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小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

高尾山ビアマウントで油汗・・・

2011-07-11 07:48:58 | Weblog
今日で震災から4ヶ月目・・・。

そんな中、能天気にも昨日は暑い中、高尾山に登ってきました。
(久々の大相撲の名古屋場所・TV観戦をパスしてまでの決行です)。

目的は登山ではなく、ハイキングのあとの高尾山ビアマウント
はじめ友だちに誘われた時は、あまり気がすすみませんでしたが、
別の友だちに話したところ「あそこは面白いから、ぜひ行ってみようという、
強烈な推薦で決心した次第です(そんな大げさなもんかいな)。

学生時代は八王子までよく通った道ですが、高尾山を登るというのは、
中学1年で遠足に行って以来、はじめてのこと。

その当時の高尾山と同じはずはなく、中学時代に歩いた山道は、
別ルートの違う道だったのか、ビアマウントまでの道はキチンと舗装されていて、
上まで車でも行けるよう整備されておりました。

ケーブルカーもありましたが、運動して登らなければビールも美味しくありません。
急坂とはいえ整備された道のりで、距離的に言えばさほど大変な道ではありませんが、
高尾山もかなりの暑さと日差し。
歩きはじめて5分ほどで、玉のような汗がとめどなくダラダラ流れてきました。
高尾山・・・つゆだく、汗だくです。
これなら、どうやっても美味しいビールがいただけるに違いありません。

高尾山ビアマウントは2時の開店、1時間前からけっこうな行列で、
人気の高さが伺えます。
料金は男性3350円、女性3000円で、飲み放題食べ放題で完全2時間制。

「今から入店するお客さまの退店時間は4時までです、4時までですよ~!」

と、入る前から退店時間を知らせるアナウンスで、これまた人気の高さを伺わせます。


はたして開店と同時に見晴らしの良い(暑い)席を確保すると、
一目散にビールサーバーに向って、日の高いうちから1杯目の麦酒をゲット。
食べ物は3350円で食べ放題ですから、そんなに立派な食事なはずはありませんが、
高尾の自然の中で飲み食いするというのが、正しいお作法です。

夜店の焼きそばやトウモロコシと一緒で、大事なのがこの雰囲気なんだよね。
ビールもハイネケンや高尾山スーパードライ、ハートランド、一番搾りなど7種類で、発泡酒はなし。

大学生とおぼしき一団は、皿に山盛りのせてバクバク食べてました。


通常、昼間の酒はまわるものですが、運動したあとはそんなに飲めるものではないのと、
暑くて汗で流れてしまうのとで、そんなにはまわることはありません。

ただ、酒飲みというのは意地きたないもので、
退店時間ギリギリ15分前に運んできた、最後の1杯を一気に飲み干したあとに、
何やら、急におなかがゴロゴロと・・・ううう。

退店前に店のトイレに寄ったものの、男子トイレの扉はすべて閉まっており、
このまま待っていたのでは退店時間に間に合わないため、泣く泣く店の外に出ることに。
外のトイレは近くにあったものの、またも扉が閉まっていて、しかも行列ができてる始末です。

しかも人が並んでいるのに、トイレの中で携帯かけてる者がいて、
「あ、おれ。今ケーブルカーの近く。すぐそっち行くから」
と言いながら、いつまでも切ろうとしないので、怒って扉を蹴飛ばす人も。

おかげで、こちらは登る時以上のアブラ汗が、ガマの油のようにタラ~リ、タラ~リと流れます。
私、恥ずかしながら旅先では、たびたび、このようなことがあるのですが、
通勤圏内の高尾山で、こういうこととは・・・いや、お恥ずかしい。


ケーブルは混んでませんでしたが、帰りは余韻を楽しみながら、
ゆっくりゆっくり来た道を下り帰路につきました。
いや、なかなか楽しかった♪
お誘いくださいました方、ありがとうございます!

写真は高尾山薬王院そばの茶屋。なかなか風情がありますね~♪
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活かそう! 発達障害脳

2011-07-10 09:28:50 | Weblog
一昨日、花風社さんから新刊「活かそう! 発達障害脳」が届きました。

当然ながら配本は読者優先なので、デザイナーさんと絵師に届くのは少し遅れます。
ツイッターでは
「読んだ!」
「今まで、モヤモヤしてたものがハッキリした」
「2回読む」といった声が届いていたのですが、
現物を拝むのは、これがはじめて。

いや~、良い本ですね~♪
もちろんゲラの段階で内容を読んではいますけど、やはり本の形になると違います。


「脳」を取り上げてるだけあって、そんな簡単な内容じゃないのに、
ここまで面白く読めるというのが素晴らしい。

長沼先生は、障害脳にかぎらず、どんな人も脳に凸凹を持っていると書いています。
(アインシュタインも左の頭頂葉に異常があり、文字に弱い面があった一方、
 思考実験など右脳的なイメージ能力は高かったとか)。

前頭葉、後頭葉、帯状回などといった、脳の部位の特性を取り上げて、
どこかが弱ければ、そこに隣接した何かに強い面がある。
うーむ。

自分を含めてだけど、まわりにそういう人はいっぱいいるな。

もちろんアインシュタインのような卓越した能力を持ってる人は少ない・・ちゅうか、
そこまでの人はいませんが、
障害者の場合、発達できるブブンの能力を活かして「いいところを伸ばしていく」
ことは十分にできるわけですね。

そういう意味で、この本は障害者やその身内のみならず、
読む人に希望を与える本です。
みなさまには、ぜひご一読をオススメします。

私が描いたイラストやマンガも効果的に使われてますよ。
デザイナーの土屋さん、ありがとうございます!


一昨日は、そんなわけでスタッフ一同が赤坂のトルコ料理・アセナで慰労会。
美味しくいただき、ごちそうさまでした!

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プールでセクハラを注意したら・・・

2011-07-08 05:43:35 | Weblog
一昨日、ジムのプールでウオーキングをしていたら、
ジャグジーでイラン人のロックハート(仮名)が悪ふざけをしてるのが見えました。

ロックハートの悪ふざけはいつものことですが、
今回は何とプールの常連女性、
フジコさん(仮名)に、抱きかかってサバ折りをしてるではありませんか。
ジャグジーからはバチャバチャと水しぶきが激しく上っている様子。


仲間内ではしゃいでいると言えばそれまでですが、周りから見るかぎり
これは完全にセクハラ以上の行為です。

一瞬のことでしたが、その様子をウオーキング仲間とあぜんとして見てるうちに、
二人とも早々ジャグジーから出ていってしったので、その場で何も言うことができずじまい。

しかし、これは看過することができない、本人の為にも言っておいた方が良いと思い、
昨日、たまたまロックハートがプールに来た時に注意しました。


「へい、ロックハート。アナタが昨日フジコさんにしたこと・・・問題だよ」

「ああ、アレ。ダイジョーブ、問題ない。
 ジャグジーにいたフジコさんと、ワタシと、もうひとりいた井沢さん(仮名)とのアイダの話。
 フジコさん、今日ワタシに挨拶してくれた。問題ナイね」

「そりゃ、フジコさんはいい人だから許してくれたかもしれないけど、普通だったら許さないよ。
 あれは周りから見たら、どうみても問題。
 日本であれは止めた方がいいぞ(イランなら、もっと問題なはず)」

「でも、ダイジョーブ。フジコさん、許してくれたね」

うぬぬ。
この辺りで自分の非を容易に認めない、インドから中東にかけての二枚腰の論法にイライラし、
だんだん自分の声が大きくなっていくのを感じました。


「きみがいくら大丈夫と言っても、あれは周りから見たら問題行為だ。
 今後、絶対に止めたまえ!」

「ああ、アナタ・・・もしかすると、フジコさんに気がアルネ?」

・・・ぷちん。

ぬぬぬ、人が親切で注意してやってるのに、このヤロー!
真面目に話を聞かないばかりか、まるで中学生が人を茶化すような言い方しやがって。

「ふざけるな!
 人が真面目に注意してるのに、きみのその態度は何だ。
 問題行動だから、親切に言ってるんだろう。
 今後、二度とあのようなことは慎んで、フジコさんに謝りたまえ!」

「アナタ、声が大きくて私を攻撃する。
 声が大きくて早口だから、ワタシ、アナタが何を言ってるかわからない。
 そんなに人のこと、攻撃するのやめてほしいね」


自慢ではありませんが、国技館でも館内にあまねく応援が響きわたるくらい、私の声は通ります。
プールでは何事かと、みな私たちに注目し、監視員もこりゃ大変と近づいてきました。

それにしても、注意したことに矛先を変えて問題をすり替える手口は、さすがペルシャ商人。

たしかに言い方がキツかったことも確かなのですが、
感情的になって(なってましたが)、言うことを聞いてくれなかったら、
ただケンカを売ってるのと同じですから(ケンカ売ってましたが)、
ようやくこの辺りで冷静になって言い方を変えました。

「ロックハート、きみは日本に来て一所懸命がんばってるから、親切で言ってるんだ。
 日本人は、あれを見たら誰でも問題だと思う(外国人が見ても問題ですが)はず。
 だから、今後はああいうことは止めて、できればフジコさんに謝った方がいいよ」

「わかった、わかった、私が悪かったね。
 でも、アナタも声が大きい。
 声が大きくて人のこと攻撃するのは止めた方がいいね」


・・・ピクン。

この後に及んで、逆に人のことを注意しやがって、このヤローと思いましたが、
まわりも注目してるし、これ以上押し問答しても(してますが)仕方ないので、
「わかった、わかった、私も気をつける」と、ようやく矛をおさめることに。

その後、ロックハートは友人のイラン人と何か談笑しながらウオーキングをしていて、
「コイツ、まったく反省してないな」と思いましたが、
まあ、あれだけ言っておけば、少なくともジムでああいう行為は二度としないでしょう。

また、なかなか謝らない外国人に「私が悪かった」と言わせたのだから、
その点だけは、言っただけの効果はあったかなと思いました。

私がロックハートにキレたのは、これで二回目。
最近まで自称ウツだったのですが、もう完全に回復したようです。


それにしても、外国人はなかなか折れません。
謝ると非を認めることになるので、容易に謝罪しないわけですね。

日常生活で日本人が、それを真似してはいけませんが、
こと外国との交渉などでは、この二枚腰は参考にして良いかもしれません。
(まあ、今回の話はだいぶレベルが違いますけど)。


写真は赤坂のトルコ料理・アセナの人気メニュー、ナスのひき肉詰め。
今晩はこちらで会食。
楽しみです♪
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実は私・・節電してません

2011-07-07 10:35:44 | Weblog
毎年、今ごろならしとしと長雨の続く七夕の頃、
今年は、今から想像するのも暑苦しい猛暑が予想されますが、
みなさま、この夏。
節電されてるでしょうか?

実は私、節電してません。

そういうと目くじらたててお怒りになる方もいるでしょうが、
そもそも、うちは昼間にエアコンかけません。
ベランダの窓と玄関を開け、風通しをよくして蚊取り線香をつけて、
扇風機をまわします。

テレビを見るのは食事の時だけですし、
昼間は部屋の電気もつけず、ほぼ太陽光だけで仕事をします。

夜はエアコンをかけないと寝られませんので、めいっぱいかけますが、
もともと節電とは、電力需要が電力供給量を上回った時に起こりかねない、
大規模停電を阻止するためのもの。

どのみち電力を貯めておくことはできませんから、遠慮なく使います。


善きにつけ悪しきにつけ、日本人ほど何かの大号令があると、
それに向って一気に突き進む国民はないでしょう。
それが日本の組織力の強みでもあり、実行力の高さにつながっていますから、
いちがいに悪いとも言えませんが、
時に「うるさいから、いい加減にしてくれ」と言いたくなる時もあります。

そもそも、何で節電が必要なのかといえば、大規模停電回避のため。
節電、節電と真面目に遵守した挙げ句、熱中症で病院に運ばれる高齢者もいますが、
それでは何にもなりません。

また、こういうことがあると「節電目付け」や「節電奉行」が出てきそうなのもいやですね。
いまのところ、そういう話は聞きませんが、
ゴミの場合は、マンションや町内に「分別奉行」がいて(逆の人はもっと困りますが)、
ガラスのラベルに少しでも紙などがついてると、注意をしてきたりします。

間違ったことはしてないんだけどね。

よく親爺が戦時中の話で、
「お目付け役になった近所の八百屋さんだとか、米屋のおやじさんが急に威張りはじめる。
 おれが戦争をきらいなのは、そこなんだ」と言ってました。

節電で威張りはじめる人は少ないと思いますが、
みなさま、くれぐれも熱中症にはご注意を。


写真は五月技量審査場所ののぼり。
さあ、来週から名古屋場所♪
ひさびさの本場所に、今からわくわくいたします。
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自称弱者の横暴と黄昏

2011-07-06 10:22:05 | Weblog
むか~し、厚木市で臨時採用の教職員をしていた時のこと。

授業中、教室の外に出てフラフラしたり、
スキを見ては下級生をいじめるといった生徒も多く、
仕事がら注意しないといけないことも多かったのですが、
明らかに生徒側が悪い時でも、これがけっこうストレスになりました。

問題行動を起こす生徒の言うセリフは決まっていて、
「何でオレばっか!」
「どうして、アイツに注意しねーんだよ!」
「サベツだ、サベツ!」
といった問題のすり替えです。

実に幼稚なリクツではあるのですが、これが教師の手を緩めるには、
時としてかなりの効果がありました。

自分で良くなろうとする努力をしない、典型的な責任転嫁ですが、
中学生の問題児にそのことを諭すのは至難の技です。

つまり、その発言には
「オメーがオレにしたことは、少なくともオレはサベツと見なすからな」
という意味が含まれているからです。
もちろん、事の善悪は別にしてですね。

最終的にそういう発言を繰り返す子は、すべて自分に返ってくるのですが、
教師の仕事は復讐することではなく、問題のある子を正しい道に戻すことなので、
自分で自分をダメにしていく生徒の様子は、見るに耐えないものがありました。


昨日、拙ブログにアップした松本議員のバックグラウンド、
同和問題には、実はこの中学生の言動に共通するものがありますし、
コメントにありました、障害者関係の自称弱者の横暴も実は同じものがあると思います。

をかさに「書いたら、その社はおしまいだから」という元大臣。
精神障害者を抱えるものであれば、犯罪をも許される。
むしろまわりで障害者に配慮すべきだという(支援者の)理屈は、
「何でオレばっか」という中学生の理屈が、
権力を持って巨大化した図式のほかなりません。

中学生なら、ボクシングでもさせて更生の道を開いてやることができますが、
始末わるいことに成人した自称弱者は、相手を屈服させる術を心得てますから、
下手すればこちらが言いなりになりかねません。

ともあれ、昨日のドラゴン辞任劇は、それでも時代が動いているのを感じさせるものでした。
まあ、自称弱者に対するメディアの弱腰は簡単に変わらないでしょうが、
今後の動きに注目です。

今回、東北放送はよく頑張ったと思います。
(ライブドアの記事では、”よくやったTBS”という記事がありましたが、
 それって東北放送TBCの間違いだろ。
 TBSが一番弱腰なのに・・・ホントにあそこの記事は雑ですわ)。


写真は先日購入した貝印のブランド庖丁、「旬」です。
切れ味、初日にくらべてニブってきたので、もう研がないといけないかもしれません。
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松本大臣と同和活動

2011-07-05 09:18:56 | Weblog
松本大臣の暴言、今朝のNHKニュースでも取り上げていて、
波紋を広げているようです。

大臣の暴言は論外ですが、注目すべきは拙ブログのコメントにもあったように、
松本大臣が3代にわたる同和問題の活動家だったことでしょう。

20年前だったら、メディアも腫れ物にさわるように、
松本大臣の暴言を取り上げないところでしょうが、
色々な意味で時代は変わってきたということでしょうね。


30年以上、ビタミン飲料のCMで、渥美清さん(だと思った)が
「ヨ、お疲れさん!」というコピーの「ヨ」が、
同和差別の「四」(四つ足の”ヨ”)を思い出させるというので、
「ヨオ、やるじゃない」に差し替えられたことがありました。

これなど、ほとんどインネンの世界ですが、
それがまかり通るほど、強い力があったということですね。

それが以前ほど神経質でなくなってきたわけですが。


弱者が強者になることは、昨今では珍しいことではありませんが、
おそらく松本大臣は、いつの間にか(あるいは生まれた時から)
”狐の威を借る虎”になっていたのでしょう。
大臣は、自分は何を言っても憚ることのない立場だったでしょうし、
反対に、他人には何も言わせない立場で、ずっと還暦まで過ごしてきたのですね。


本来、同和問題の活動家であるなら弱者に対する配慮があって然るべきです。

それが、東北の震災被災者という、紛うことない弱い立場の人たちを前にして、
「助けない」
「書いたら、その社はお終い」
といった発言をするとは・・・。

被災者や知事に対する無礼はもちろんですが、
これでは差別と真剣に戦っている人たちのイメージダウンに繋がりかねません。

本来なら、このことは話をする価値もありませんが、それでも国政にかかわる大臣の挙動。
一刻も早くお辞めいただきたいと思う次第であります。


・・・って、何?
辞任の意向?

よかった、よかった。


写真は先月の柔道合宿のようす。
山梨のさる道場です。
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松本復興担当大臣の暴言

2011-07-04 09:31:02 | Weblog
昨日、ツイッターをチェックしていたら、猪瀬福都知事のリツイートがまわってきました。

民主またやっちゃった。国側の出遅れを詫びるが先。
小泉さん「野党の人って権力握ると命令すればできると思っちゃうんだね。
権力半分、信頼半分なのにね」と至言。 RT

という猪瀬福都知事のコメントを目にし、何だろうと見てみると、
それが松本復興担当大臣と宮城県知事が会った時の画像でした。

いや、見てびっ栗!

大臣の態度があまりにひどい。
時代劇の悪代官でも、ここまで人を不愉快にさせることはできないでしょう。

百聞は一見にしかず・・・まあご覧くださいまし。


先日、私は拙ブログで、
菅直人が本当に総理の座にしがみついていたい一心で、
今の政権を継続させているのか?
一国の総理になる人間が、本当にそんな理由でトップにしがみついてるものか?
という疑問を呈したのですが、
松本大臣の態度を見ると、威張りたいので大臣をやっていると言われても仕方ありませんね。

(指名した菅さんも同じ穴のムジナで、同類なんでしょうな。
 代わりが見当たらないのが、何とも情けない)。



このブログをお読みの方はご存知と思いますが、
私は左翼系の人が、世の中を動かしてはいけないと思っています。
(松本大臣は元社民党。プロフィール、ぐぐってくださいまし)。

なぜかといえば、彼の人たちのスタートラインが、
資本主義の原理である競争を否定するところから始っているからです。

資本主義の競争すべてが良いとは言いませんが、
少なくとも日々の糧をえるために働こうとしますからね。
”努力をしないと報酬が得られないシステム”が整っているのは、
そんな意味でわるいことではありません。

社会主義の崩壊は、働く者と働かない者の報酬が同じという、
人間そのものがわかっていないことから起こったと言っても過言ではないでしょう。

社会主義においては、人間はすべて平等でないといけないはずですが、
面白いことに、資本主義社会よりも地位や権力に執着する傾向があります。

また、先に挙げた小泉さんの言葉ではありませんが、
「権力握ると命令すればできると思う」のは、まともに商売をしたことがないからでしょうね。

松本大臣は、知事が出迎えて挨拶をしなかったことに腹を立てたみたいですが、
普通に商いをする者だったら、
「あんな態度をとったら、かえって小物に思われる」ことがわかるはず。

本来のビジネス、商売は、客の気持ちを汲んで、
互いの利を得るために動くのがスジのはず。

それなのに、自分を「客」と言って憚らない厚顔無恥な態度。
本来なら、はじめに国が被災した県民に謝罪するのがスジでしょう。
一時が万事で、今の政権の本当の姿を垣間見たようで、何とも情けない気分です。

国民のことは、やはり考えとらんな。
わかってはいたことですが。


写真はヤマガタ・サンダンデロの「岩ガキとモロヘイヤ」。
夏にはぜひ味わいたい逸品です、
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練馬のホームセンター、オオカワでお買い物♪

2011-07-03 10:53:37 | Weblog
昨日は震災後はじめて、石神井公園にある嫁の実家に行きました。
ご挨拶もあるけど、ヤマガタ・サンダンデロの壁画の残りを埋める
パネルの木材を購入するためでもあります。

赤坂周辺というのは住むと意外に不便なもので、
安いスーパーが少ないのと(あることはある)、
近所にホームセンターみたいなものが少ないことでしょうか。

外苑前にOlympicがあるけど、木材の種類が限られてますし、
豊州にもホームセンターはあるけど、豊州まで行くくらいなら、
しばらくぶりに義母のご尊顔でも拝しに行った方がねえ。

石神井公園から大泉学園のあたりでは、
スーパーバリュー(旧名オオカワ。みんな今でもオオカワと呼んでます)という、
格安のホームセンター兼スーパーマーケットがありますが、
ここの品揃えと価格の安さがすごい。

目的のベニヤと角材を購入したあとは、サービスカウンターに木材をあずけて、
日用品の買い物です。
(サービスカウンターの前にはペットショップまである! 
 義母の駄犬、ビンゴはここで購入しました)。

肉や野菜などは、それ自体はそんなに質が良いとも言えのですが、
それでもクオリティと値段の割合が安い!
昨日もそこそこ旨そうなカナダ産麦豚が100g98円!

港区なら100g168円くらいで売ってる品ですから、
暑さも省みず、思わずゲット。
ベーコンも100g100円くらいなのでゲット。

北海道バターが289円、これもゲット。
大ぶりのお大根1本10円、これもゲット。

よく考えたら、うちの周辺でもこのくらいの値段で売ってる店はあるのですが、
一度の購入できるところはありません。
勢いで買ってしまうんですね~。

で、けっきょく会計を済ませたあと、持ち帰り保冷用の氷が殆どなくなっていて、
底にがらがら残っているものを、ようやくかき集めた次第。
その分重くなって、帰りは大変でした。

港区にホームセンターできないかな~。
セブン区議、そんな話を持ってきてはくれませんかね?
やはり、家賃が高すぎて難しいのかな。


イラストは偶然ツイッターで教えてもらった、父のイラストです。
高専の副読本みたいですが、分子に顔が描いてあり、
何でも顔を入れたがる私のクセが親爺譲りなことがわかりました。
親子もつまらないところ似るものです。
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反原発デモ・・どうぞ猛暑日におやりなさい

2011-07-02 09:57:43 | Weblog
今日から7月。

世間が節電モード大合唱の中、
暑いと言うのも憚られる6月の猛暑でしたが、夏本番はこれから。

拙ブログでは、とりあえずソフトランディングの脱原発を申しあげたものの、
意志薄弱の管理人、この暑さに前言をひるがえしたくなってきました。

電力供給ピーク時の節電は心掛けてるものの、
さすがにエアコンなしで夜は寝られません。
6月はじめにエアコンの掃除は済ませてあるので、
就寝時はフル稼働しているところです。


反原発デモのみなさんは、こころなしかお静かですね。
どうせなら、猛暑日を選んで数万人規模のデモでも行えれば、
反原発への熱意が伝わってきて、説得力があるかと思います。

エアコンは必要、原発は不要では説得力がありません。
この機会に、民意をとりつける意味でも、集会による購買の促進という意味でも、
ぜひまた反原発デモをおやりになったら如何でしょう。


一般家庭の電力使用は、個々の意識にまかせるしかないと言っても、
企業の節電はなかなか難しいと思います。

中には自宅出勤なんて方法をとってる会社もあるみたいですが、
家でエアコンをつければ、全体的に見てかえって電力使用を増やしてるように思えます。

まあ企業は目標の削減率に達成できるでしょうが、これはまさに本末転倒な話です。


ひとたび目標設定をすると、日本人ほどそれに向って邁進できる国民はいないでしょう。
そこがわが国の強みでもありませんが、
ひとたび何かに向って進みはじめると、本来の目的を忘れて進むのが日本人でもあります。

節電本来の目的は、電力受容が供給に追いつかなくなった場合に
”起こるかもしれない大規模停電”を防ぐためです。
不要な節電・・・というと、言い方は変ですが、
作業効率を鈍らせる節電というのも如何なものかと思うこの頃です。


インドはフクシマ後も、積極的に原発を推進するみたいですが、
(しかも国内すべての原発を廃炉にすると宣言した、あのドイツの技術協力で行います)
あの国の暑さじゃ、原発なしでエアコン電力の供給は不可能だろうな。

この暑さは、そんな意味で原発のあり方をもう一度考える機会になるかもしれません。


写真はヤマガタ・サンダンデロのまかない料理。
杉浦チーフの作った庄内牛スジとゴーヤーのカレー。
さすが、まかないもヤマガタ・サンダンデロの味でした。
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脳みそを緩ませるインド音楽

2011-07-01 09:55:35 | Weblog
昨日はヨガ歴20数年という友人に誘われて、五反田文化センターホールに、
インドのシタール奏者チャンドラカント・サラデシュムク氏のコンサートに行きました。


チャンドラカント氏は、8歳であのラヴィ・シャンカールを驚嘆させたという天才で、
インド本国はもとより世界的に活躍するインド・シタール奏者の第一人者・・・(プロフィールより)。

・・・なんて、私はこの演奏家のことを少しも知らなかったのですが、
いや、さすがに本物は違いますね!
何より驚いたのは、演奏を聴くことによって脳が弛緩することです。

もちろん脳がリラックスする効果はクラシックやポップスでもあるのですが、
アタマの緩む部分が違うとでも言いましょうか。

通常、クラシックやポップスの場合、
口ずさみたくなるメロディがあって、それが耳に心地よさを与えるのですが、
昨晩聴いたインド音楽には、そんな耳に残るようなメロディはありません。
私のような素人が聴くと、決まったメロディの判別は難しい。

逆に言うと、クラシックにあるような美しいメロディは、
自分の感情がその旋律にそぐわない場合だと、
不快に感じる(あるいは飽きてしまう)のですが、インド音楽にはそれがありません。

演奏はシタールの静かな独奏にはじめから、
タブラ、マリダンガムといった打楽器が徐々に加わり、
同じフレーズの反復が延々、30分40分にわたって繰り広げられます。

寝てしまうかな~なんて思いましたが、
音の反復が繰り返されることで、かえって脳が覚醒し、
脳みその芯が開いていく感触を覚えたのは不思議です。

(私の場合ですが、ストレスがあると脳の芯が絞まっていく感触を覚えるのですが
 この場合、反対にそれが開いていく感触ですね)。


実際にチャンドラカント氏はシタールによる音楽療法を行ってるそうです。
ご本人は「何ができるのか断言はできません」と言っているようですが、
たしかに昨日の音楽を聴くかぎりでは、そのような効果があるのかもしれません。

爆睡してた人もいますので、何とも言えないところですが(まあ気持ち良かったのでしょう)、
少なくとも私にはそんな効果があったのだと思います。
これはモーツァルトを聴いた時の生理的快感と、また少し違うのが興味深いところ。
(インド音楽を聴かせて、牛が乳をいっぱい出すかどうかは疑問ですが)。


おそらくは、インド音楽のルーツは、西洋音楽のような純粋なアートではないのでしょう。
ヨガや禅に共通する修行の一環として、
脳波や呼吸のコントロールを補助する役割があったのかもしれません。

いや、インドは深いわ!
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