感謝！

私のような仕事の場合はお客様、仕入れ先、スタッフに感謝というのが当然の心持です。


しかし、この一年半は私生活での介護に関わる人への感謝が優先してしまいます。

1年半前に母と暮らし始めた頃は、認知は問題でしたが歩けましたし、風呂もどうにか自分で歩いていました。

食事に関しては任せられる状態ではありませんでしたが、食欲自体は旺盛。

頼もしい母、と思ったものです。


が、この１月半ほどは歩くことが困難になり、トイレも食事も介助なしではできなくなりました。

まあ、９３歳ですから当然の成り行きです。

元気な方もいらっしゃることは存じておりますが、ま、仕方がない・・・・





こんなことを書くと皆様に気を遣わせてしまうのかもしれません。

しかし心配ご無用です。

引き取った頃＝私が57の歳まで何も長男らしいことをしてこなかった恩返しが今だと思うと（申し訳ないけれど）楽しいとすら思えます。



先程も帰るなりベッドを汚していましたが、最近は少しづつ慣れてきました。


もう少し、長生きしてもらえるようにヘルパーさんと協力して、或いはドクターに力を借りていきたいと思います。


周りの同級生たちも同じような境遇のようですし、お客様もそうです。


色々とお知恵を借り、或いは私の経験を使って頂ければと思います。



　　　　　　　　樋口誠