ワインに使われる葡萄品種はそこそこ名の通っているものだけでも数十種あると思います。
特に有名な所はブルゴーニュのシャルドネ、ロワールのソーヴィニヨンブラン、アルザスやドイツのリースリング、アルザスのゲヴルツトラミネール、イタリアやアルザスのピノグリ。
これらは他の国=ニューワールドでも活躍しています。
その次のグループにあたる葡萄の一つがマルサンヌやルーサンヌという南フランスの葡萄たちでしょうか?
今のグラスワインにはローヌ地方のサンジョセフ村の白が開いていますが、これはマルサンヌによるものです。
南の太陽は受けボリュームがあり、酸は少なめでもフレッシュさを持ち、香りは新樽とかは使っていないものの芳ばしさを感じさせる面白い葡萄です。芳ばしいワインは温度を冷やしすぎない方が良いのですが、このワインは結構冷たくても美味しいですね。
オリーブオイルを使った白身魚や海老、芳ばしい香りの料理に向いています。これらの料理はシャルドネが一番候補になりますが、夏に向かってシャルドネの重量感がしんどい時には冷えたマルサンヌで切り抜けられます。
第2グループの葡萄、たまたま有名でないけれど、実は素晴らしい葡萄です。
まずはマルサンヌ、覚えてやってください。