blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

8月9日の行状

2016-08-17 21:25:59 | 旅行
札幌の夜を楽しんで眠りこけ、いよいよ門別競馬場へ行く日を迎えた。
しかし門別競馬もナイター開催のため、札幌発の無料バスは昼過ぎに出る。
午前中の自由な時間は札幌市内をぶらぶらと散歩することにした。

どうせなら今まで行ったことがないところへと思い、メインの訪問先は北海道大学のキャンパスにした。



何しろ広大なキャンパスなので、構内はクルマが頻繁に通る。
制限速度25km/hの標識やラウンドアバウト(ロータリー)がある大学はさすがに初めてで、画像の切り方によっては大学の中だとはすぐには分からないだろう。





ロータリーのそばにある、あの有名なクラーク博士の胸像。



敷地の西側奥にある、これまた有名なポプラ並木には多くの観光客がいた。
台風の被害を受けたりして一時はずいぶん荒廃したようだが、歴史的価値の観点から何とか存続させているという。



バスまではわずかに時間があったので、札幌駅の南側に回り、旧道庁(赤れんが)から大通、時計台と半分やっつけぎみに消化したら門別行きのバスの発車が近づいてきた。

札幌から門別競馬場までは距離にして80kmほどあるが、いちばん使い勝手がいいのが札幌駅北口から日に1本だけ出る無料バスである。
大きな街で言うと苫小牧がかなり近いのだが、門別競馬のための路線は用意されてなく、JR日高本線もいつぞやの高波の影響でバス代行区間があるなど大変に不便な状況で、アクセスとしてはほぼ一択であった。

札幌駅を出て約1時間半、右手に太平洋と牧場が見え始めて、14時頃に門別競馬場に着いた。
こじんまりとした入場口をくぐって、ついに国内全競馬場訪問達成となった。



帰りのバスは最終レース後にしか来ないので、この日は自動的に第1レースから最終レースまで戦うことを余儀なくされた。
無理をして全レース馬券を買わなくてもいいわけだが、せっかく最後にやってきた競馬場なので、少額ずつでも全レース楽しむと腹をくくった。
とはいえ、15時過ぎの第1レースの発走まで時間があったので、帯広同様に場内の写真を撮って回った。







日が暮れて夜になると、馬の姿もナイター照明に映えてキレイである。
輪乗りの様子とスターターは、ややズームをきかせたのでうまく撮れているかどうか。





馬券の方は、第2レースの大ヒットのおかげで「勝ち逃げ」を計算しながら楽しめた。
最後の方はだいぶプラス分が減ってしまったが、帯広と通算してわずかの負けで済んだので御の字だ。
ちなみに、最終レースには「フリオーソ賞」の名前が付いていた。
現役時代は2000mを中心に活躍、船橋所属ながら中央馬相手にも互角に戦い、G1競走を6勝もした名馬である。
長い競馬歴の中で応援した馬となると彼が最右翼ではなかろうかと思うくらいの馬の名前を冠したレースがある日と、私の競馬場コレクションの最終局面が重なったのも、これ以上ない幸運な巡り合わせであったと思う。

帰りはまたバスに揺られて1時間半、札幌のホテルに着いたのは22時半くらいであったから、飲みや遊びには出ず旅行の最終日に備えることにした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする