blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

12月、そして2010年を振り返って

2010-12-31 11:40:31 | 月末振り返り
毎月最終日はその月を振り返る。
今日は大晦日なので、2010年も同時に振り返ることにする。
午後からは実家に顔を出すため、早い時間帯ではあるが本年最後の記事としたい。

決算月が11月であるわが社だが、12月が忙しいという一般の世の中の流れと無縁ではなく、決算月が明けたからといって少し仕事が落ち着くという感じには全くならなかった。
何度も書いているように、今は行政府の後押しもあってわが社が扱う製品の取り扱い量が伸びている。
この時代に伸びるというのは大変いいのだが、会社として生産が追いつかない製品を抱える事態になっている。
医薬品の大前提は「安定供給」であり、分かりやすく言えば「切らしてはならない」というのが建前だ。
増える注文に対応するため、製造工場は人間を交替勤務にしてまでせっせと作り、できたものは物流倉庫に運ばれてきて全国に出て行く。
しかし、社内で「未納品」と呼んでいるものが解消されるにはもう少し時間がかかりそうなので、年が明けても何かと負荷の多い毎日が待っているだろう。

今年全体で見れば、1月の早々に派遣の契約が切れてその後がなかなか見つからず危機的な状況になっていたのを今の職場に拾ってもらい、5月から何とか普通の社会人に復帰することができた。
働き口があって応分の収入があるというだけでも有難く思えるが、今はある程度の信頼を得ながら日々を過ごせている。
電動フォークリフトや四トントラックの運転など思いもしなかったチャンスも与えられ、それらに何とか応えることができている。
もちろん人間は欲張りなもので、働き口がある有難さを時に忘れ、毎日の仕事の中で不満やイライラが先に立つ場面もある。
それでも会社に出て行くのがイヤだなという感じの日はほとんどない。
今の環境、人間関係、労働条件その他は過去の不本意な経験に比較すればかなり恵まれている。
今の場所で持たなかったら本当にその次はないという危機感が私を何とか支えてくれている。
5月以降は本当に時間の経つのが早かったが、それだけ毎日を集中して送れていた証拠だと思う。

2010年は、出会いとか縁とかいうものの有難みを肌身で感じることができた年だった。
今の職場に「戻って」来れたのがもちろん最大の縁だが、そこから派生してプライベートな部分でも素敵な出会いに恵まれた。
新しい出会いもあったし、生活難から長らく顔を出せなかった場所にも行けるようになって再度始まった付き合いもあった。
人付き合いが多くなると当然お金もかかり、まだまだ薄給の身で余裕はなかったものの、投資(単なる散財?)の結果、お金以上の、これからずっと大切にすべき「本物」の関係を一部では築くことができたと思っている。

2011年は、2010年よりもよい年になるのは間違いない。
仕事面では、負荷の多い毎日の中、年末にかけて細かい失敗が増えたのでそこを改善するのが当面の目標であるが、休日を利用して社内資格の取得にも取り組みたい。
プライベートでは、曲がりなりにも広がった人間関係をさらに深化、充実させたい。
どうやらこの年末、長年の懸案である「パートナー不在問題」に決着をつけるキッカケをつかんだ感覚がある。
形はどうあれ、年明け早々から積極的に動いて文字通りのスタートダッシュが決められれば素晴らしい。

2010年も本欄をご支援いただき有難うございました。
2011年もどうぞ宜しくお願い致します。
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