小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

コロナはタチの悪い新興宗教のようなもの〜怖いと思う心は変えられない。かかる時は1分でかかる、8時までなんて何の意味もない。

2021-05-14 06:49:46 | Weblog

昨日、たまたまマンションの管理組合の会合に出席したのですが、一部の担当者の思考回路が、1年前の緊急事態宣言の時と1ミリに動いてないことにびっくりしました。

マンション総会やるんですか?
大きな集まりは、このご時世なので、なるべくしないでください。
やるとしたら、会場の大きさに対して人数は何人まで。
会場にはパーテーション必須、換気は以下の基準に従ってお願いします。

ええ〜?
百貨店も緊急事態宣言に従わないような、今回の宣言に、何を杓子定規なことを言ってるのかな…。これって1年前の、コロナの正体がまだわかっていなかった時と同じ思考回路じゃないか。

そう思った瞬間、行政や医療、学校などが、今回の茶番緊急なんちゃらを遵守している理由が氷解しました。

そうだ。飲食店などの小売や観光業と違って、この人たちは自粛しても飯のタネに困らないんだ。そしたら上が言ったことを、右から左に流して聞いた方が波風立たないものね。

わかったことは、上の言うことを右から左へ進める人たちは、意外と本気でコロナを恐れているということです。

もちろん「コロナはただの風邪」とまでは言いません。
でも、パチンコ屋は開けて良し、美術館は閉めないといけない。民間は自粛して店を閉めろ、医者は感染対策バッチリだから100人のパーティーに出てもOK。

これを見て、バカバカしいとは思わない人たちなんだよね。
だから四六時中子供や妊婦にマスクをさせて、呼吸を塞いでも平気なんです。

もう一つ、今更わかった…というか、再認識したことは、この思考回路の人たちとは理解しえないということです。いや、理解してはいけないと思いました。

もちろん、むこうもこちらのことを理解できないでしょうけれど。

今となっては、コロナはタチの悪い新興宗教みたいなものだと思います。だって、怖いと思う信仰を変えることは出来ないんですから。

データが出てることで申し上げると、満員電車で感染ケースが見当たらない一方、かかる時はマスクやパーテーションなどで防ぐことはできません。

コロナから生還した百歳のおばあちゃんが、「かかる時は1分でかかる。8時までなんて何の意味もない」とおっしゃっていたそうですが、長生きする方はさすがに違うと思いました。

どこかのお偉い医者が「自粛は人がコロナを恐れなくなるまで」ということを言っていたそうですが、これはある逆の意味で真実だと思います。

おそらくはコロナに対して、人の心がインフルエンザ並みになる時が、コロナ終焉の時となるのだと思います。意外に近いか、まだ少し先か?

私はオリンピック終了後が終焉に一票!…いや、それは少し呑気な考えかな(笑)。

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仏の顔も三度まで〜パチンコはOK、美術館や映画館は閉めろとはどういうことですか? 百貨店まで言うこと聞きませんよ。

2021-05-13 10:03:20 | Weblog

▲わが家の肉じゃが、ザツに作りましたが美味しく出来ました。

原則休業でも「面従腹背」に転じた百貨店の憤怒 宣言延長ながら営業拡大
募る行政への不信感

仏の顔も三度までとはよく言ったもの。

比較的、上の言うことを聞いていた印象のある百貨店も、自粛破りをはじめましたね。そりゃそうです。

大きいところほど、食わせてる人間が多いんだもん。
店開けないと潰れてしまいますわ。

親方日の丸の人たちは、多少なんかあっても最後まで最低限の給料は出るわけだけど、民間はそうはいきません。
保証はしない、店は閉めろで、誰が言うこと聞きますか。

巷では、お酒も出して深夜まで営業しているところも増えて来ました。

もちろん、そういう中にはいい加減な衛生管理のお店もあるでしょうけど、そこは客の方でキチンと見定めれば良いだけのことですね。

パチンコは開けて良し、美術館や映画館は不要不急じゃないから閉めなさい。そんな杜撰な線引きで皆が納得すると思っている首長たちも、国民をナメてますね。

そろそろ、この茶番。終いにしたいものです。
まあ、個人的にはとっくに終わっていますけどね。

 

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朗報〜マンボウ中川医師が、体を張って自粛無用の手本を示してくれました♪

2021-05-12 09:44:06 | Weblog

まん防の最中 日本医師会・中川俊男会長が政治資金パーティーに参加していた

テレビなどでは仲が良いためか、あまり報道されてないようですが、SNSなどを賑わしているこのニュース。いや、実に朗報ですね。

国民は自粛しなくて良いと、医師自らが体を張って証明してくれたのですから、これは素晴らしい。沖縄知事も期間中にバーベキューをしていたとかで、首長や医師自らが身を以て教えてくれたのです。

不要にお家に籠ってなどいたら、体を張って自粛無用の手本を示してくれたお医者さまに申し訳ないというもの。ぜひ大勢の国民も、それに従っていただきたいものです。

なんでもマンボウ中川医師は、「万全の感染防止をしていたから大丈夫」などといった趣旨のことを仰っていたようですね。ならば手洗い検温を遵守している飲食店や公共の施設も、きっと大丈夫に違いありません。

小池都知事、休業要請の協力金「国の責任で財源措置を」

あまり拡散されていませんが、東京都から飲食店への供託金は支払われないそうです。

これは真面目に自粛を遵守していたら潰れてしまうということですね。
飲食店のみなさん、言うことをマトモに聞くことはありません。

平常通り営業してはいけない、という縛り自体が異常なのです。ぜひ、普通にお酒を出して8時以降の営業も続けて頂きたいものです。

▼こちら食楽というサイトで、首都圏ベスト5にランキングされた鳥酎さんのチキン南蛮です。小細工なし、これぞチキン南蛮というド直球のお味に脱帽、大変美味しゅうございました ♪

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思考停止の命令遵守〜5月いっぱいジムは閉鎖、でもオリンピックはやりますとは、いったい何のこっちゃ?

2021-05-11 08:56:31 | Weblog

昨日、メールを開けたら、スポーツジムのティップネスから、5月いっぱいはジムを閉める連絡がありました。

あ〜あ。
予想はしていたが、民間のスポーツを禁じておいて、オリンピックはやりますとは、いったい何のこっちゃ? ダブルスタンダードもいいとこですな。

一方で、妻は通ってるチャリ専門のジムは、マイナーなところなのでそのまま営業。
そりゃ、そうだよね。言うこと聞いてたら、潰れちゃうもの。

ティップネスはある程度体力もあるし、親会社が日テレでマスコミサイドだから、そりゃ非常事態宣言は遵守しますわな。前の株主のサントリーだったら、酒を禁じた反発で、もしかしたら営業してるかもしれませんね(笑)。

また飛沫がリアルに飛ぶ劇場はオープン。
飛沫がまったく飛ばない映画館や美術館はクローズ。
いったい何がやりたいのか、まったくわかりません。

これらを見ればわかるように、感染対策先行ではなく、言うことを聞いてくれそうなところから、クローズにしているという、いかにも姑息な非常事態宣言になっています。

さて、誰が見ても理不尽な非常事態宣言。
こんなものを遵守することが、果たして正しいことなのでしょうか?

安倍元総理時代を「安倍独裁」と言っていた人たちがおりましたけど、こんなお達しをホイホイ聞いている事こそ、独裁を許していることになるとは思わんのでしょうかねえ。

コロナはそれなりに大変な国難だと思いますが、もう一度、先の大戦のような本当の緊急事態がやって来た時、この思考停止な命令遵守が心配ですね。まあ、正しくは命令でなく、お願いですが、だからこそ危ないと言えるのです。

とはいえ、結論ありきの人の意見を変えることはできません。
そうでない人は、それなりに自分で考えて行動するようにしたいものです。

まあ、自粛破りの居酒屋営業がいくつもあるようで、それなりに日本の未来も捨てたものではないとは思いますが。

▼こちら私が子供の時分に「丹後だんだん」と呼ばれた赤坂、丹後坂で、旧・赤小の通学路でした。当時は犬の糞がその辺にあって、口さがない子供たちは「ウン○コだんだん」などと呼んでいたものですが(苦笑)、今の子供たちもそうあってほしい?

 

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面白かった日曜美術館「クールベ〜私は世界でもっとも傲慢な男」だけど、何だ美術館が閉まってて見れないじゃないか!

2021-05-10 11:11:10 | Weblog

昨日の日曜美術館はクールベの特集でしたが、いや〜面白かったなあ。

クールベといえば、学生時代に購入した集英社から出ている「コロー/ミレー/クールベ」の画集で知っているくらい。
なんだかナルシズムの強い画家だなという印象くらいで、どんな生涯を送った人だったか、ほとんど知らなかっただけに、実に興味深く見ていました。

フランスのオルナンという村の生まれ。地主だったため家は裕福だったようですが、法律の勉強をしにパリに出てきたのが、画家への思いが捨てきれず、そちらの道に進んだ人のようです。

テレビではアカデミックな教育を受けてなかったように言っていましたが、wikiによれば(アップした絵や写真はすべてWikiからです)、基本的なデッサンなどの美術教育はキチンと受けてますね。

面白かったのが、クールベという人が思った以上に反骨の画家だったことですね。
トップにアップした大作『オルナンの埋葬』は、当時の美術の権威だった王立絵画彫刻 アカデミー主催のサロン・ド・パリに落選。

▼それからこちら『画家のアトリエ』

こちらもパリ万博に出品しようとして落とされてしまった、いわくつきの作品ですが、なんとクールベさんは、パリ万博からすぐの会場で『画家のアトリエ』を、パリ万博の入場料と同じ値段を取って個展を開催したというのです。

当然、人が入るはずもなく、仕方なく値下げしても入場者は少なかったようですが、あれあれ…なんだか、この話聞いたことがあるぞ。

そう。
あの印象派の形成期…サロン・ド・パリに落選したモネやマネらが、会場の隣で「落選展」を開催したという有名なエピソードです。

番組を見ていたら、クールベの後輩だったモネは20歳ほど年齢が離れているにも関わらず仲が良く、一緒にノルマンディの風景を描いていたというではありませんか。

なるほど、印象派の落選展は、先に同じことをした先輩クールベのオマージュでもあったのですね。

それにしても、若い頃はナルシズム先行の画家。

日曜美術館のタイトルにもあったように、「私は世界でもっとも傲慢な男 ―フランス・写実主義の父 クールベ」がぴったりする画家でありました。

この2枚の絵は、それをよく現すものですが…

後年、若い頃反骨の画家だった、クールベは成功して、落選されたサロン・ド・パリの重鎮になるんですね。

▼その時の五十路くらいのお姿がこちら。

いや〜、お洒落な太ったおじさんですね。

ところが当時のフランスは、革命後の混乱がまだ続いている時期でした。

以下、 Wikiより。
1870年、パリ・コミューン(コミューン美術委員会議長になっていた)に参加し、反乱に加担し、ヴァンドーム広場の円柱破壊事件の責任を問われて逮捕され、莫大な費用の支払いを命じられる。

事情がややこしく、私自身もうまく説明できないのですが、 サロン・ド・パリの重鎮になっていたため、責任をとらされて投獄までされてしまったようです。

その後、スイスに亡命し客死するわけですが、いやはや、なんともフランスの画家らしい骨のある方だったのには驚きました。

クールベ展は現在、パナソニック汐留ミュージアムで5月30日まで開催中…って、その日まで美術館閉まってるじゃないか!

劇場は良くて、感染ケースのない美術館や映画館が閉館ってどういうことだ、バカじゃねーのか!?

ともあれ、今まであまり好きでなかったクールベの見方が変わって良かったです。

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すしざんまい赤坂見附店のコスパが素晴らしい!〜ところで赤坂の田町通り…エスプラナード通りとは誰が呼ぶ?

2021-05-09 11:16:03 | Weblog

昨日は妻の外出予定に合わせて、すしざんまいの赤坂見附でお寿司の盛り合わせを頂きました。

飲食店の中でも、緊急なんちゃらで一番大きな被害を被っている大手ですが、それだけにメニューの気合いが素晴らしい!
コスパは赤坂界隈で一番じゃないかな。追加でお願いしたコハダの握りは、細工も素晴らしく、しかも食べても美味しくなっているのに、びっくりでした。
場所柄、良い職人さんを揃えてますね。頑張ってほしいものです。

ところで、お店を出た後の田町通りに、このようなものを発見。

長年赤坂に住んでますが、私は田町通りをこのようなモダンなお名前で呼んだことはありません。

いったい、どこのどなたがこのようなお名前をつけたやら、ご存知の方はご教示頂けるば有難く存じます…と、SNSに投稿したところ、あっという間に情報が集まりました。

その方のお名前をここで公開するのは控えるとして、どうやら花街だった田町通りのイメージを一新するためにつけたようですね。

そういえば、私が子供の自分は、今の溜池山王のあたりの田町通りは、ミカドという当時世界最大のキャバレーがあり、何となく猥雑な感じがしたことを覚えてます。

ミカドのあたりには、確か金泉湯と言ったかな…銭湯があって、たまに行くと必ずと言って良いほどモンモンをされた方がいたものです。

父に「あれはなに?」と聞いたところ、「あれはね、マスオくん。にんげんのクズだよ」という、大変わかりやすい答えをしてくれたので、子供心にそうかと思ったものです。
現在のタトゥーと違い、龍とか般若といった古典的な刺青でしたから、 今では古典的な価値があるかもしれませんが。

そんな田町通りをオシャレなイメージに変えたいということで、エスプラナード…貴婦人のといった意味の横文字を採用したようですね。

でも、赤坂の歴史に何の縁も所縁もない、唐突な横文字を持ってくるのはいかがなものでしょう。
もう名前がつけられたのは、20年ほど前だそうですが、未だに定着したとは言い難いようです。

そういえば、その頃…私が13年半住んでいた横浜から出戻ってきた時、何となくこの名を目にしてびっくりしたものです。

▼ちなみに、こちらは15年ほど前に「るるぶ港区」に掲載された拙画の絵地図。

絵の下の方には「田町通り」と明記してますが、JTBの担当さんからは、後ほどクレームが来たと連絡があったのをおぼえています。

赤坂の大抵の住民は、こんな名前で呼びませんから、たぶん名付け親の方々周辺なんでしょうね。しかも、この名の原案は、赤坂とはさらに縁も所縁もない多摩大学の先生だとかで(笑)。

いずれもとの名に戻ると良いなと思っています。

 

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コンロ2つで出来る“ゆで論パスタ”〜奥田シェフの料理ショー「みんなの質問にお答えします」

2021-05-07 09:01:18 | Weblog

緊急事態宣言延長という、小手先の愚行を前にして、本当に大変な飲食業(だけではない)の方々の涙ぐましい努力には本当に頭が下がります。

アル・ケッチァーノの奥田シェフも例にもれずですが、動画の視聴を見たらけっこうな数字に少し安心いたしました。

ゆで論の売れ行きも順調なようで、 奥田シェフのさらなる新著も同ラクア書店から出される模様。無能な首長たちに負けず、頑張っていただきたいところです。

【ライブ配信】奥田シェフの料理ショー
ゆで論「みんなの質問にお答えします」〜オイルパスタ

ところでシェフの「ゆで論」は、どちらかといえばプロ用に書かれたものですが、おうちご飯にシフトしたご時世…アマチュアの料理自慢のみなさまから支持されているようです。

そんな中、真剣に「ゆで論」をお読みになっている読者や視聴者の方々から、「うちはコンロが2つしかないので、実践できない」という声が、多数届いたようです。

ゆで論のお買い上げはこちらから!
 

そんなわけで作ったのが、 「コンロ2つで出来るアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」というポストカードです。
当初は本をお買い上げになった読者サービスで作ったものですが、こちらの反響がけっこう大きな模様で、動画にもアップされる予定です。ほかのレシピでも応用が効きますので、こちら是非ご参考にされてくださいませ!

 

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緊急事態宣言になってない緊急事態宣言の延長〜けっきょく一番、怖がっているのは首長たちというわけか。

2021-05-06 10:02:52 | Weblog

▲渋谷スクランブルスクエアの地下で購入した、トミーズピッツァのニョッキ、黒トリュフのクリームソース和えです。

売っているニョッキは保存のため、どうしても酸味があるのですが、ほとんど気にならず美味しく頂きました。

トミーズピッツァは春日部にあるピザ製造場だそうですが、頑張って作ってますね。
お店の女性…やせているのですが、いかにも美味しいものを運んできそうな方だったので、思わず購入しましたが、間違いありませんでした。

いや、飲食のみなさんはこんな時代だからこそでしょうか、頑張ってますね。それにひきかえ、東京都・緑の首長や西村経済転落大臣の体たらくには呆れ返るばかりです。

花風社の浅見社長が、英雄たちの選択「天平パンデミック 聖武天皇と橘諸兄 復興への葛藤」を見て、疫病は権力者の信頼と力を削ぐから、彼らが一番怖がるんだとおっしゃっていました。まさに私もそう思います。

そう考えると、あの人たちのヒステリックでトンチンカンな呼びかけは、腑に落ちますよね。一番、怖がってるのは緑の首長や経済転落大臣であり、しかもコロナに怖がっているのではなく、自分の首に怖がってるわけですね。

疫病、ウイルスなんて人間がコントロールできるはずもありません。

緊急なんちゃらやって、一見治ったように見えたって、コロナが消えて無くなるはずもなし。下手な考え、休むに似たりなんて言いますが、休んだ方が余程マシに思えますが、みなさま如何お思いでしょう。

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「洗面所クラスター」という言葉を聞いて呆れました。やはりニュースやコロナ関連の番組は見ない方が良いと思います。

2021-05-05 10:06:05 | Weblog

昨日は晴天の中、日枝神社から国会議事堂方面を散歩。
昨年の緊急事態宣言とは打って変わった人出がありました。

どうやら意味のない緊急事態宣言が延長の雲行きですね。
私個人の生活には直接影響が少ないのですが、飲食店やらそれに関連する人たちのことを考えると、気の毒なりません。

コロナがどれだけ恐ろしい病気か、それとも大山鳴動して鼠一匹なのか。
これはどちらも正しいし、正しくないとも言えますが、少なくとも「注意して生活すれば」、必要以上の怖がるのはバカバカしいと思っています。

なんていうと色々言われそうですがね。

先日、両家の食事会で、母などは
「食事以外の時はマスクしてなきゃダメよ」と言いながら、
「これ、全部は食べられないわ。アンタ、食べる?」
と、本末転倒な行動を取っておりました(笑)。

アンタがコロナだったら、わし、たちどころに感染るやろが(ふろむニセ関西人)。

いや〜、どうやらホントに怖がっているわけじゃなさそうですね。

まあ、本当に怖がっていたら食事会なんか来ません。
どこにもいかず、家にこもっているでしょうが、そうするとテレビという脅迫装置に頼らざるを得ません。

私は母に「ニュースやワイドショーは見ないように」と言っていました。
最初のうちは「見なきゃダメよ」 と聞く耳を持たなかった母ですが、最近は「見てないわよ」と言って、米寿にして変わり身の早さを見せています。

そーなんだよね。

テレビやラジオのニュース、私も見ない聞かないようにしてますが、別の番組を見たあと、ニュースに切り替わる時にうっかり、耳に入れてしまうことがあります。

「大阪府では危機的状況が続いており…」

「お札のウイルスは1週間生存…」

いや、こんなニュースを毎日まともに聞いてたらおかしくなるよね。

中でも呆れたのが、洗面所クラスターという報道です。

洗面所の歯磨きやうがいで感染するという話で、実際に何件かあったそうですが、そんなのちょっと注意すれば済む話やん。アホかいな。
うちでは晩御飯を食べたあとの歯磨きは、食材が入ったお皿を片付けてやりますよ。

洗面所クラスターなんて言葉を使い、なんで今ごろそんな話で人を脅さないといかんのでしょう。
「歯磨き、うがいには気をつけて」で済む話でしょうに。

洗面所クラスターは「朝イチ」でも取り上げられたとかで、たぶん実際に飛沫が飛ぶシミュレーションをしたのでしょう(もちろん見てません)。
まあいちおうの注意喚起なんだろうね。

人はどうかは知りませんが、私はニュースもワイドショーも見ることはありません。

ですので、私のこの意見は、ニュースの全体を見て言ったものではありません。YouTubeなどから切り替えた時に、たまたま耳にしたもので、瞬殺で番組を変えてしまったので、間違った意見かもしれません。
でも、こうした番組ばかりを見ていたら、心を病んでしまうように思えますが、みなさまは如何お思いでしょうか。

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渋谷に南インド料理の名店誕生!〜その名も「アーンドラ・ダイニング渋谷店」

2021-05-04 09:04:41 | Weblog

渋谷にあのアーンドラ・ダイニングの新店舗が出来たと聞き、早速行ってきました。
元のソースはこちらカレー細胞さんのブログより。

渋谷に南インド料理の名店、そしてあの名シェフが来る!
「南インド料理 アーンドラ・ダイニング 渋谷店」

訪問したての時はガラガラだったようですが、こうした情報が多くの南インド料理好きの耳に入ったのでしょう。

▼広い店内は正午過ぎにはほぼ満員となっていました。

BGMはインド音楽ではなく、懐かしのアメリカンポップスと言った感じのもの。
渋谷という土地柄を生かしたのでしょう。

また、店員さんに日本人女性がいるのにもびっくり。
アーンドラ史上初めての日本人スタッフか?

インド人スタッフ、日本人スタッフともに感じの良いおもてなしです。

▼メニューは今のところ、これ一択!

決してランチとしては安くはありませんが、お値段以上の価値があります。

ヴェジかノンヴェジの2択。
私はヴェジミールス、妻はノンヴェジミールスを選びました。

▼ちなみにこちらがノンヴェジ、上の写真はベジです。

どちらも美味しい!

メインシェフは、あのヴェジハーブサーガで腕を振るっていたラジャさん。
アーンドラ・ダイニング銀座店から移ってきたそうですが、外れるはずがありません。

個人的には赤坂にできたヴェヌスキッチンのヴェヌシェフと双璧かな。

南インド料理の名店ヴェヌスが赤坂にやってきました!
〜美味しさ、コスパともに言うことありません!

南インド料理の名店は、大森とか十条、尾久といった山手線圏内から離れた場所に多いのですが、渋谷や赤坂にこういうお店ができたのは嬉しい限り!

満足することしきりでした!

ラジャシェフ、どうもご馳走さまでした♪

 

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「五月晴れ皆で囲みしナポリタン 昔話に花咲き楽し」〜弟が作ったナポリタンが、昔食べていた小暮家の味と同じになっていました!

2021-05-03 10:08:15 | Weblog

一昨日のお昼のこと、いつものように実家に顔を出したところ、弟が作ったナポリタンにびっくり! 昔、食べていた小暮家の味と同じだったのです。

実家には、ほぼ毎週顔を出していて、月に2度は弟の作ったものを食べていて、今まで、そう感じたことはなかった方が不思議かな。
ちなみに弟はビデオの脚本などの著述業をしていて、基本、私と同じ自営業。
母と一緒に暮らしていることもあって、ほぼ毎日の食事は弟が作っているようです。

行くたびに母は弟の料理に、
「アンタ、これしょっぱいわよ」
「ちょっと、ご飯固いわよ。もっと柔らかく炊かないとダメよ」
とか、 口うるさく味にダメ出しをしていたのですが、そういえば最近言わなくなったなと思ったところの、このお味でした。

これは小暮家の味の完成形ですね。半分に切った茹で玉子が気になりますが、私にはすごく美味しく感じました♪

▲ちなみに、こちらは昨日私が作ったキャベツとアンチョビのパスタ。

たぶん母は私が作ったパスタやカレーより、弟が作ったナポリタンの方が美味しいと言うだろうな(笑)。今年、米寿を迎えた母ですが、おかげで安心。嬉しくも有難く、珍しく弟に感謝でした。

さて、そのことを昨日SNSにアップしたところ、こんなコメントが…。

「弟の作るナポリタンを味わい、母の心情を想い安堵する兄。
一句読みたいところですが、ほっこりしました」

普通にコメントで返そうと思ったのですが、以前、義母の講座で一首短歌を詠んだことを思い出しました。

北区滝野川会館で義母のセラピー講座〜短歌でシチリアを詠んでみました!

そこで一句…じゃない。短歌だから一首作って返信しました♪

 たらちねの米寿迎えし母の日に おとうと茹でしナポリタン食む

SNSに載せたあと「どうだろう?」と妻にこの短歌を見せたところ、「良いんじゃない」と言われました。
妻は私の短歌の先生なのです(まだ、ほとんど作ってませんが)。

私「でもこの歌だと、母の味のことが入ってないよね。
どう詠んだら、そのことが入れられるかな?」

妻「無理に一つのお歌にぜんぶを詰め込むことないのよ。
言いたいことがあれば、二つ詠んでも三つ詠んでも良いんだから」

なるほど、そこでもう一首。

おとうとのナポリタン食べ思い出す 母の作りしなつかしき味

私「でも、これは季語がないよね。どうしたら季語入れられるかな」

妻「季語も無理に入れなくていいのよ。百人一首だって季語がないもの多いよ。
五七五七七もリズムが良いから、そうするだけで、短歌が出来た時は、そんなルールなかったんだから」

私「学校教育でルールを叩き込まれたのが、今でも残ってるわけか」

妻「でも、これだとみんなでナポリタン食べてる感じがしないよね」

私「じゃあもう一首か」

五月晴れ皆で囲みしナポリタン 昔話に花咲き楽し

妻「アラ、これが一番良いじゃない」

私「え!? ホント♪」

と妻にほめられ、ちょっと良い気になりました。
この機に、もう少しお歌を詠んでみようかな♪

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赤坂の老舗、金松堂書店の閉店〜思えばお世話になったもの、新しいビルになっても応援いたします!

2021-05-02 08:03:01 | Weblog

赤坂の老舗、金松堂書店(きんしょうどうしょてん)が3月末日で閉店いたしました。
写真は昭和45年まで使っていたサザエさんのシャッターです。

小学校の時は、ここで毎日のようにマンガを立ち読みして、先代の店主に「あー、そこでまた立ち読みをしてるのは小暮くんかな」と注意されたものです。
ここで手塚治虫先生の作品をむさぼり読み(少しは買いましたが)、至らぬまでも、今の肥やしになったと思います。

今年の夏以降に出版する、アチャールくんのリメイクも考えてみれば、金松堂さんの存在なければ考えられません。いや、お世話になったもの。


▲本文とは関係ありませんが、赤坂に本社があるアパホテル社長の肖像描きをする絵師の様子です。

以下、SNSに寄せられた旧・赤坂小学校時代の同級生のコメントです。

S彦「小学3年生位の時に行っていた『金松堂撃滅作戦』に参加していた同級生のみなさん、気がついたらコメントくださいませ。私はメンバーでした」

小暮「いや〜、S彦さん。さんざん立ち読みしてお店に迷惑かけておいて、子供なんて勝手なものですよね。
考えてみれば、随分勉強させて貰いました。西家さんはビルのオーナーですので、ご成功を祈りましょう」

金松堂撃滅作戦…先代の店主が立ち読みを私たちに注意するんで、そんな作戦を考えたようです。いや〜、子どもなんて実に勝手なものですが、じゃあ何をしたかといえば…。

S彦「書店の2階から1階の階段途中に置いてあった、自販機の蛍光灯はいつも電源を切っていました。多分、書店が取っていた節電対策です。今では見当たらない、抜き取り式の瓶入りコーラでした。
子供だった私たちは、そこで蛍光灯のスイッチを入れて、電気代を使わせてダメージを与える作戦が「金松堂撃滅作戦」でした。
ほぼ毎日通って、誰かがスイッチ入れてくるという行動でした」

小暮「えええええ、私、それ覚えてません! つまらんことしたもんだな〜。
2階には回転式の本棚があって、当時発売されていた火の鳥全巻など、数多くの手塚治虫作品を読破したものです。それが今の仕事に役立っているかも」

K代「男子たちは まったくもぅ(笑)」

小暮「手塚先生だけじゃなく、わたくし永井豪先生の『ハレンチ学園』や『あばしり一家』も立ち読みで愛読してました」

K代「『ハレンチ学園』は実写版が好きでした」

小暮「実写は見てませんでしが、テーマ曲の破壊力がスゴかった! 
まさしく昭和の歌ですね」


▲赤坂に新たに出来た南インド料理の名店「ヴェヌス赤坂」のミールスセットです。

↓ さて、こちらは私の少年時代の黒歴史を暴露されたコメントです。

E子「立ち読みではなく、小暮くん…キミ!
階段に寝そべってマンガ読んでたよ。
『ありえない』と心の中でつぶやき、キミたちをよけ、2階のクルクル回るコミックコーナーへ向かうべく階段を登る私でありました。
また一つ赤坂の思い出が無くなった」

小暮「あああああ、E子さん! 
ホンマのこと言うたらアカンやないの(ふろむニセ関西人)
階段には新刊のサンデー、マガジン、ジャンプが置いてあって、回るコミックコーナーは2階だったね。それにしても覚えてくれて、ありがとう」

そーなんです。
金松堂さんの2階へ上がる階段で、立ち読みでなく座り読みしていたのは私でした。
寝そべっていた記憶はないのですが、たぶんE子さんの方が正しいですね。

良い子はマネしちゃいけませんよ。
それにしても、今ではマンガの多くはカバーがかけられていますから、当時は大らかな時代でした。
まあ、私みたいなガキがいたから、マンガにカバーをかけざるを得なかったんだよね。いや、誠に申し訳ない。

親は書店さんに悪いと思ったのでしょう。
当時、「巨人の星」や「あしたのジョー」を連載していた少年マガジンを毎週買ってくれました。

中学に上がってからは、エラリー・クイーンやヴェン・ダインなどがシリーズであった創元推理文庫やハヤカワ・ミステリーにハマりました。
これはさすがに立ち読みはできないので、お小遣いで購入。

そこからロマン・ロランの「ジャン・クリストフ」やアレクサンドル・デュマの「モンテクリスト伯」 などを読むようになっていったのも金松堂さんのおかげです。

A子「閉店されたのですね。
松月さんと金松堂は赤坂一ツ木通りのシンボルでした。 寂しいですが、時代ですね」

小暮「A子さん、ホントにそうですね。でも松月さんは今、赤坂浄土寺さんの目の前に移転して健在です。今の時期はいちご大福が美味しいので、通りがかることがあれば是非!」

ともあれ最後の日には、学年一つ上の西家店主にご挨拶出来て良かったです。
新刊予定のアチャールくんを置いていただけないのは残念ですが、 別のビルになっても、わが町、赤坂の発展に貢献されるものと願っております。

▲赤坂の名店、山ね家さんのとんかつ御膳です。

 

 

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去年の今頃のコロナは小泉八雲の「茶碗の中」〜今は「幽霊の正体見たり枯れ尾花」です。

2021-05-01 09:12:34 | Weblog

ラフカデオ・ハーン、小泉八雲の「怪談」に、「茶碗の中」という話があります。

ある武士が茶屋で一服していたところ、茶碗の中に見知らぬ男が写っている。

しかし背後にそのような男がいるわけでもない。
気味がわるいと思いつつも、武士はその茶碗を飲み干してしまう。

そして・・・。

その武士がどうなったか、話は途中で終わってしまい、わかりません。
どうなったかわからない。

人間がいちばん怖く感じるのは、正体のわからないものであり、まさに目に見えぬコロナウイルスは、茶碗の中の見知らぬ男のようなもの…(放射線もそうだな)。

と、言えたのが去年の最初の非常事態宣言の頃だったでしょうか。

じゃあ、今はどうかといえば、「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ですね。

もちろんコロナは枯れ尾花ほど人畜無害ではありませんが、だいたいどんなモンかわかってきました。健康な若者が怖がるはずがありませんし、若者でなくとも怖がるのはバカバカしいと思ってる人が多くなってきたことは確かです。

ヨーロッパのペストみたいに本当にヤバかったら、誰も道を歩かないよね〜。

禁酒法やら、公共施設の閉鎖や灯火管制など、誠につまらない悪手が打たれますが、国民の多くは、首長のみなさんを見限っていますよ。
その証拠に、首長たち(特に緑の)の呼びかけを聞いてませんもの。

怒りなんかとっくに通り越して、みんな無視してるもんね〜♪

マザーテレサの言う「愛の反対は憎しみではない、無関心である」という言葉。
個人的には、その言葉に多少の異論はあるものの、今の状況にはピッタリくるなと思っている次第です。

写真は川越の友達にもらったタケノコご飯です。
そうは言いつつ、おうちご飯やってるよ。誰かほめて♪

 

 

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