blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

変な人

2019-01-20 20:34:33 | 休日
先週の日曜を何もしないでゆっくりと思いながら、NHKの紀行番組でたまたま当地の名所が紹介されたために、一日中とはいかずとも結局は外出した。
もちろん遅くなりすぎないように考えて帰り、なるべく休む時間も作ったので、全国でインフルエンザ感染率2位という愛知県にあっても(1位はおとなり岐阜県)今のところは通常の風邪もひかず、元気ではいられている。
来週の日曜は車検入庫でちょっとしたドライブになってしまうので、今日こそは一日ゆっくりの日にしようと思い、外出は不在郵便物の引き取りと食材の仕入れの1時間ほどだけにして、文字通り何もせずにゴロゴロしてこのまま終わりそうである。

仕事に関しては、やや冷たい仕打ちを年始から受けるようになり、しかし誰が仕掛けているかはもう読めており、今回あらためて書く必要はない。
相手はひとりだ、こちらもひとりの人間として、犠牲を払っても戦うべき時は戦う、それだけだ。

さて、今週末は仕事を離れたところで変な人を見る機会があった。
金曜日、週に一度の気晴らしにJR春日井駅前に出ようとしていた道中、ひとりの男性がわりあい聞こえやすい音量で「どっかいいお店ありませんかね〜」などと話しているのを見た。
Bluetoothか何かを使って誰かとケータイで話しているのかなと思ったから、また前を向いて普通に歩いていたら、その男性から「オイ!何で無視すんだよ!こっち向いといて話聞かねーのかよ!」と後ろから怒鳴られた。
ハンズフリーで誰かと話していると思っていたその男性は何と私に話しかけていたつもりだったようだ。
一瞬身の危険を感じ後ろを振り向いたが、なぜかこちらに向かって来る気配はなく、何事もなかったように駅の建物に消えて行った。
どうしても納得がいかなくて私に文句が言いたいのであれば体ごと近寄って来るはずなのだが、ただただ吠えたかっただけなのであれば、残念ながら正常な神経は持ち合わせていないということだろう。

今日、不在郵便物の引き取りに春日井郵便局に出向いた時にも変な人がいた。
正式にはどう呼ぶのかは知らないが、市内の中心局として土日も関係なく時間外窓口を開設して受付をしてくれる。
その「ゆうゆう窓口」で、手続きを待つ人の列から外れジリジリしている女性がいた。
窓口の前には黄色でラインも引かれており、一列で順番を待つのがルールで、列を外れている人は見たことがなかった。
どうやら窓口の向かって左側が通常の郵便物の受付(当人の用件は封書1通を出したいだけのようだった)で、不在郵便物の引き取りが右側だと勝手に解釈し、自分に声がかからないのでイライラしていたようである。
自分の勘違いを棚に上げ、不在郵便物引き取りの表示が右端にあるのが悪いなどと言い出して、ついには表示を外させてしまったからタチが悪い。
当人の用件は封書1通だからあっという間に終わり、当人が帰っていったところで、次の順番にいて用件が済んだ私は職員の女性に「その表示、また同じところに貼っとけば?」と言った。
すると、私のすぐ左にいた女性も一緒になって笑っていたから、同じように感じてはいたのだろう。
この次に用事がある時は、表示の位置を確認してみたいものだ。

一部の変な人や声だけが大きな人のために、多くの善良な人が迷惑し、普通に過ぎるはずの時間が嫌なものになってしまう。
実力行使をしてしまってはさすがに公権力のお世話になる世の中で、言葉による弱いものイジメはむしろひどくなっている。
学校でも職場でも普通の街中でも、都合が悪くなると騒ぐだけ騒いでなぜかうまい汁を吸っている人間のいかに多いことか。
何でも言える自由な我が国にも、自由であるがゆえの難しさは潜んでいる。
自由というものに対する解釈はひとりひとり違い、さらに我が国の法律は画一した解釈をひとりひとりに強いてはいないからである。

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