小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

ズコットとワールドカップ

2010-06-13 06:54:09 | Weblog
昨日は2日連続の外食でした。
実家の母と弟、家内の4人で上海饅頭店に行きました。
点心の店で、メディアにも露出しているようですが、
肝心の小籠包はまあまあかな~。

ただ母が胆石の手術をしてから、約1ヶ月ちょっと。
回復は順調そのもので、こうして家族で外食に行けるのは何よりです。


と、ここまでは良かった。

食事のあとは実家にもどり、
昨日、伊勢丹で購入したアル・ケッチァーノのズコットでお茶。
ズコットというのはドーム型をしたイタリアのケーキで、
ローマ法王の帽子(zuccotto)に似た形をしているため、この名があるといいます。
スポンジケーキをベースに敷き、生クリームを詰めて作るお菓子で、
ここのズコットはクルミや木の実、チョコレートなどが入っているのですが、
セミフレッド(半冷凍)状態にして食べるのがベストです。

食べようと冷蔵庫からいったん出したところ、
お茶に淹れる湯が足りず、家内が水から沸しはじめました。
暖まっては美味しくないので、もう一度冷蔵庫にしまおうとしたら、
3人から「いったん出したものをなぜしまう」と集中砲火を浴びてしまいます。

私も”本来ならセミフレッドで食べるものなんだから、なるべく冷やした方が良い”と、
そう言えば良かったのですが、多少のお酒が入っている上、
韓国vsギリシャ戦を見ながらだったため、アタマが上手く働きません。
「どーせオレが出し入れするんだから、勝手にさせてくれ」と
冷蔵庫から出す出さないので、しょーもない押し問答を続けます。

それこそお湯を沸す時間なんて僅かな間なんだけど、
昨日の暑さでは、すぐお菓子があったまってしまう。
仕方なく、強行にズコットを冷蔵庫に入れ戻したところでお湯が沸いてお茶が入る。

あ~あ。時すでに遅しで、せっかくのズコットの先端部分(ホールでは中心部分)は
かなりぬるくなっているではありませんか。
まだ真ん中あたりは好い加減に冷えているのが救いかな。
母と家内は「なるほど、これは冷えていた方が旨い」と、後づけの納得をしてましたが、
弟は知らぬ顔の半兵衛で、もくもくと、もしゃもしゃとケーキにかぶりついていました。

よくいう食べ物の「こだわり」というのは、
ちょっとのことで味に大きな違いが出てしまう、理由があるからなのですが・・・。
それにしても、たらふく食べたあと
たかがケーキ(されどケーキ)に、まっこと食い意地の張ったお恥ずかしい話であります。


その後、韓国vsギリシャ戦は
「キリがない」と弟にいきなりスイッチを切られ、仕方なく帰宅。
(ここここ、このヤロ~!
 うちは私以外にスポーツ観戦に興味がない家族なのであります)。

帰って韓国vsギリシャ戦の続きを見ようと思ったら、
家内が「曹操の墓」をさぐる番組を見はじめ、そちらにおつきあい。
見てるうちに眠くなり、ネットで韓国の追加点を確認してから床につきました。
家でも実家でも、何の権限もない私です。ううう。

写真は問題のズコットと伊勢丹催事場です。
コメント (2)
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