参議院選挙の投票日まで実質4日。
世間では「若者の投票率が低い」と騒いでいます。
是非、ご自身の一票を投じて欲しいものです。
さて、若者の投票率は実際のところどうなんでしょうか?
添付の票を見ると・・・
平成5年の衆院選挙以前は平均投票率と20代の投票率の差は10%程度、それ以降は20%の差があります。
平成5年というと現在50歳に近い人の成人した頃です。
もう30年近く前からのことですので「今の若いもんは」と言っている人達のことです。
そして、それ以降全体の投票率も低空飛行しているのは、そのころ若かった人が歳を経ても投票していないという証左。
昭和42年からのデータでは70代以上や60代は堅調、50代40代30代が下がり幅が顕著。
念のために言っておきますが選挙権を持っている人だけが悪いわけではないと思っています。
中には「投票しない奴は非国民だ」的なSNSの声に対する「反発」もあるようですし、なにしろ魅力的な政党や候補者が少ないというところに帰結するのかもしれません。
まあ、しかし、政治を変えるのは投票から始まるのは間違いありません。
「若い人」ではなく「先輩達」が先陣を切っての投票を望みます。
どうぞ「それなりの年齢」の方は知人友人に「投票行ったぁ?」と声掛けをしてみてください。
樋口誠