母の介護を始めたのが2016年1月25日。
なにしろ初の体験ばかりで数カ月はアタフタしていました。
いや、結果的には天に召されるまで私の介護の精度は上がることが無かったかもしれません。
さて、半年が経過した2016年夏。
私が仕事から帰った深夜のことです。
リビングに入った途端「あっつ~」と声が出ました。
事もあろうにエアコンが「暖房」になっているではありませんか?
その夏は結構な猛暑で7月~8月にかけて35度越えの日が続いていたのです。
慌てて冷房に切り替え、母の安否を確認。
92歳という高齢であり、しかも認知を患っていますので正確な返答ではなく「ああ、なんか暑かったかも」な応答でした。
とりあえず無事だったのですが・・・
最初の頃からリモコン類を手元に置くと、テレビ用か?エアコン用か?照明用か?判らずに触ってしまうのを見ています。
ですので、見えにくいところに置いていたのですが、そんなものは簡単に見つけてしまうのです。
今流行りの「サウナで整う」気持ちなら我慢できるのでしょう。
しかし・・・
92歳の母にはそれをリカバー=冷房に切り替えることもできず、でした。
いったい何時頃に暖房に切り替わったのか?は不明ですが、もう少し帰宅が遅ければと思うと今でもゾッとします。
昨今、高齢者のエアコン問題が取沙汰されますが「我慢して使わない」とか「暑さを感じないから」が理由に挙げられます。
そこに「リモコンを正しく使えない、或いは使えなくなった」というのも追加して、ご家族の方には周知していただければと思います。
さて、今日29日も休みを頂き、30日から8月4日までは休みなしで営業します。
差し当たって今日30日(土)は早い時間の残席はテーブル一卓。
遅い時間に空きそうですが、ご予定の方はご一報をお願いします。
翌31日からのお席は充分に空いていますので、合わせて宜しくお願いいたします。
樋口誠