blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

買う買う詐欺リターンズ

2009-12-13 23:25:19 | 日記
今日の店舗は土曜にも増して人が多かった。
ボーナス支給直後の日曜日ということで、ある程度予想はしたが、商談テーブルが満杯になるほどの盛況であった。

さて、昨日「買う」と言って結局戻ってこなかった老夫婦だが、今日の19時前、私の帰り際にようやくお越しになって買っていかれた。
買う買う詐欺ではなかったのでホッとした。
担当メーカーの製品だったからなおさらである。

土曜日に実績ナシに終わって、今日は内心あせっていたが、午前中に声がかかって他社だが1台売れてくれたのでとりあえず気が楽になった。
その後、いずれも壮年のご夫婦で2件上積みがあり、最後になって昨日のご夫婦でダメ押し1件という展開になった。

いちおう日曜締めで週報を書かされるので月曜日からの集計をしてみたが、今週はテレビだけで8台ということで自分でも驚いている。
数字があがって自信にはなるが、接客・セールスが苦手だという意識は変わらない。

今までいろいろな業種を経験してきて、また今回家電という分野で働いてみて、同じ営業・販売といっても、いわゆる元気とか押しの強さなどが大きな影響を持つのは、「どの会社でも内容は似たり寄ったり」の業種ではなかろうかと感じている。
例としてあげれば、ビールなどがそうかもしれない。
ほかには、保険・証券などの金融商品や旅行商品なども当てはまるかもしれない。
少し視点は違うが、住宅や車など、1件1件の金額がかなり大きい商品もそうかもしれない。

受身の販売でラッキーもあるとは言うものの、私にとってモノを売るという仕事でこれほど短期間に結果が出たのは初めてと言っていい。
もともと関心のある商品だからとも思うが、自分なりに各社の製品の違いというか強み・弱みを何とか伝えることができているからだろう。
少なくともビールあたりよりは各社の違いは明確に見える商品なので、必要以上の元気や押しの強さよりも、自信を持ってしっかり丁寧に説明ができているかが成約に大きく関わってくるのだと思う。
実際、私はこれまで「買ってください」とは一言も口にしていない。
メーカー説明員という札をブラ下げているので説明に徹しているまでだが、それで納得していただいて買ってもらっている。

よく体育会系の人間が「自分を売れ」などとうるさく口にするが、テレビに関しては自分を売る必要などさらさらなく、事実を正確に誠実に伝えればよい。
味付けとしては、店舗の人間という立場を離れた個人的な意見や思いをプラスするように、また担当メーカー以外の商品も決してけなさないように、というところだ。
商売上は画像や機能の違いを理解し説明する必要はあるが、最近のテレビはたとえシンプルなモデルであっても、メーカーを問わず十分に素晴らしいのである。

今の店舗とは年明け早々に契約が切れるが、今後は担当者のO氏にお願いして家電関連の路線で引き続き使ってもらえないか頼むというのもいいだろう。
とりあえずでも結果が出ているのは、何かがフィットしていると思えるからである。

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買う買う詐欺にご用心!

2009-12-12 22:40:12 | 日記
最近、ベテラン店員のSさんが私に話しかけてくれるようになった。
金曜日はチラシの谷間でいちばんお客さんが少なく、日々の数字を課せられている立場からしてかなりきつい曜日らしい。
いつも「ほほえみ」を絶やさない温和な方だが決して強引なことは言わない。
それでも何だかんだでいつの間にか成約まで持っていく様子は、マジックにも近いものがある。
もちろん、Sさん自身は新し物好きの面があり、最新技術にも相当詳しいのでそれが仕事にも役立っているものと思う。
客層に年配者が多いこともあり、ベテランさんには聞くほうも安心感があるのかもしれない。

土曜日は折込チラシが入る日で、たいがいの企業ではボーナスも出た後だろうから、相当の来客が予想された。
来客数があるだけに、1台でも売らなくてはと意気込んだ。
せっかくの週末に実績なしでは申し訳ない。

午前中にさっそく自社の製品を買ってくれるという老夫婦が現れたが、いったん「現金をおろしてくる」と言って帰られた。
いつ戻るかと待っていたが、結局今日は姿が見えなかった。
買うと言ってくれたので空き時間に売上伝票まで仕上げたが、とんだ肩透かしとなった。
値段にこだわる様子もなかったし、もしかしたら後日来られるのかもしれないが、仮にそれっきりだとしたらまさに「買う買う詐欺」である。
今日は1台売れたと思っていたものがゼロになるのはショックが大きい。
気が変わって他の店で買うことになったのなら、電話でもいいから伝えてほしいものだ。

Sさんにそのことを話したら、ご自身もずいぶん大きな取引が「大ドンデン」になったことがあったらしい。
Sさんが嘆くには、やはり最近は人間のレベルが落ちている、モラルが減退しているのでは、とのことだった。
まったくもって正論であろう。
店員を使うだけ使い倒して、お礼の気持ちもないというのは何事かということだ。

私は今日は収穫がなかったのに加え、16時過ぎからは「教えてほしいことがある」というオタク風の男性に長時間つかまってしまった。
ブルーレイの話から始まったのでレコーダー1台くらいの話になるのかと思ったら、「ググレカス」と言いたくなるような質問が延々と続いて辟易した。
こちらに散々質問をしていながら、いちいち「ネットでは・・・と書いてありますが」と返してくるので、いい加減にしろという気持ちになった。
ネットの情報は玉石混交であることがまるで分かっていないのは残念だし、話していて、彼自身の考え方がまるで見えなかった。
優柔不断も程度が過ぎると腹が立つだけだ。

明日も日曜で来店客は多いだろう。
日曜締めで週報が義務付けられているので、1台でも積み上げていい報告ができるようにしたい。

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連休の成果?

2009-12-10 23:00:57 | 日記
平日の休みというのは案外ありがたい。
銀行や役所関係の用事ができるし、何かの問い合わせをしたい時も平日なら心配ない。
こういうリズムの生活がずっと続くかは不透明だが、与えられた条件をできるだけ有効に使えればよい。
土日休みの生活にもメリットはあり、一長一短だ。

さて、今回の休みは部屋で余っているものを処分もしくは譲るなどして、ずいぶんスッキリした。
昨日は、もう壊れて使えないテレビがあったのを某中古屋さんに引き取ってもらった。
同じ名前を冠している店舗でも、経営者の違いからか、同じものでも引き取りしてくれたりくれなかったりする。
今回は高岡市にある店舗の引き取り条件に合致したので、念のため電話をかけて確認してから持っていった。
私としては、本来の機能を果たさないのに無料で取ってくれただけでありがたい。
詳しくは知らないが、部品取りなどの用途もあるのだろう。
引き取りだけではと思い、気持ち程度の買い物をして帰ってきた。

その気持ち程度の買い物とは、ジャンク品のFAX1台である。
4年ほど前に、とある仕事の絡みで自宅にFAXがどうしても必要となり、渋々普通紙タイプのものを買った。
ところが買った当初から、紙を複数枚吸い込んで詰まるなど動きが大変悪かった。
普通紙タイプはインクリボンの値段が高いし、その機械は印字の品質も劣悪だったので、時代を戻って感熱紙タイプでもいいかなと思っていた。
そんなところに、その店舗でちょうど手頃なものが見つかったというわけである。
家でつないでみて、しっかり動くし印字も良好、感熱紙だからインクの心配がない。
不良品でもあきらめのつく値段だから買ったが、FAXは送信の用途が主で受信はほとんどないので今はこれで十分だ。
コピーも当然感熱紙に出てくるが、どうしても普通紙のコピー書類が必要なら、スーパーやコンビニで数十円出せばよい。

今日は妹の家に、長年使ってきたノート型のPCと、それにつないでいたプリンター、その他付属品もろもろを持っていった。
2002年のモデルだけに本体もまったく速くはないし、USBもプリンターともども1.1対応である。
それでもタダであげるものとしては悪くなく、ずいぶん喜んでもらった。
妹宅はネットが来ておらず、いきなりフル活用とはいかないが、読まないかもと危惧していたDVD-R(ビデオモード、ファイナライズ済み)も何とか大丈夫だった。
ともかくも、捨てられないで何かの役には立ってくれるのだからOKだ。

あとは散々困らされた旧の普通紙FAXがどこかに流れていけば、もう部屋には不要なものはほぼなくなる。
電話機能やFAX送信には難はなく、問題は給紙と印字だけだから、こちらはわりあいスンナリどこかに引き取ってもらえるかもしれない。
日焼けもひどく使用感もタップリなので、別にタダでも構わない。

環境性能に優れた新しいものを買うばかりがエコではない。
その裏では、まだまだ使えるものが大量に捨てられている。
使えるものは大事に使ってやるのが本当のエコである。
この2日間は、それを実践できて気持ちがよかった。

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赤い彗星が落ちた日

2009-12-09 22:51:05 | 日記
プロ野球・阪神の赤星外野手が引退を発表した。
大学、社会人を経ての入団で、33歳だがプロとしてのキャリアは9年で終わることになった。

今世紀に入っての2度のリーグ優勝に最も貢献した選手の1人である。
盗塁王を5度も取った走塁技術に加え、年を経るごとに打力もアップして高い出塁率を誇った選手だから、他の球団すべてに「赤星を出したら・・・」と恐れられる存在だった。

直接の理由は持病の悪化ということだが、100%のプレーができないとして現役を去っていくにはあまりにももったいない選手である。
しかし、プロの選手としてというより、私よりも小さな体を酷使して常に一線で頑張ってきた彼を責めることはできない。
本人がいちばん悔しい思いをしているはずだ。

リーグ優勝の祝勝会でコスプレまでしていながら、マスコミのインタビューには至って普通に答えていた赤星選手。
そんな、マジメを絵に描いたような、そして強いキャプテンシーも備えていた選手が阪神から去っていくのは、単に1人が辞める以上の影響がある。
来季以降、よほど考えないと、暗黒時代がまたやって来てしまう。

今後、どんな形でも野球にかかわりたいとのことだから、第二の人生を心から応援したい。
ゆっくり体をケアして、また気持ちを整頓して、いつかまたファンの前に姿を見せてほしいと思う。

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山あり谷ありの4日間

2009-12-08 21:44:26 | 日記
今の勤務の休日は水木の連休が基本だが、先週変則で水金としたため、土曜から火曜までの4日間を続けて勤務して、明日とあさっては休みである。
土曜あたりはまだまだ不安な気持ちが強く、ダメ出しも受け悔しい思いもした。
その時は何となく体も縮こまって、かえって励まされたくらいだ。
それが日曜あたりから実際に売り上げを作ることが増えて、書類の流れにも慣れてきた。
昨日今日入った私のような人間でも、この4日間のシリーズでテレビを5台も売ることができた。
受身の商売だからラッキーパンチももちろんあるが、この際経緯はどうでもいい。

私自身はいつも書いているように接客やセールスは大の苦手である。
少なくとも第一印象がいいタイプとはとても言えないので、物売りには本質的に向いていないと思う。
派遣会社の担当からは元気がないと言われ、店舗の皆さんも「こいつ大丈夫か?」というのはかなりあったと思う。
それでも、少しずつ自分の売り上げを増やして店内を忙しく走る姿を見て、店舗の皆さんの見方は少しずつ変わってきた感じがする。

体育会系の人間は、私とは逆でとりあえず元気はいいから第一印象は間違いなくいい。
ただ、最初がいい分、直後でボロが出るとかなり悲惨である。
元気なだけで中身は大したことがないとバレてしまえば、最初の印象などいとも簡単に吹っ飛んで、なおかつ取り返すことは非常に難しくなる。

私のように必ずしも印象のよくないところから出発する人間は、会話に時間をじっくりかけて少しずつ挽回することでカバーするよりない。
最初はケゲンそうな顔をしている方も、話しているうちに徐々に表情が穏やかになってくる。
自分から言うのも何だが、スルメのように噛めば噛むほど、というタイプなのだろう。
ビジネスの世界では決定的に不利だろうが、今さら性格を変えようとは思わない。
お客さんでも、プライベートな友人でも、分かってくれる人は分かってくれる。
分かってもらえたからこそ、今日も何とか2台売ることができたのだと思っている。

自分で販売手続きの流れをつかんでいくうちに、政府のエコポイントとかの理解も深まった。
しかし、まだ担当メーカー以外の商品は理解があやふやである。
ここ数日の好結果におごらず、1日1日、1台ずつでも数字を積み上げていきたい。

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今日は本来業務で

2009-12-07 22:53:54 | 日記
今朝、職場に向かう途中で派遣会社の担当者O氏から電話があり、書類を渡したいとのことだった。
店舗の駐車場で待っており、あいさつをして受け取った。
その際「メーカーのSさんと話したんですが、ひださんは少しおとなしいようですね」と言われた。
「体育会系な感じでお願いします」と来たので、朝から暗澹たる気持ちになった。

さて、店舗の社員さんを眺めていると、さすがに全体の朝礼の場では威勢のいい掛け声などがあるが(私は直接は参加しない)、イヤイヤな感じやカルト的な雰囲気はなく、いたって和やかなものである。
普段接していても「体育会系的」と呼べる人は皆無で、むしろ言葉は悪いが「オタク寄り」とも思える人が多い。
オタク寄りだから売れないということはまったくなく、しっかり丁寧に説明をして、いつの間にか商談に持ち込んでいるのは素晴らしい。

物売りの事務所の裏には「元気」とか「やる気」など、根性系的な言葉が強調されているものだが、今の店舗ではただ1つ「ほほえみ」という言葉が大切にされている。
ある意味商売屋らしからぬ控えめさと柔らかさは、私の肌には合う。

体育会系な感じでいけ、と言われたところで体育会系嫌いの私が素直に聞くわけはない。
普段通り、いつも通りにやって、今日は自社と他社のテレビを1台ずつ売ることができた。
まぐれ当たりかもしれないが、意識して元気に振る舞ったつもりはさらさらない。
元気だから売れるわけではなく、トツトツとした調子でも何とか説明をして納得してもらえるから売れていくのである。

O氏自身は最前線の営業職であり仕方がない部分もあるが「元気なら売れる」という考えは前時代的と思える。
これまで私自身がさしたる数字も残してなく、励ますつもりも含め悪気もなかったとは思うが、今日ばかりでなく言葉の選び方が非常に下手なのが残念な部分である。
各メーカーが微妙に差をつけて何とか抜きん出ようとしている商品には細かい説明が不可欠だ。
元気だけで売れるならサルでもできる。
採用前に「人間的に安心感がある」と言っていた舌も乾かぬ内に、売れていないのは性格のせいだとでも言いたげな発言をしてくるというのはいかがなものか。
まさに甚だ短絡的、それこそ体育会系的と言っていい思考回路の持ち主というべきであろう。

今日ようやく自社の商品で数字を作ったので、正直ほっとした。
今後はO氏やメーカーのS氏にも少し強気に出られる。
店舗の社員さんは常に私の姿を見てくれており、今日の実績も把握してくれているので心強い。
これからさらに努力して、無理やりな元気など出さなくても売れるということを、たまに来るだけの2人に証明してやりたいものだ。

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本来業務を外れ?

2009-12-06 22:57:36 | 日記
今朝は昨日アタマに上った血がまだ下りていなかったようで、石川県内の国道8号と159号の重複区間で激しい行動に出た。
単に、あおってきたクルマを意地でも抜かせなかったという話だが、あおるという行為は「何トロトロ走ってんだよ」という敵意の発露であろうから、挑発行為に対して素直に反応してあげたまでだ。
あおってきたクルマは今町の出口で山側環状道路方面に流れていったが、私にとっては報復行為やり放題の楽しい5分間であった。
社会に出ればすべてが戦いであると昨日書いたが、朝の通勤から戦闘モードになるとは思わなかった。

本来はテレビなど映像機器を販売するのが仕事だが、店内を歩いていていろいろ声がかかるので、遠くにある売り場のものまで世話をすることになり、結局今日はテレビ以外の物を多く売った。
かんじんの担当メーカーのテレビはなかなか売れないが、バタバタでも自分で説明したものが売れるとやはり悪い気持ちはしない。

私の記憶が確かなら、今日は最初の会社に同期入社したNくんが店に来ていたはずである。
私が接客中で直接話すことはできなかったが、私よりさらに薄くなった髪に時の流れを感じた。
今もずっとやめないで続けているのか、あるいはほかの道に進んでいるのかは分からない。
同期の中ではけっこう話していたほうなので、黄色いハッピを着て家電を売っている私の姿を見て驚いたかもしれない。

私自身は、当時よりも貧乏ではあるが、生きることに対しては間違いなく必死であり、その充実感もある。
何の挫折もないままそこそこの大企業に入り、何とはなしにノホホンと過ごしていたあの時分とはかなり考え方は変わったと思う。
いろいろな経験をしたから今の自分がある。
今回の家電売り場の仕事の経験も、きっとどこかで役に立ってくれるだろう。

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×怒哀×

2009-12-05 21:59:14 | 日記
土曜の店舗はさすがに人が多い。
店のロゴが入った服を着ていれば、何かと声をかけられる。
ややこしい質問でも適当にはできないが、いちいち確認のために他の人をつかまえるのも面倒だ。
基本、分からないことは聞けば教えてもらえるが、映像コーナーにいて「アンテナ」の知識があやふやなことに関しては必ずダメ出しが出る。
入って1週間も経たないうちに「自覚があるか」などという極端な物言いをされムカっときたが、「説明できる人間のほうが売れる」ということらしい。

生活のためとはいえ、接客という自分には最も合わない仕事をやっていると喜怒哀楽の「喜」と「楽」はない。
「客という人種」を見ているだけで腹が立ってくるからかなり重症だ。
よほど信頼している人間以外は、他人というのは私にとって「戦いの相手」である。
こちらがスキを見せればいつでも土足で踏み込んでくるのが他人だと思っている。
いわれなき攻撃を受け続けた若き日の心の傷はまだ癒えていないし、消えることもないだろう。

今日は私にとってなかなか面白い客が現れた。
最初からケンカ腰で威圧的という、前の会社の社長のような人間であった。
エコポイントに関していくら説明をしても話が通じず、勝手に内容をこじつけて文句ばかり言うので、最終的には「そこまでおっしゃるならウチの店ではけっこうです」と言ってやった。
今まで店員からまともに「帰れ」同然の発言を聞いたことがないだろうと思われ、少し狼狽しながら捨てゼリフを残して去っていった。

この件が済んで「クビかも・・・」と覚悟したが、店長さんいわく「クレーマーだから気にしなくていい」とのことだった。
結果オーライと言えばそうだが、言われるまで知らなかったわけなので、かなりリスキーなことをやったものだと思う。
クレーマーになるような人間は基本的に気が小さいので、痛いところをズバリと突いてやれば退治するのは簡単だ。
前の会社の社長も同じ手で完全に黙らせることができた。
最近の経験が思わぬところで役に立った。

入ってしばらくはひたすら腰を低く大人しくしていたが、大人しいだけではないという部分を周囲の社員も見ていたと思う。
社会に出ればすべては戦いだ。
「キレる時はキレる、言う時は言う」と周囲に思わせることができたのなら、それはそれで1つの「相場」を作ったことになる。
おびえて毎日を過ごすことだけはしたくないし、失うものもないのでひたすら自分らしくやれればと思う。
暴れ倒したところで1ヵ月半の話だ。

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こたつ

2009-12-02 23:28:25 | 休日
土曜から4日間続けて勤務して、緊張と久しぶりの立ち仕事でけっこう疲れた。
職場は周りの方がいろいろと声もかけてくれるので、特に大きなストレスはなくできている。

通勤は、かなり距離があるだけに電車と自家用車をどちらも試して様子を見たが、一般道でも交通が流れてくれるのでクルマでも案外ラクなことが分かった。
行きは10時前に着けばよく、帰りは19時を過ぎているので、本当のラッシュ時とは少しずれているのも原因だろう。
JRなら毎日問答無用で2000円近くが出ていくので、片道1時間あまりの運転は大変でも、直接サイフに響かない自家用車がいい。
もちろん、短い期間の勤務と分かっているからこそガマンできることなのだが。

今日は週の真ん中ということで休みであった。
実家方面に用事があったので先に済ませ、実家に電話をした。
先週顔を出したときに忘れていたが、こたつ布団がないか聞いてみたら用意してくれるとのことだった。
実家に着いたら、袋に入ったセット品がそのまま玄関にあった。

ちょうどお昼だったので、母親と一緒に妹宅へ行った。
妹は自宅のすぐ近くで働いており、昼の休憩は家に戻っているようだ。
思いがけず3人での昼食となった。
私がPCを入れ替えたので、昔のPCをあげてもいいという話をしたらずいぶん喜んでくれた。
今のところ妹宅にネットは来ていないが、年賀状やDVDなどネット以外の用途もある。
7年使ったのでかなりの「使用感」があり、キーボードも1箇所だけだが壊れているから売れるようなモノではない。
家族が喜んでもらってくれるなら大いに活躍してもらえばいい。

自宅に帰ってこたつ布団を広げたら、やや破れが見つかった。
私が学生の時に買ったもので、これもずいぶん長く使っているので仕方がない。
大勢に影響はないので、破れた部分は目立たないサイドに追いやっている。
こたつ自身もツマミが壊れて温度調節がきかなくなっているが、ほどよい暖かさなのはラッキーだ。
自宅にはエアコンもあるが、あまり頼ると電気代が跳ね上がる。
こたつで節約できる保障はないが、なるべく足を温める方向でいきたい。
上半身は半纏などを重ね着すればよい。

本来は水・木の連休だが、今週は1日飛ばして金曜日を休みにした。
面接を1件抱えているためである。
今の仕事は期間が短いので、終了以降を見据えてのことだ。
旅行業の資格も生きるし場所も富山市内だからご縁をぜひいただきたいところだ。
しかし面接の結果がどうなろうと、今の環境での契約期間はしっかり取り組むのは変わらない。
短い間にでも家電について自信がつけば、またそのような方面でもいいだろう。
今は先を計算する余裕はない。
1日1日ベストを尽くせば、きっと誰かが見てくれているだろう。

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