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筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

そして戦闘へ

2023-04-14 22:22:23 | 日記
金曜日は通常午前はバタバタするが午後はタダもらい同然にヒマである。
ところが今日は事務方のメンバーが少々欠けただけなのに伝票がなかなか出てこなかった。
以前から「手が遅い」とウワサされている某女史が、よりによって顧客対応で長電話となり予定よりも1時間以上遅れてのスタートとなった。
現場は伝票が道しるべだから、遅れている間は何もできない。
ようやく本格的に取り掛かった頃には時計の針は11時をはるかに過ぎていた。

さて、今の現場には年頃がよく似た小太りの同僚氏がいる。
私がやって来てからというもの、一方的な対抗心からか仕事のジャマになるショウモナイことを仕掛けてきていたのだが、人となりもつかめて来たのでそろそろ反撃に出ることにした。

氏は何につけてもオレがオレがと前に出たがる性格ゆえ、話の中身は誰も聞いていない自身の好みや偏見、知ったかぶりがほとんどとなる。
せっかくつるんでもらえている某ベテラン氏はじめ、誰がどんな話題を振ってもいつの間にか自分の話にすり変えてしまうので、私自身はもとより周囲は本当はウンザリしている。
半端な知識を振り回して熱弁したところで誰も聞いてないんだよ、とイキナリは言えないので、私はいい加減な部分は無視したり思い切り冷たく指摘したり時には舌打ちをしたりしてテキトーに「刺激」してきた。

当人のイライラがピークになったのか、いよいよ仕事の段になって私の進めていることにくだらないケチをつけて来たので、氏のメラメラと燃える対抗心とやらに油を注いでやることにした。
「誰かを意識しているうちはその誰かを超えることはないぞ」とアオってみたら、案の定見事に引っかかって、ドでかい声で口汚い言葉を吐きながら怒り出した。
私のつれない反応もジワジワときいていたようで何よりである。
あまりにも図星丸出しの反応を見て、氏には仕事に自信などなく他人に圧をかけ引きずり下ろすことで何とか生き延びたいという幼稚な世界観のもとで生きていることがよく分かった。

ワナにまんまとハメられて抑えがきかないくらいに腹を立てさせられたわけだから、氏が自身の正当性を仮にアピールするなら即座に周囲の人間や現場の管理者に訴えればいいのだが、なぜかそれはしない。
歪んだライバル意識からヨコシマな気持ちを抱きあの手この手で仕掛けていたので、さすがにやましい思いが先に立ち、ひとりで怒り続けるしかないわけである。

職場というのはお互いがプロとして技術とプライドをぶつけ合ってやっているので、切磋琢磨する過程で多少の摩擦は仕方のないことと思う。
ただし、氏が抱えるような非生産的な対抗心は揉め事しか生まないから絶対に許してはならない。
能力が他人に劣ると思うならまず自らが能力を上げる努力が必要で、それを放棄して他人から奪うとか他人を落とすとかは最低の所業であり、およそ人間とは違うケダモノの発想である。

氏のように、何の裏付けもなく毎日毎日大風呂敷を広げるだけ広げて何ひとつ実現できない生活というのはやっていて疲れないものだろうか。
恥じるという感情が少しでもあるならこんな生き方はとてもできないが、ないというなら毎日通う場所は会社ではなく病院かどこかということになるのかも分からない。
程度を超えれば知ったかぶりも虚言妄言と同じだからだ。

残念なことだが、氏はまだまだ、何としてでも私を落としたいようなので、戦闘状態はしばらくは続くだろう。
こちらとしてもチンピラ崩れのような人物に負けるわけにはいかないので、許される範囲、許される手段を使って徹底的にやりたい。
いびつな対抗心から来る不当な攻撃に泣き寝入りするわけには絶対にいかないのである。

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