小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

トモダチ作戦の風邪薬

2011-04-02 08:06:19 | Weblog
米国に住んでいる絵描き友だちから、こんなメールが届きました。

近所に住んでいる、日本人の友人の息子さんがトモダチ作戦に参加していて、
トモダチ作戦の載っているNYタイムズを送ってくれたのですが、
その中で、被災地でも風邪が深刻な問題で、米軍は風邪薬の提供を申し出ているが、
日本の法律で受け入れられない、アメリカは日本に早急に特例措置を求めている。
と言う記事がありました。
(空母には常時食料や薬をたくさん保持しているので、
 7700本の冷凍ホットドックは受け入れられたようです。)

それが気になってYahooなどで、受け入れられるようになったのか?と言う記事を
探しているのですが、見つかりません。
小暮君なら、どうなったか、知っているかな、と思って。
私が気にしてもどうなるもんでもないけど、
今、母が風邪をひいていて、何を言っているか解らないものすごい咳で、食べ物ものどを通らない、
避難所の人がこの状態は、緊急にアメリカのでもなんでも早く薬をあげて欲しい。
世論批判、特例認可と言う記事を期待しているのですが。
知っていたら教えてください。


いやー、残念。
風邪薬の話自体はじめて聞きましたが、
昨日のブログでも書いたように、
支援物資や義捐金でさえ、平等に配るというという名目で、
未だ誰にも配ってないところがあるわけですから、
風邪薬を超法規的に認可することは考えられないと思います。

俳優の梅沢富美男氏が、一座のトラックで義捐物資を届けに行ったそうで、
そこで足りない物資を取りに行ったところ、
あるところには食べ物でも毛布でも山のようにあるけど、
そこの担当者は、上からの許可がないと出せないとのこと。

じゃ、いったい「上」って誰だと聞いても、わからないの一点張。

今日もテレビを見ていたら、
被災地では高齢者の急性肺炎(しかもレジオネラ菌!)が流行っているそうです。
私の父も肺炎で何度も入院していましたが、高齢者の肺炎は致命傷になります。

この際、外国の風邪薬でも何でも使わせた方が良いと思うのは乱暴でしょうか?
ダメだというなら、納得のいく理由がほしいものです。
これも優先順位が間違った例に思えますが、如何なものでしょうか。

できない理由、やらない理由はいくらでも作れるものですゆえ・・・。


写真はヤマガタ・サンダンデロのアスパラとスクランブルエッグ、庄内豚のプロシュート。
ふだんは捨てるアスパラの皮をバーナーで焦がして添えた一品です。
コメント (8)
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