝っていってくれ」という意味であり、「自動倉庫どうする?」と言われればそれは「自動倉庫に回ってくれ」という意味になる。
仕事の指示なのだから普通にアレを頼むとかコレをお願いとか言ってくれればいいのだが、いちいち受け取るほうが「翻訳」して動かなくてはいけないので余計に疲れるというわけだ。
プライベートなら婉曲な言い回しを多用して会話を楽しむことは私自身も好きである。
しかし仕事の場では、伝えるべきことに関しては相手にアレコレ考えさせないことが思いやりだ。
善人キャラだけに他人に嫌われたくないという気持ちがあってそんな言い方になるのだとは思うが、それがかえって相手をイライラさせていることに早く気づいてほしいものだ。

職場全体を見渡せば、あいさつであったり、ちょっとした「お願い!」とか「よろしく!」とか「ありがとう!」といった声かけが圧倒的に不足しているように感じる。
会話がクルマのオイルにたとえられるように、人間社会の中で言葉の果たす役割は思っている以上に大きい。
人間関係がオイル不足で焼け焦げてしまう前に、今一度このあたりで言葉の効用について思いを致す場面があっていいのかもしれない。

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見たくない場面

2010-12-15 23:11:31 | 日記
前回の記事が変な終わり方をしたので早いうちに更新をしたかったが、月曜には日曜の痛手を癒そうと飲みに出て深夜になり、その寝不足を引きずった火曜は9時台にはグッスリということになった。

日曜の痛手って何だよという話だが、前々から少し気にしていた女性のことだ。
こちらは連絡先も知らないから、何か話そうと思えば彼女にとっては仕事場である店舗に行くしかない。
時間内は迷惑と思いつつ、気にしているからついつい足が向く。
営業時間が終わってからならと思って、その時間帯を狙って声をかけてみたことがあった。
日曜もその手でいこうと思ったのだが、同じ店舗の上役とおぼしき男性が、私のクルマの鼻先で自分のクルマに彼女を乗せていってしまったので話しかけることができなかった。
文字通り見たくない場面となり、その場を直視することができなかった。

店舗を預かる立場としては、大した用事もないのに店周辺によく来る人間は何なんだという話かもしれない。
ただ、私のクルマの鼻先に来たのは偶然かワザとかは断言はできない。
しかし、その男性が彼女を「大事に」していることは確かだ。(どこまでの関係かは知らないが)
逆の立場なら、彼女の周辺でウロウロする人間が面白くないのは当然のことだろう。
久しぶりに自分らしく過ごせて楽しかった日曜の最後は何となく後味が悪かった。

本欄を書いている今となっては、それまでの思いも何となく覚めてしまったような気がする。
もとより、こちらから相手には携帯番号や住所、本欄やウェブサイトのURLまでさらしていて、相手からは「何もさらされない」状態なので、いい加減にこれは縁がないと気づくべきなのだろう。
この年になればそういうものに延々とこだわっている時間はない。
切り替えは素早くして、次のターゲットに向けてまた貪欲に動くのがいいようだ。

実質一週間程度の間に女性に関して二回もショックを受けることになった。
月の初めにはお見合いの会で失敗し、先の日曜はそんなことがあって、さすがに気持ちは落ち込んだ。
心の疲れを癒そうと月曜に行った某店で、飲んで歌って話しての楽しい時間を過ごすことができ、ずいぶんと元気が戻ってきたのが現状だ。

人間の相性など不思議なもので、一瞬で意気投合するとか打てば響く関係になるとかというのは珍しいことではない。
私のような峻烈なキャラクターの人間とフィットする奇特な方がいるかどうかは分からないが、追い求めることだけは忘れたくない。
そういう元気がある今の状態をありがたくも大切にしていきたいと思っている。

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少し元気になったので

2010-12-12 23:24:58 | 日記
先週末は気持ちがドンヨリとしてタメ息ばかりであったが、今週の平日五日間の仕事をこなすうちに少しずつ気持ちも吹っ切れて元気になってきた。
月曜の朝礼で謎めいた発言をしてしまったため、いきさつを自分から直接話した人以外は何のことかいまだに分からず疑問に思っていた人も多いようだ。
聞かれれば話すことにためらいはないし、だいたいは理解してもらえる。
分かってくれる人が少なくないことが判明していく中で、日に日に安堵の気持ちが強くはなっていった。

通常賞与はもうすぐと聞いているが、その直前の今週末は自力を出してまで飲みに行くことはせず、土曜は自宅の雑事に散髪と買い物、日曜は少し外に出たい気分になれたので金沢市方面にクルマを出した。

今日はあまり天気が良くなかったものの、せっかく付けたETCのメリットを確認したい気がしてできる範囲で遠くまで行くことにした。
あまり時間もなく、とりあえず金沢市を少し越えた所にある徳光のハイウェイオアシスを目指した。
もともとはパーキングエリアの扱いだが、そのわりにはかなり大きな施設があって、本線をまたぐ橋を渡れば海辺にも歩いて出ることができる。
風が強くまさに演歌に出てくるような冬の日本海という感じだったが、写真と動画を携帯に収めたので追い追いアップしたい。

徳光PAにはETC出口が併設されていてスマートICともなっている。
PA併設のスマートICは、通常のICと違って出入りする時には一旦停車が必要だ。
急ごしらえといっては悪いが大掛かりなゲートがないだけに設備としては一段落ちるものになっているのだろう。
ともあれ、富山ICから乗って本来なら2000円程度のところを1000円で下りて出てくることができたのはETCの恩恵である。

その後は金沢市方面に取って返し、リサイクルショップをいくつかハシゴした。
今は特に大きいものがほしい状況ではないが、何か掘り出し物でもないかと思って見ているだけでも楽しいし何らかの勉強にはなる。
モノによっては最新モデルが積んでいる機能がジャマに思えることもある。
最低限の役割をこなすのなら多少の旧モデルであっても十分だ。
今日はまさに「見てるだけ~」で終わったが、必要な機能を見極めてお得に買い物ができるならああいう店舗も捨てたものではないと思う。
もちろんそればかりだと「夢」がないのは言うまでもない。

今年の年明けまで派遣でわずかの期間だけいた家電量販店も冷やかしたが、はるか一年近く前にいなくなった人間を覚えている人はいない。
唯一、当時NTTのフレッツ光のユニフォームを着て奮闘していたM女史が富山市内の某店に出張して来ていたのに偶然遭遇したことはあったので、もしかしているかなと思って行ったが残念ながらいなかった。

昼食をとった後は海沿いの内灘町を回って、金沢競馬場へ。
本年度最後の重賞である中日杯(2300m)が組まれていた。
金沢の古馬重賞は、ダートグレードの白山大賞典(JpnⅢ)も含めていずれも距離が長めである。
下級条件ではほとんどが1400mか1500mなので、距離の長いレースが格を保っていることが何となくうれしくもある。

馬券は外したのだが、北國王冠をレコード勝ちしたタートルベイと、交流の白山大賞典で2着に健闘したジャングルスマイルの一騎打ちは非常に見ごたえがあった。
現状の金沢所属馬の中でダートグレードに出しても恥ずかしくないとなるとこの2頭ということになろう。
今日はタートルベイに軍配があがったが、長らくベテランが引っ張ってきた金沢で若い世代の切磋琢磨が始まったと思うとこれまた気分がいい。
ちなみにタートルベイのほうは暮れの東京大賞典(JpnⅠ)に出るようだ。
もともと中央でオープンまで行った馬だけに、相当に強い相手の中でも一発がないかひそかに期待はしてみたい。

馬券のトータルは1勝3敗ながらプラスで終了した。
中央の重賞にチョロチョロ参加しては負けの連続だっただけに、久しぶりにホッとした。
馬券は当面地方競馬専門になったほうがいいのかもしれない。

我ながらいい休日を過ごして気分よく帰ってきたが、最後の最後に「あまり見たくないもの」を見てしまい、実は少しまた気分がグラグラしている。
本日はもう字数がずいぶん増えたので、その話は明日以降に書くことにする。

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「華やかな世界」に行かない週末

2010-12-11 20:20:53 | 日記
月の2週目となっても、月初と同じような忙しさが続く週であった。
まだまだ生産が追いついていない商品が残っており、通常の出荷に上乗せされる作業が必ずと言っていいほど入ってくる。
今週は何の前触れもなく大量の出荷指示が飛んでくることはなかったが、前もって分かる分についてもやはり事前の準備作業が出てくるので、特に中間層の拘束時間が一向に短くならないのが気の毒だ。

出荷が多いと事前に分かる日は、物流倉庫のとなりにある第二工場というところから人員の応援を頼んでいる。
ここ最近まで休眠していたのだが、生産量の増加に伴いリニューアルして人員も配置してつい最近稼動を再開したばかりだから本来はそちらの仕事も大事なのだろうが、何人も来てくれるのは有難いことだ。

応援メンバーは日によってまちまちだが、体のよく動く若い男性が一人いる。
かつて物流倉庫でも仕事をしたことがあるようで、館内のことはあらかた分かっており、貴重な戦力となっている。
ヤンチャというかチャラい感じはするものの、それこそ「倉庫向き」とも思える軽い身のこなしは私にはマネのできないものだ。

そんなイメージのあった彼だが、言葉の使い方がなかなか面白いので「オッ」と思った。
土日が休みのわが社だから金曜日は当然休日の前日である。
それを「花金(ハナキン)」と表現するのは私の世代かそれより上が多いのだとは思うが、20代半ばの彼がそう言うので面白いなと思った。
「花金ってあんまり言いませんかね?」と彼のほうが気にしていたところを「まだ死語ではないと思うよ」と言ってフォローしておいたがフォローになったかどうかは知らない。

また帰り際の事務所では、最近第二工場の飲み会があったことについて話していて、2次会から先は「華やかな世界」に行ったと言っていた。
「華やかな世界とは何ぞや?」と質問を投げてみたものの当人はハッキリとは言わないので、たぶん「女性のいる店」のことと推察する。
女性のいる店をそういうふうに表現するのがこれまたなかなかに面白いと思った。
若くて外見もいかにも今風の彼が少し婉曲な物言いをするギャップには正直驚いたし、ある意味稀有なキャラクターというべきであろう。

今週はさすがに先輩のT氏も誘っては来なかった。
まだ完全に雪解けとはいかない状況でもあるし、極度の寂しがり屋であることは知っていても、今はまだ「深くなりすぎた」関係を冷却する時期であるとの認識だ。
私自身「華やかな世界」は嫌いではないものの、週初の心労に加えハードに流れたここ数日のこともあり、今のところは「自力」を出してまでそちら方面には行く気がしていない。
あるいは昨日かとも言われていた通常賞与の支給も15日あたりになりそうで、華やかな思いをするのはその後でも遅くはない。
正直通常のテンションを回復したのは木曜くらいになってからだったし、久しぶりに完全に一人になってゆっくりする週末があってもいい。
来週あたりには、カラオケで和田アキ子の「古い日記」がやれる元気も戻っているだろう。
今週、無理やり歌いに行って「元気になってしまう」という手もないことはないのだが・・・。

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正社員になるには

2010-12-10 21:51:35 | 日記
われわれ倉庫の仕事は基本的には「出荷」ということになるが、製品がなければ出荷もできない。
当然、出荷に対して入荷も重要な仕事であるが、主に担当しているのは私と年長のTR氏である。

最近は私も四トントラックを駆って6キロほど離れた製造工場にモノを取りに行くことが増えた。
それでも、時間外にならない時間帯はTR氏が主に行っている。
工場では存外待たされることも多いらしく、TR氏も本来の休憩時間に休めないことがままあり、時間差で休んでいる様子をよく見る。
今日は入荷が集中して私も午後の休憩が時間差となり、たまたまTR氏と同じような時間帯になった。

TR氏にはあれこれ教えてもらうことも多いし、仕事の上ではある程度信用してもらっている実感があるので有難い。
今日話した中では、TR氏は私の性格が物流倉庫よりもむしろ製造現場(工場)向きであろうと思っているようだ。
「緻密」という大層なホメ言葉付きで大変恐縮だが、工場で今の40歳から60歳まで20年がんばれば「何らかのデータ」(本人が定年なりで会社を去った後も生き続けるような何か、という意味)は残せるのではないかとのことだった。

TR氏は数ヶ月前に勤続30年となったいわば大ベテランであり、もちろん工場はじめ複数の部署の経験がある。
もともとは事務屋でやってきた私が工場という場所で何かを残せるというふうに見られるのは意外にも感じるが、TR氏の経験がそう言わせるのならある程度は的を射ているのだろう。

現在は社歴が浅いこともあって身分としては契約社員ということになっている。
特に書面上では「何年経ったら正社員」などの条件はない。
正社員になる近道としては、新卒でも募集する職種ということでMR(医薬情報担当者)の試験に合格することも一つだろう。
ひと昔前のような販売促進一本やりとなると私の性格上は無理に近いが、今は若干そのあたりは変わっているようなのでできなくもないとは思う。
もう少し中期的に考えるなら、会社にはそもそも他にどんな仕事あるいは部署があるかを把握して、果たしてどこなら最終的に自分の力がより通じるかをじっくりと吟味していってもいい。

今の部署の通常の仕事をしっかりこなしつつも、何らかの形で正社員を目指していくことは職業人として当然の欲求であるし、時には上席者へのアピールも必要になってくるだろう。
その過程の中で、今の会社で正社員としてやっていくには何が必要かが見えてくる。
そうすれば、現状足らないものも自ずから分かってくるから後はそれを補う努力をすればよい。

フルタイムで働いて応分の収入を得、自立した生活を送るという最低限度の社会人にようやく戻ったばかりだが、そこに安住していては進歩がない。
今の会社の中でさらによりよい環境を模索することを考えられる段階にようやく来た。
自分自身の努力しだいで、来年以降はまた違った道ができてくるのかもしれない。

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なんでそうなるの?

2010-12-09 20:48:54 | 日記
先日はわが部署の朝礼の話を書いた。
もちろん毎日やっていることで、当番も毎日変わる。
今日はベテランのM女史が当たっていたが、今日が自分の番であることを忘れていた。
あいさつや整理整頓のたぐいはアンチョコがあるので問題ないが、フリーの一言となると考えが回っていないのは当然だ。
しかしそうはいっても「今日は順番を忘れていて何も考えていません。すみません。以上です」という内容で終わられたのでガッカリした。
今日は先日から予告されていた某品目の集中出荷の日でもあったから、そのことを話題にしてもよかっただろうし、それこそせめて「今日も体調に気をつけてがんばりましょう」くらいはくっつけてほしかった。
順番を忘れることはあるだろうが、それならそれで「うまくまとめる」気持ちが見えないことにはベテランとして恥ずかしい。
期せずして笑い声も起こったが、微笑ましいという感じではなくやや失笑ぎみというのが実態だろう。

このM女史がいちおう女性陣のリーダーということになっているのでタブー視されているが、彼女はつい先日に仕事で使う「ハンディーターミナル」という機械をなくしてしまったらしい。
商品のピッキング作業には必要不可欠なものだし、簡単に見失うほど小さなものでもないのだが、なぜか空のダンボール箱にまぎれてしまい、回収業者さんの収集車の中で「オダブツ」になったというのだから開いた口がふさがらない。
複数の人間を仕切る立場にいながら、ある日には2階のピッキングエリアから製品をポロッと1階に落としてしまったり、また別の日には空ダンボールのつもりが製品が混ざっていたりと、およそ考えられないようなミスが多い。
能力がないのか意識が低いのかは知らないが、こういうことの繰り返しで人望がないのは明らかだし、それこそわが部署でも間に合わない感じでは先行きは暗いだろう。
そのあたりが今日の朝礼にも表れたとすればナルホドといったところだ。

今自分がお世話になっている環境が「どうにもならん人間の集まり」であると思いたくはない。
しかしここ最近はM女史がらみばかりでなく、「なくなるはずのないものがなくなる」とか、逆に「あってはいけないものが見つかる」といったことがかなり多くなっている。
せっかく今月の初頭から東証一部上場という名誉あるニュースがあったのに、人間が今ひとつ追いついていない気がして残念な状況だ。
語るに落ちるようなことが頻発すれば当然組織としてのレベルを問われる事態になる。
一部の意識の低い言動により、全員が同じようなものだと思われるのは甚だ迷惑だ。
特に社歴の長いベテランさんには今一度気を引き締めていただくことを切に願うものである。


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たまにはどうでもいい話

2010-12-08 21:30:53 | 日記
週初めの半分疲れ半分ユウウツという気分からは少しずつ脱し、とりあえずは目の前の仕事のことだけを考える日々である。
ほぼ同期といえるM氏も先日担当が替わってしまい、日中に話す機会が昼休みくらいしかなくなった。
特にベラベラ話さなくても仕事は進むのでまったく問題はないものの、多少はどうでもいいような会話も混ざってくるとより楽しくはある。

週末にイザコザがあったT氏だが、仕事上の会話は問題ない。
繰り返しにはなるが昼間は大変穏やかで、ああいうことがあったにもかかわらず今日は至って普通だった。
夜とのギャップ(=酒グセの悪さ)さえなければ申し分のない人なのだが、昼間の姿だけ見れば「こんないい人に迷惑をかけたのか」と複雑な気持ちになるほどだ。
心の底から拒絶はしていないのは自分でも分かるし、それは相手も同じだろう。
しかし、何となくだが、今は互いに近づきすぎないほうがいいようには感じている。

まったくついでの話だが、休み時間に喫煙スペースに行くことが少なくなり、行ってもタバコは吸っていない。
手持ちが全くないからということもあるが、そもそもなくなっても買おうという気にならない。
私の場合はお酒もタバコも相手や雰囲気しだいのところがあるので、その気にならなければなくても済む。
タバコをストンとやめて、よく言われるところのイライラ感などが起きないのは不思議といえば不思議だが、実際に苦しいところはまったくないので禁煙外来などの世話になることもなくアッサリとストップできそうな気はする。
最近はタバコ代もバカにならないし、飲みに行ったときなど、吸いたい気分になった時だけ吸う程度に落ち着いていくのかもしれない。
完全禁煙などと言って自らを縛り付けてしまうのではなく、場面や雰囲気に応じての使い分けができればよい。
タバコ一本といえどもイザというときにはコミュニケーションのツールとして役割を果たすこともある。
その場において有用だと思えば、一本二本付き合えるくらいのオプションは持っていたい。

本欄の編集画面には開設以来の日数が出るのだが、今日で1,400日目となっていた。
もうすぐ4年も経つのかと思うとそれなりの感慨と同時に時間の流れの速さも感じる。
特に節目の日という意識もないまま記事を書き進めたため、1,400日目にしては何とも取り留めのない内容になった。
今後、節目の日はイヤでもめぐってくるので、書いている段階で認識できたときには適当に織り込んでみたいと思っている。

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昨日の朝礼にて

2010-12-07 20:57:47 | 日記
だいたい月一回のペースで朝礼当番が回ってくる。
中身といえば、型通りのアイサツなり整理整頓なりの文句を先導し、その後一言二言フリーで話をすることになっている。
十秒で終わる人もあれば、数分も話してしまう人もいる。
内容はともかく、各人の性格が出る場面だと思うので素知らぬ顔はしながらけっこう注意をして聞いている。

昨日は私が当番であった。
一ヶ月に一回のことであり、正直「今日もケガやミスをしないようにがんばりましょう」で終わらせたくはないと思っている。
今回は、仕事場にはふさわしくないと思いつつ、先週土曜の出来事について話した。
大まかに書けば「週末には精神的にキツいことがあったが、人生は続いていくので明るく前向きにいきたい」という感じだ。
土曜日のホストであったT氏との対立を念頭に言ったことだが、T氏ももちろんその場にいた。
まさか会社の朝礼でそれを言い出すとは思っていなかったかもしれないが、時にはこういう「爆弾」も使わないと、理不尽が充満する今の職場では生き抜いていけない。

週の初めの月曜ながら、その日は朝から心身ともに疲れていた。
さすがに出社がイヤになるまではいかなかったが、これまで仲良く付き合ってきたT氏と対立した直後だけに一抹の不安はあった。
実際に朝礼の直後には「オレの言い方も悪かったが、あの場でああいう態度はないだろう」と言って来たのだが、こちらもまだ腹が立っており、まともな受け答えはあえてしなかった。

当然「何があった?」と聞いてくる人はいて、そのたびに正直に話をした。
それほど堅苦しい雰囲気ではないとはいえ、お見合いの場で、しかもお相手候補のすぐそばで「電話番号も聞けんのか、だからお前はダメなんだ」というような話をされ、あげくの果てには「コイツ(=私)じゃなくてオレ(=T氏)と飲みに行こうか」などと口説き始めるのだから腹が立たないほうがおかしい。

もちろんT氏に悪気などなく、「コイツを何とかしてやろう」という思いが余ってのことだったのだろう。
しかし、恋愛経験が多くなく女性が苦手ともいえる私にとって、T氏の発言はそんな私のコンプレックスを結果的に強烈に刺激するものとなった。
互いの思いがかみ合わず、結局は私が「場壊し」の戦犯ということになったが、その責めは甘んじて受けようと思う。
ただ、私も好きで「強硬手段」に訴えたわけではない。
今回の私ばかりでなく、T氏が「ハサミで背中を刺される」など相手に強硬な態度を取られる体験を繰り返すのは、ひとえに「相手を大事にしていない」「相手を追い詰めている」ということに尽きる。
そのことに少しでも気づいているなら、大切な奥さんもとっくに戻ってきているだろう。

私自身はこういう頑固なキャラクターだけに職場ではずいぶん嫌われているのだとは思うが、一部でも分かってくれる人はいるので私としてはそれで十分だ。
今もT氏とは交流を避け、今日の休憩時間はあえて喫煙スペースにも行かなかったが、寂しいという気持ちはまったくない。
酔ってはいたものの、「もう付き合わん!」という言葉は酔った勢いだけで出したわけではないので、実際に行動で表さないと整合が取れない。
自分の発した言葉が「本気」であることが伝わらなくては意味がない。
幸い、交流がなかったところで仕事上は何の障害もないから、T氏には悪いがしばらくは「冷戦」ということでいいのだろうと思う。

ほんの一年足らず前、仕事探しにあれほど難渋していたことを思えば、今こうして毎月一定の収入がある有難さは分かっているはずである。
なのに、面倒見のいい先輩とはいえ、また同時に自分自身の寂しさも埋めようとした弱さから、毎月「赤字」を出してまで付き合うようになっていったことは大いに反省すべき点だ。
自ら新たな気苦労を増やす格好にはなったが、T氏と距離を置くことで余計な飲みは今後減るだろうし、今一度「本来あるべき姿」に戻るいいチャンスである。
この際、タバコもお酒も若干控えめにして、家族はじめ周囲への「恩返し」を優先に考えていきたい。
そろそろ目に見える形での恩返しもしていきたいのだが、それにはやはりお金が必要だからである。

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お見合いの会・・・にはならず

2010-12-05 20:36:23 | 休日
土曜の夜には、会社の先輩であるT氏から「出会い」の機会を作ってやるということで入善町にお呼ばれしていた。
いまだ独り身の私にとって、相手の顔も知らないうちから断る理由はない。
何度も飲みを重ねるうちT氏の妹さんとも面識ができ、そのつながりというのは以前にも書いた。

もともとその会も、T氏と妹さん、私と「お相手候補」の4人でやるものと思っていた。
ところがフタを開けてみると、妹さんのお友だちを中心に総勢10名程度の集まりになった。
もちろんその中に「お相手候補」もおられたが、お堅い感じにならなくて最初のうちはいいのかもと考えた。

結論から言えば、お見合いの会だったはずの集まりはグダグダのホームパーティーで終わり、私にも「収穫」はなかった。
もちろんお相手の女性にまったく非はなく、それは私も同様だ。
私自身も今回は他人の顔を立てる難しさを感じながら会場に来ており、あるいは彼女も同じような気持ちであったかもしれない。
一貫して目と目を見て話す場面がなかったから、こうなると最初から縁がなかったものとして割り切れる。
あえて収穫というなら、以前同じ会社で働いたことのある女性の先輩がカナダ人のダンナさんを連れてやってきて「えーっ!」という場面があって、むしろそちらのほうと盛り上がり連絡先を交換したことくらいだ。

何となくフィットしないものを感じながらモヤモヤしているうちに、ホストであるT氏から説教じみた話が飛んできた。
もともと「体育会系」を公言するだけあり、飲むと超の付く「上から目線」の物言いになる。
本来なら私とは相容れないはずなのだが、仕事中などは至って穏やかで質問をしてもいばることもなく親切に教えてくれる。
普段がそうだからこそ安心して付き合えると思って、できる限りは時間を取ってきたが、その日は直接私が攻撃を受け、さすがに私も反発して言い争いのレベルにまでなった。
公にアップしているものにどこまで書いていいか分からないが、女の口説き方も知らないのかなどとエラそうに語るわりには、いちばん大切にすべき人(=奥さん)とは別居中である。
本人は「姉妹と同時に付き合った」とか「嫉妬されて背中をハサミで刺された」などと過去の「武勇伝」をアピールしてはいるものの、だからこそ今のお寒い状況があることに果たして気はついているのだろうか。

こういう感じになると、同じ酒の量でも酔い方が悪くなる。
お店ではなく他人の家で飲んでいながら、ひさかたぶりに20分ほど動けなくなる時間帯があり大変迷惑をかけた。
上半身を冷や汗が流れるのが分かるくらい「ヤバイ」状態なのは酔いながらにも感じてはいたが、戻すようなことだけはしたくなく私なりに必死に耐えた。

その耐えている最中にT氏がいろいろと調子に乗ってけしかけたこともあり、少し楽になった次の瞬間、T氏に「もう付き合わない」と言った。
養育費その他の問題があるとはいえ、私よりもはるかに高給取りでありながら飲むと勘定はいつもワリカンで、回数と程度は考えなくてはいけないと常々思ってきたが、今回の件を機に当面距離を置かせてもらうことにしようと思った。

他のメンバーが2次会に消えていく中、私はクルマを入善町に残したままJRで富山まで帰り、お店一軒寄って入善での件を「こぼして」帰った。
今日の午前中にあらためてJRで入善まで行き、置いてあったクルマを持って帰ったが、非常にむなしい思いがした。
T氏と距離を置くことでしばらくは入善町に足を踏み入れることはなく、ひょっとすると昨日の時点で「思い出の地」になってしまったのかもしれない。

せっかく積み上げたものを壊してしまうことは気持ちのいい話ではない。
しかし、今のペースでいたずらに付き合いを重ねたら、本当に「自分がダメになる」と直感した。
だから、T氏を「ただの会社の先輩」に追いやってしまったことに後悔はない。
お見合い話を含め、肩の荷がスーッと下りたような感じだ。

どんなことがあろうと明日は容赦なくやって来る。
Life goes on. 人生は続く。
横たわるのはそのたった一つの事実だけだ。

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11月を振り返って

2010-12-02 21:44:27 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
今回は2日遅れとなったこと、ご容赦願いたい。

11月はわが社の決算月であった。
商品を営業の前線に送るのが、物流倉庫の唯一と言っていい役割である。
再三書いているように、今は多くの注文を受けて生産が追いついていない状態にある。
ひとたび工場から製品があがってくれば、文字通り「待っている」お客さんのもとへなるべく早く届けねばならない。
そのタイミングひとつで、午後から急にアタフタやバタバタといった事態になることがいかに多かったか。
しかし、待たせている立場としてはそうやってでも少しずつ顧客の要望に応えていくよりない。
しかしその分、現場にも相当の負荷がかかることになり、それはしばらく続くのだろう。

わが部署は、商品の送料はもちろん、膨大な数を使うダンボール箱そのものの値段、加えて施設の維持管理費、外部倉庫との契約に伴う料金など、直接的にはコストをひたすら吐き出すところだ。
同じ会社であっても、前線で実際に売っている人間のほうがややもすると会社の売り上げや利益に直で貢献しているようには見える。
オモテとウラという話でいけば、わが部署は「裏方」には違いなく、会社の数字ということで言えば、とにかく売るモノを送るということでの間接的な貢献しかできない。

よく付き合うTK氏は長年前線で営業をやっていた。
もちろんMRの資格も持っているから、つたないながら質問を投げてみると分かりやすく説明をしてくれる。
ひとつ気になっているのは、ある日に飲んでいた時にポロッと、今の部署に「脱落」という表現を使ったことだ。
私のように入ったばかりで他の部署の経験もなく、ましてほんの少し前まで仕事そのものに恵まれない時期もあった人間は、とりあえず「働ける場所」があることがありがたく思える。
しかし、営業が自分の肌に合い、しかるべき実績をコンスタントに残しながら活躍を続けてきた人が、物流倉庫で一日中商品の箱詰めという仕事に変わるときには少なからぬショックがあったものと想像する。
数字を掲げてそれに追われみずからの重い責任も感じながらの日々と今とでは確かに「落差」は大きく感じられるのかもしれない。

TK氏以外にも「他の部署で使えない人間が物流に来る」などと冗談とも本気とも付かないような話をする人もある。
自分がいる部署が「底辺」と思われるのは悔しい気もするのだが、部署のメンバーの何人かからこういう発言を聞くとかなり寂しい気持ちになる。
ひたすら地味で単調と思われる仕事があってはじめて、華やかな場所にいるように見える人々も仕事ができるのであり、必要でない仕事などそもそもない。
どんな仕事が当たってもそれに誇りを持つことができれば、より幸せな毎日となっていくのだろうと感じている。

今年最後の月である12月はどうなっていくか。
仕事は、会計年度が変わり早くも猛烈なスタートダッシュが始まっている。
プライベートでは近日、半分「お見合い」のような形で、まだ名前も顔も知らないが一名紹介してもらえることになっている。
何かが大きく動くのか動かないのか、カギを握っているのはもちろん私自身である。

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