小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

教え子からのメッセージ

2011-07-12 06:30:07 | Weblog
今朝方と昨日、教員時代の教え子2人からfacebookを通じて、
「お久しぶりです」メッセージが来ました。
ひとりは、今から15、6年以上前に会ったのが最後。
もうひとりは学校を去ってから会ってませんから、24、5年になりましょうか。

いや、便利な時代になったものですが、あの時私はまだ20代。
メールをくれた教え子も、名前が変わってお子さんがいたりと幸せそうです。
いや~、良かったねい。

あの時の教え子は、すでに30代後半・・・
そろそろ人生、波風を受ける時代に突入するはずですが、
みなさん、元気にやっているでしょうか?
私が教師をやっていた年を、みなさん、とうの昔に追い抜いてしまったわけですが、
何人かは、連絡ある生徒もいて、それぞれ各々の人生を歩んでいるようです。


あの時、まだ私は20代でこわいものしらずでした。
2年で教師を辞め(臨時採用だった)、インドを放浪し(中田のこと言えません)、
帰ってきたらバブル全盛がやってくる直前で、あっさりデザイン会社に再就職。
29歳頃の話でした。

土星が太陽のまわりを公転するのに29年かかるそうですが、
私のまわりを見ても、人生の転機が来るのは29歳という人がけっこう多い。
(ブッダも29歳で出家しています)。

教員時代は根拠のない自信に満ちあふれていて、つまらない大口をたたいていてましたが、
やがてバブルがはじけ、時代とともに私自身も下降線をたどる時代に突入。
横浜は綱島のアパートで、つげ義春のマンガにあるような、悶々とした13年の歳月を過ごしました。

結婚を機にそこを脱出し、
今住んでいる、赤坂のマンションに越してきたのが丁度10年ほど前。
しかしながら、まだ大したことを成しえてません。
でも、これで終わるつもりはありません。
(暮らしていくだけでけっこう大変なんで、大口叩いちゃいけないんですが)。


本当だったら、そろそろ自分を社会に還元していかないといけない年なんですが、
できれば自分の仕事を高め、かつ社会に還元できる、
嘉納治五郎先生の言う「精力善用自他共栄」の精神を実践できればいいな。

教え子のメッセージで、ちょっとそんなことを考えました。
友達リクエスト、ありがとう。
なんだか、とっても嬉しかったです。

写真は高尾山ビアマウントから眺める八王子の山々です。


明日より3日間、松江出張ですのでブログはお休みいたします。
どんどん松江店に飾られている私の壁画も見てきます。
楽しみですが、ドキドキします。
コメント (8)
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