つらいと思う日々に

いたずらにわが身世にふる・・・

この身の終わりに

2009-05-29 | Weblog
いよいよこの身が終わる時、
立ち向かえるか、怖気付くか、
広大な宇宙のごとき暗夜の壁がこの身に迫る。
その時、まばゆいばかりの白さとなって、
一点の光が身を包む。
瞬時に放射状になった光の矢に覆われた身は、
地も無く天も無く恐怖も無く、白い靄の空間でもない空間にいるように感じられて
どことなく移動している。徐々に速さが加わわるのを感じているが、
ただまばゆいばかりの白い空間が流れるように感じる。
心地よさを覚えながら、一点の光が見て取れる。
嗚呼、そうだったのかと悟ったのも束の間に、身は
光に包まれた。記憶は現象となって風景が現れた・・・



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