38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

暦は霜降、でも蒸し暑い。

2011年10月24日 | 農と暮らしの日記
今日出荷した野菜セットのうち、ひとつの箱の仕上がりの様子。
軽いものを一番上に載せるから、人参まびき菜、サンチュ(赤と緑)、蕪(かぶ)まびき菜の姿が見える。その下には、里芋、さつま芋、小さい茄子、小さい人参、大根まびき菜、つるむらさき、オクラが入っている。このお客さんは首都圏宅配便の「ご近所4軒あいのり」で、写真の箱はそのうち同じサイズの2人分、同じ野菜が2包みずつ。別の箱には1サイズ大きい2セット分を詰めた。

人参まびき菜はこの秋冬最終の人参の1回目のまびき。
蕪まびき菜は2回目の蕪で、ぼちぼち蕪の部分が丸みを帯び始めている。いまならおひたしにしても柔らかく、香味も豊か。右上のサンチュ、実は本当に「サンチュ」(かきチシャ)なのは緑のほうだけで、赤いのはサニーレタス。サンチュと同じように下葉を次々にかきとって収穫している。まだレタス類が品薄なので。今日は雨上がりで日照不足だったからだろう、赤味が弱いのが残念。



月曜、ほぼ終日曇りで、午前中は時々日差し。
暦の上では二十四節季の「霜降」だけれど気温は「夏日」に近い。

午前:収穫、荷作り。各種まびき菜の収穫に時間がかかる。
午後:薫が配達に出て、僕は宅配便のほうの荷作り仕上げ。13時半頃に薫が戻り、遅い昼ごはん。
夕方:16時過ぎから畑に出て、小松菜の中耕除草、そして空豆をまた1品種、1列分種播き。これもオクラの畝に不耕起で。

<本日の野菜セット>
ほぼ、冒頭に書いたとおり。小さいセットは1~2品が抜ける感じで。




朝のラジオ、子育て相談の投稿にこんなのがあった。
曰く、来春小学校に入学するのにまだ平仮名の読み書きができない。お友達はみんなできてるみたいなのに、うちの子、大丈夫かしら、と。

晩ごはんのとき、真に聞いたら。
「そんなん、ええやん、学校入ってから習うんやけん」。真も入学してからずいぶん長いあいだ、いわゆる「鏡文字」だらけだったが、やがて問題ないレベルになったようだ。4年生のいまもノートや連絡帳は怪しい漢字だらけだけど。

いまはたぶん、4コマ漫画の「サザエさん」でけっこう国語の勉強してると思う。
昔の作品だからとくに難しい言葉が出てくるのだけれど、このあいだ「ぜんけん」(講和条約の全権のこと)ってわかるん?と聞いたら、「わからんけど、オチはわかるけん」。
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