ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

瓶の形は忘れましょう。

2011年11月26日 03時40分10秒 | ワインの事

以前はワインを勉強するときに「いかり肩の瓶ははボルドー」「なで肩の瓶はブルゴーニュ」と覚えましょう!!なんて言っている時代がありました。

確かにそれぞれのワインは然りです。

しかし、いかり肩の瓶は他にもたくさんあります。勿論、なで肩の瓶も沢山の地方が採用しています。

それどころか、同じ地方の同じ原産地呼称で、両方の瓶型を採用している地方もあるのです。

例えばローヌ地方のある生産者はいかり肩です。しかし多くの生産者はなで肩。

イタリアの王、バローロにも両方ありますね。

ドイツワインはスマートな瓶を覚えておられる方も多いかも知れませんが、最近ではブルゴーニュと同じ様ななで肩も増えています。

という事で、瓶の形で「これはこの瓶だから、あの地方のワインだ」なんて言っていると失敗します。

じゃ、どうして判別するか?

難しいですね。

しかし、フランス人でもワインのプロばかりではない訳ですから、知らないことは知っている人=ワインショップの店員やレストランのソムリエに聞くことです。

仮にどこのワインか判ったとして、それがどんな味わいでどう扱えばいいか、が最終的に必要なことですから、やはり最後は「聞く」ことですね。

勿論、ソムリエやワインアドバイザー、ワインエキスパートの試験を受けたい人は勉強しないとダメですよ~~。でも、普通の人がワインを知らなくても何の恥でもないのです。恥ずかしがらずに聞いてください。

私でもいいですよ!!

どうぞ色々聞きに来てくださいね。お待ちしています!!!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿